チョコレートプラネット(チョコプラ)の松尾駿さんが、アインシュタイン稲田直樹のSNS乗っ取り事件に絡んで、
「芸能人やアスリート以外はSNSをやるな!」
と独自の見解を披露して、ネット上で炎上しています。
炎上発言の背景
事の発端は、チョコプラのユーチューブ番組内でアインシュタイン・稲田直樹さんのSNS乗っ取り事件に言及したこと。
相方である長田庄平さんとともに話を進める中、稲田さんが被った理不尽な被害に憤るあまり、
「芸能人とかアスリートとか、そういう人以外、SNSをやるなって。素人が何発信してんだって、ずっと思ってるの!」
と思わず発言してしまいました。
うーむ、これはマズイ・・
現在、政府やマスコミは一般人のSNS規制を本気で進めようと画策している疑いを持たれていