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「セクシー田中さん」原作者である芦原妃名子さんが亡くなって2週間以上経過した後、やっと日テレが社内特別調査チームの設置を発表しました。

 

出版社である小学館や外部有識者などの協力も得て「ドラマ制作部門から独立した態勢」で「真摯に検証」すると表明していますが、それを前にして、外部から見える明らかな問題点があると指摘がされています。

 

 

 

 

「セクシー田中さん」実写化を巡る時系列

 

 

2023年

5月 主演女優 木南晴夏がベリーダンスを習い始める

 

→これはクランクアップ後に木南さん自身がコメントしています。

「ベリーダンスのレッスンを5月から始め、9月に撮影にクランクイン。計8か月ベリーダンスを練習してきました」

 

 

6月 原作者 芦原妃名子さんがドラマ化承諾

 

削除された芦原さんのSNSで、

「ドラマ化のお話しをいただき、当初の数話のプロットや脚本をチェックさせていただきながら」承諾したこと言及

条件は

「原作に忠実に」

「そうでない場合加筆修正する」

「ドラマオリジナルとなる終盤は原作者があらすじからセリフまで用意する」

 

 

8月31日 この時点でも、まだ8~10話はあらすじとセリフを脚本家に渡して書いてもらう予定であり、作者が書くという話にはなっていない

 

←10月中旬発売のコミックスにて判明

 

 

9月 ドラマクランクイン

 

 

10月 放送スタート

 

 

12月24日 最終回放映後、脚本家相沢友子さんがインスタで

 

「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」

 

 

12月28日 脚本家相沢さんがインスタで

 

「最終回についてコメントやDMをたくさんいただきました。

まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話の脚本を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします。

ひとりひとりにお返事できず恐縮ですが、今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています」

 

 

当時は原作者である芦原さんへの悪口がネットに多数書き込まれる事態に。

 

 

日テレの公式も、最終回に批判的なコメントにばかり「いいね」をしていたり、年が明けてからは原作者なしのドラマ打ち上げがあったりしました。

←文春が直撃したところ、機械的に行ったことであり、内容は見ていない。肯定的なコメントにいいねが付いてないものがあることについては、時間で区切って「仕事」したから、とのこと。

 

 

そして、1月26日、芦原さんがSNSで小学館とも相談の上、原作者がブログとXでドラマ化の条件や自分が脚本を書くことになった経緯を公表。

 

 

1月28日にそれが削除され、芦原さんが失踪。

 

 

翌1月29日、芦原さんが亡くなったことが報じられました。

 

 

「セクシー田中さん」原作のちょい役がちょい役でなくなっていた

 

時系列で見れば見るほど思う事もあり、日テレには本当に本気で取り組んでもらいたいところです。

 

 

特に、芦原さんは制作側の窓口はプロデューサーのみだった、プロデューサーは一度そのまま書くよう伝えたはず、なども書いており、相沢さんの「何も知らなかった」との整合性が保てていません。

 

 

 

脚本家・相沢友子が芦原妃名子さんを追悼。「何も知らなかった」で全責任は…

 

そのあたりも含めて事実を知るために気になる指摘をしている記事がありました。

 

 

「セクシー田中さん」の原作とドラマについて、デイリー新潮でファクトチェックを行ったところ、ほとんどが原作通りに仕上がっていたとのこと。

 

 

それが、何度も繰り返された芦原さんによるチェックや書き直しの成果だったんでしょう。

 

 

だからこそ目立つ違和感があったとか。

 

 

[以下引用]

おかしな役が、ある。  

 

原作は主人公「田中さん」とこれを慕う後輩女性、そして周囲の4人の男性が軸となっている。それ以外の登場人物はあまり多くない。ところが番組の公式ホームページをみると「人物相関図」の中に見慣れない名前が4つ並んでいた。

 

「景子」「アリサ」「絵麻」「花梨」。ベリーダンス教室のクラスメイトで、「アクティブな性格でピラティス、ワイン教室にも通っている」「スーパーのレジ打ちのパートをしているが、子育てがひと段落ついた」などのキャラクター設定も掲載されている。そしてこれらの役には乃木坂46の元メンバー生駒里奈さんやファッションモデルなどの著名人が起用されていた。

[デイリー新潮]

 

これらのキャラは原作にはない、正確には原作にはセリフもほぼないただのクラスメイト的な完全なモブとしているだけで、ストーリーの展開にも関わっていなかったとのこと。

 

 

その結果、ドラマでも短いセリフが1話に1つあるかどうか、セリフゼロの回もあったそう。

 

 

そんな役に、なぜ著名人がオファーされたのか。

 

 

記事を書いた方がテレビ局員だった頃の記憶から推測したのは、

 

 

「原作者に『原作に忠実にする』と約束して映像化を許諾してもらうよりも前の時点で、テレビ局側は原作の改変ありきで勝手に役を作り、キャスティングをしてしまっていた」  

 

 

という可能性です。

 

 

時系列にあげたように、木南さんが映像化を了承する前にベリーダンスを習っていたことからも、その可能性は高いのでしょう。

 

[以下引用]

本来であれば最初に原作者との間で条件を決め、その後に全てが動き始めなければならないはずだ。だがこれを無視してこっそり役を作りキャスティングを先行させれば、プロデューサー側は既成事実を作ることができる。そうすると外堀を埋められ独り残された原作者は、これを跳ね返すのが容易ではなくなる。それは原作者の泣き寝入りを狙うシステムのように思える。

[デイリー新潮]

 

 

例えば、「のだめカンタービレ」の千秋先輩が岡田准一さんでキャスティングされていたのを原作者がはねつけた結果、他局でドラマ化されたと言われています。

 

 

また、23年前には堂本剛さん主演で「動物のお医者さん」をドラマ化しようとしていた日テレが、原作者の許可なく企画を推し進めていたため拒絶され、「向井荒太の動物日記」というオリジナルドラマになったとか。

 

 

これらは原作者が強固に断ったケースですが、そんなうまくいく場合ばかりではないでしょう。

 

 

「海猿」は、周囲を固められて断れないところで話が来たと明かされています。

 

 

 

伊藤英明が恥の上塗り。「海猿」佐藤秀峰氏が時系列指摘で原画の扱いにも疑念

 

 

オリジナル、原作あり、どちらの作品でもキャスティングありきでドラマが作られてるのは常々言われています。

 

 

それが芸能事務所と制作の癒着なのか、人気先行なのか、わかりませんけど、そういうところがテレビをつまらなくさせているとも言われています。

 

 

案としてキャスティング候補を挙げるのはアリですが、もうオファーを出して、ベリーダンスを習うなど準備を始めているのはプレッシャーですよね。

 

 

そういう作りきったモノ勝ちみたいな強気な姿勢で、最初の「原作に忠実に」といった芦原さんの希望が反故にされていたのかも。

 

 

今回本気で日テレが調査すれば、いろんなことがわかりそうです。

 

 

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日テレの2023年10月クールの連ドラ「セクシー田中さん」の脚本家・相沢友子さんが、原作者の芦原妃名子さんが亡くなった後、初めてコメントを出しました。

 

 

 

相沢友子の追悼文全文

 

[以下引用]

「このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます。

芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。 いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。

そして今もなお混乱の中にいます。

SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。

もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。

あまりにも悲しいです。

事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。

今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。

お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。

芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします。

2024年2月8日相沢友子これを最後に、このアカウントは削除させていただきます。

[相沢友子さんインスタより]

 

つまり、芦原さんが実写化を了承するにあたり条件として出し、切に望んでいた

 

 

「必ず漫画に忠実に描き、忠実でない場合は芦原さんが加筆修正する」

 

「完結していない原作漫画の今後に影響を及ぼさないよう、ドラマ終盤のあらすじやセリフは芦原さんが用意する」

 

 

を、脚本家である相沢友子さんはまるで知らなかったと。

 

 

これをただの言い訳ととる人もいるかもしれませんが、案外本当なんじゃないかと思います。

 

 

確かに原作者と異なり脚本家は基本的には発注元に忠実に仕事するはずなので、ちゃんと芦原さんの希望を聞いていたのであれば、毎回原作を大きく改変したプロットや脚本が提出されることはなかったでしょうし、

 

 

「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急遽協力という形で携わることとなりました」

 

「『セクシー田中さん』最終回についてコメントやDMをたくさんいただきました。まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします。」

 

 

なんていう投稿をすることもなかったのでしょう。

 

 

そもそも相沢友子さんは原作を大幅に改変するということで有名な脚本家です。

 

 

日テレが本気で芦原さんの希望をきく気があったなら、相沢さんには依頼しなかったんじゃないかと思っていました。

 

 

つまり相沢さんの主張は、相沢さんにとっての真実なのでしょう。

 

 

ただ、一話目から何度も脚本が戻って修正指示が出るたびに、何も感じなかったのかなとは思いますが。

 

 

そういう機微がなくても脚本家とは。

 

 

もう一つ、知らなかったから、あのSNSのように思うのは仕方なかったかもしれないけれど、それをそのまま発信したことを「軽率」「反省」で済ませていいのかなと。

 

 

相沢さんがそこに書いたことで、結果、芦原さんが反論せざるを得なくなったのに、わかっているのかなと。そこは相沢さんに詳細を伝えなかった日テレの責任とは違うんじゃないかなと。。

 

 

芦原さんが亡くなる前は「原作者」呼びだった、そういうところからも、いろいろ察することができますよね。

 

 

故人である芦原妃名子さんの遺志とは。

 

それが本当なら、伝えなかったのは誰か、という話です。

 

 

つまり小学館か日テレが悪いということになります。

 

 

これはもしも事実が違うとしても、そうでないとだめですよね。

 

 

ネットの声は大きくて、個人では対応できません。

 

 

今回、相沢さんが追悼コメントを個人のSNSで発信したのがまた不穏です。

 

 

相沢さんも個人です。

 

 

なぜ相沢さんのコメントを日テレ経由で発表しなかったのか、非常に心配になります。

 

 

一部の記事では、芦原さんは自らのSNS投稿が原因で脚本家を責める声が膨大になったことを苦にして亡くなったのでは、なんて書いている人もいました。

 

 

また、小学館は、社員に対する説明会で、今後新たな見解を発表するつもりはないとしたその理由を、芦原さんが亡くなる直前に「攻撃したかったわけではない」としてからSNSを削除したから、その遺志を尊重したいと説明しています。

 

 

芦原さんは亡くなってしまったので、本当の遺志はわかりません。

 

 

でも、この寒い中、東京に住む芦原さんが、わざわざ栃木県の、交通の便がいいとも言えないところまで行き亡くなった、その意味も考えてほしいです。

 

 

少なくとも、突発的に思い立ったことではなかったはずです。

 

 

連載を抱えながら希望通りになっていない実写化の脚本に携わるというのはどれだけのストレスだったのでしょう。

 

 

何も知らなかったとはいえ、脚本家がまるでわが物のように、原作者である芦原さんを軽く見ていることが明らかなSNSを投稿されて、どれだけ消耗していたのでしょう。

 

 

「セクシー田中さん」の実写化にあたり、芦原さんが当初から希望していたように、原作に忠実に、原作で書いていないエンディングは芦原さんが書く。

 

 

それがストレスなく実現していれば、芦原さんが亡くなることはなかったのでは。

 

 

「海猿」の佐藤秀峰さんが指摘していたように、芦原さんは繊細だから傷つき亡くなったのではなく、普通の人が死を選ぶほどに傷ついた。それだけのことが原作軽視であると、日テレ、小学館、その他すべての原作を映像化することに関わる人は肝に銘じなければいけませんね。

 

※これも名作です。

 

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「セクシー田中さん」「砂時計」「Piece」など数々の名作で知られる芦原妃名子さんが亡くなり、原作のある作品の映像化について様々な角度から意見が活発に飛び交う中、シナリオ作家協会がYouTubeで公開した動画が酷いと話題になっています。

 

それが削除された結果、書き起こしが拡散され、さらに酷いことに…

 

 

 

 

シナリオ作家協会は芦原妃名子氏について語るYouTube動画を削除

 

今話題になっているのは、1月29日、つまり芦原妃名子さんが亡くなった日に公開されたYouTube動画です。

 

 

そのタイトルはずばり、

 

 

【密談.特別編】緊急対談:原作者と脚本家はどう共存できるのか編

 

 

現在は削除されており、以下のコメントが残されています。

 

「2024年1月29日配信の「深夜密談・特別編」につきまして、 いただいたご意見は真摯に拝読させていただきました。 出演者・関係者への誹謗中傷や脅迫等がございましたので動画は削除しました。 」

 

 

この動画は、数々の脚本を手掛けており、今回の件でもテレビで脚本家サイドの話をしていた伴一彦さんがSNSで公開時に「言葉足らずかもしれませんが」とリンクを拡散していました。

 

 

 

拡散されている内容※伴一彦氏曰く改変されてます

 

 

削除されていますが書き起こしがありました。

 

 

 

 

誹謗中傷防止のため個人名はどうしようかと思いましたが、伴さんがSNSで拡散している画像でもあるため、そのままにします。

 

また、伴さんは今、この書き起こしが真実を伝えていないと一生懸命SNSで火消ししています。

 

経緯が説明されていますし、その後の説明にも丁寧に対応しています。

 

まとめると、

 

・大炎上に驚いたシナリオ作家協会のYouTube担当が削除してしまった

・その結果、言ってもないことが文字になって拡散されている

・これも、公開を止めてしまったことが原因

・せめて「削除」ではなく「非公開」としていたら良かったのに

・切り抜かれて再拡散されたらほんとに困る

 

誰かオリジナル動画持っていませんか、という感じです。

 

 

伴さんが確認したところ、本当にオリジナルが残されていなかったとのこと。

 

確かにオリジナルがなかったら、何を言っても今この批判の勢いには負けます。

 

今後「これがオリジナルです」と伴さんが出したところで、その信憑性は100%ではないでしょう。

 

シナリオ作家協会のYouTube担当さん、大変な失敗ですね。

 

そもそもが、なぜあの亡くなったすぐのタイミングで芦原さんの件に触れたのか、そこが疑問ですが。

 

 

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原作者VS脚本家の流れを止めるには…

 

 

非常に危険だと思うのが「原作者VS脚本家」の個人対個人の問題ように言われることです。

 

確かに脚本家の態度には疑問も多くあります。

 

でも本当に直すべきなのは、制作側の対応です。

 

ちゃんと双方を取り持つ努力をしたのか?

 

原作者を下に見てないか?

 

 

なんであれをあんな風に作っちゃったんだろう、という思いを何度したことか。

 

中には例えば「キングダム」など壮大さが映画館で観ることでプラスになっていて「これは良かったな」と思ったこともありますが、たいていはがっかりです。

 

そして、今原作者の方々があげている声をみると、本当に辛かったんだなと可哀そうになります。

 

参考までに、伴さんが火消し奔走している対談相手の黒沢久子さんは元地方アナウンサーでした。

 

「セクシー田中さん」の脚本家の相沢友子さんは元女優で元歌手でした。

 

元の立ち位置が「ゼロからイチを生み出す側」ではないため、完全に制作サイドでしか考えていないんでしょうね。

 

制作サイドは制作サイドで、生み出す力がないんでしょうね。

 

例えば誰かが会議で「こういうオリジナルのドラマを作りたい」と案を出したとします。

 

それに対して上司が、「それ当たるの?絶対?もしコケたら誰が責任とるの?」と詰めたとします。

 

それでも「オリジナルで!」と押し通す人がどのくらいいるんでしょう。

 

なんせ、1年に4クールあって、それにそれぞれいくつもドラマを作っていくんだから、現場は大変でしょう。

 

原作モノはそこを助けてくれるステキなアイテムなんでしょう。

 

その一方で、8話から10話くらいでまとめなきゃいけない分、原作の編集は必要なんでしょう。

 

でもそんなのは制作サイドの都合であり、巻き込まれる原作者が辛い思いをする理由にはなりません。

 

一説には、テレビ局の局員がエリート扱いになり、偏差値の高い人ばかり入社するようになった結果、創作意欲や創造力、現実的なコミュニケーション能力に長けた人がいなくなっている、という話もあります。

 

今、いろいろな「原作者」経験ありの方々が声をあげています。

 

皆さん心を痛めていたんだなと、しみじみ思います。

 

でも個人攻撃をしていても、次になくなるのは誰かみたいなことになってしまいます。

 

日テレにも小学館にも当然個人の担当者がいたんでしょうけど、日テレや小学館であれば、企業として矢面に立つことができます。

 

それがあのコメントだと思うとまた情けないですが。。

 

日テレが責任逃れ!「セクシー田中さん」芦原妃名子さん死去に対するお悔やが酷い

 

ここまで広がった騒動を鎮めるには、きちんと企業が反省と今後の見通しを表明すべきですね。

 

※これも大改変されてしまったんですね。。

 

◆ここまで読んで頂きありがとうございます◆

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2023年10月クールに木南晴夏さんが主演を務めたドラマ「セクシー田中さん」の原作で知られる漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が亡くなったことで日本テレビに批判が殺到し、止まる気配がありません。

 

 

 

 

脚本家に触れない報道は結果として…

 

[以下引用]

警視庁によると、芦原さんを巡っては1月28日夜に会社の関係者などから行方不明届が出ており、翌29日になって栃木県内で死亡が確認された。

 

芦原さんは、日本テレビサイドとドラマ版の脚本を巡るトラブルをX(ツイッター)で詳細に発信したことで騒動へと発展していた。

 

芦原さんの逝去を受け、日本テレビは次のコメントを発表した。

 

《芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。

2023年10月期の日曜ドラマ「セクシー田中さん」につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。

本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております》

 

この日本テレビのコメントに、

 

《日テレの声明は、ドラマ化するとなったら作品は局のものだ!と言っている様に聞こえたのは私だけ?》

《責めちゃいけないって意見もあるけど、あまりに誠意がない。自分に非はないって感じのコメントも苛つく》

《すげぇ日テレの他人行儀の対応のコメント腹立たしい》

 

などとSNSには批判の声が殺到している。

[ピンズバ]

 

 

 

この日テレのコメントは芦原さんが亡くなったと報じられてすぐ出されたものです。

 

 

それがまた責任逃れ感があって炎上が始まりました。

 日テレが責任逃れ!「セクシー田中さん」芦原妃名子さん死去に対するお悔やみ=自己保身

 

 

そして表向きの矛先は日テレに向かっており、業界内でもかなり評判が悪いようです。

 

 

[以下引用] 

「テレビ業界の関係者も日テレのコメントには怒り心頭で“あれはない”となっています。日本テレビ内からも“なぜ、あんなコメントを出したんだ”と怒りの声が多数聞こえてきますね。血が通っていないよう、他人行儀な、保身に走っているように見えるコメントでしたからね」(制作会社関係者)

[ピンズバ]

 

 

個人的にも間に立つ日テレ、そして小学館がきちんと対応が取れていればここまでのことにはならなかったと思います。

 

 

また、引用元の記事を読んでまず思ったのが、なぜ

 

 

「芦原さんは、日本テレビサイドとドラマ版の脚本を巡るトラブルをX(ツイッター)で詳細に発信したことで騒動へと発展していた。」

 

 

と書いたのか、です。

 

 

ピンズバだけではなく、他のメディアもそうですが、芦原さんが騒動の始まりのように書きますよね。

 

 

本当は、脚本家の方が昨年末に、

 

 

「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急遽協力という形で携わることとなりました」

 

「セクシー田中さん」最終回についてコメントやDMをたくさんいただきました。まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします。

 

ひとりひとりにお返事できず恐縮ですが、今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ活かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。

どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」

 

 

など、まるで突然原作者がわがままを言ったからこうなっちゃった、みたいなことを、昨年末ポストしていたことがきっかけでした。

 

 

その為芦原さんがああいったことを書くことになったんです。

 

 

その他、そもそもドラマ開始のころから「私の作品」と表現していたり、原作者へのリスペクトが感じられなかったことから、一部で脚本家が攻撃されています。

 

 

芦原さんが亡くなってしまった今、脚本家の方を責めると不幸の連鎖につながりかねず、メディアが脚本家について触れないのは正しい対応だとは思います。

 

 

でも芦原さんは一つも悪くないのに、いきなり怒ったみたいな感じにも捉えられるのが理不尽に感じます。

 

 

それに、日テレがきちんと芦原さんの出していた条件を脚本家に提示し、原作者をリスペクトする姿勢を取っていたなら、脚本家もこんなキレ方はしなかったと思います。

 

 

つまり、脚本家の方に芦原さんの要望は伝わっていなかったのでは?

 

 

芦原さんが出していた条件、具体的には、

 

 

・《必ず漫画に忠実に》原作漫画は未完であり、結末も定めていないことからドラマに影響されないよう

・ドラマオリジナルとなる終盤については《原作者があらすじからセリフまで》用意する

・《場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある》

 

と制作側に求めていたそう。

 

 

これをはっきりと脚本家に伝えていたら、さすがにあのように「セクシー田中さん」をわが作品のように言わないと思いますし、芦原さんが訴えていたように、

 

 

《毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていた》

(ドラマオリジナル展開の8話~10話について)《当初の条件は守られず私が準備したものを大幅に改変した脚本がまとめて提出されました》

 

 

といったことも起こらなかったでしょう。

 

 

なんせ、脚本家は日テレに依頼されて仕事しているわけですから、基本は依頼元の言うとおりに動くはずだからです。ふつうは。

 

 

日テレが「原作に忠実に」「オリジナル部分は原作者の指示に従って」と最初から伝えていれば、脚本家はその通りに仕上げ、芦原さんががっかりすることも、本職の締め切りもあり多忙の中無理して専門外の脚本に着手することもなかったのではないでしょうか。

 

 

 

 

ドラマ作り誠実さゼロの日テレ。この度の騒動でも嘘

 

 

芦原さんのポストによると、芦原さんが受けていたストレスというのは昨日今日のものではなく、実写化の声がかかったときから続いていたようです。

 

 

[以下引用]

ポストによると、芦原さんは、

 

「ドラマ化に向けて、数話のプロットや脚本をチェックし、6月上旬に最終合意に至ったといいますが、この時点でいかにバタバタしていたか、ギリギリだったかがうかがえますよね。10月から放送開始なのに、制作決定が6月ですからね。そこから内容を詰めて、俳優、撮影のスケジュールを調整して、撮影して、編集して放送……“突貫工事”だったのでしょう。

 

芦原さんはポストしていたように、ドラマを丁寧に作ることを条件にしていたのに、満足な時間もなく、強引に制作が進行していったのでしょう」(前出の制作会社関係者)

 

芦原さんはご自身が脚本を書かれた9話と10話に関して推敲の時間もないことも後悔していたが、やはりそこからも日本テレビサイドが強引に制作を進めたことがうかがえる。

 

芸能プロ関係者はこう話す。

 

「日テレは情報番組とバラエティ番組は民放でも断トツトップ。特にバラエティは強く、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も他局を圧倒しています。ただ、ドラマに関しては芸能プロダクションサイドからの評価は“かなり下”といったところなんです。

 

たしかに最近はヒット作もありますし、現に『セクシー田中さん』も好評でしたし、嵐・櫻井翔さん(42)主演の『新空港占拠』も4%後半と高いコア視聴率を取っています。それでも芸能プロからしたら日テレのドラマは“かなり微妙”で、なんならテレビ東京よりも下といった評価なんです。もちろん、プロダクションによりますが」

 

日本テレビのドラマの評価が低い理由とはいったい。前出の芸能プロ関係者が続ける。

 

「日テレのドラマはどうやって制作が決定されるか、全く見えてこないんです。他局であれば若手プロデューサーでも良い企画を提案して、評価されれば採用され、制作に至るわけですが、日テレはどういう経緯で制作決定を出しているのかわからないんです」

 

日本テレビのドラマ周辺を巡っては昨年、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』や『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』のプロデューサーを務めたドラマ部門の若手エースだったA氏が『最高の教師』の放送期間中に退局し、Netflixへと移籍するという前代未聞の事態も起こった。

 

「A氏も日テレのドラマ部門の体制に嫌気がさして、普通ならありえない辞め方をしたと聞こえてきていますね……。

 

若手プロデューサーが芸能プロダクションに“こういう企画をやりたい”と提案し、芸能プロサイドは“じゃあうちの看板俳優を出しますよ”といった具合に話を詰めて、その企画が通り、ドラマの放送に至ったら局と芸能プロとの信頼関係は高まりますよね。ところが日テレではそうしたことが難しく、ドラマが決まる経緯が完全ブラックボックス化していて、制作者と信頼関係が築きにくい。制作者にベットしにくくて、芸能プロサイドからしてみたら信用ならないんです。

 

だったら制作者の顔がしっかり見える他局、なんならテレ東のドラマのほうが優先度は上になってくると。その中でも一番格上なのがTBSです。大手の芸能プロダクションでも、トップ俳優の2年先のスケジュールを渡すほどで、TBSのドラマに自社のタレントを出したいんです。それほど信頼感があると。

 

最たる例が『VIVANT』ですよね。福澤克雄さん(60)が監督をやるなら――と普通ならありえない超豪華キャストが実現したんです。『VIVANT』は2025年7月期にも放送が決まっていると言われていますが、そんな先のことが実現するのは、TBSドラマに圧倒的なブランド力があるから。一方で日テレのドラマはそうではないと。

 

今回の『セクシー田中さん』の進め方、広報から出たコメントを受けて、“うちのタレントを日テレドラマには出したくない”となっているプロダクションも多くあるのではないでしょうか……」(前同)

 

起こってはいけないことが起こってしまった今回。制作の現場は、大きな変化が余儀なくされるだろう。

[ピンズバ]

 

 

日テレは4月にも漫画の実写化ドラマがいくつかありますが、今後は厳しいのではないでしょうか。

 

日テレは今回の騒動に対し、

 

 

「日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」

 

 

とコメントしています。

 

 

しかし芦原さんは話し合いはしていないと明かしていました。

 

 

 

 

 

もしも芦原さんが何も明かすことなく亡くなってしまっていたとしたら、「セクシー田中さん」との関連も不明確で、原作者の苦しみがここまで注目されることもなかったかもしれません。

 

 

そうであれば日テレが苦境に立つこともなかったと思うと、恐ろしいです。

 

 

今こうやって明らかになったのはせめてもの救いです。

 

 

日テレはどのように制作していたのか、きちんと調査し報告すべきでしょう。

 

 

そういえば「愛は地球を救う」24時間テレビでの横領も明らかになっていましたが、その後の報告もたいしてありませんね。

 

 

「どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」

 

 

 

 

 

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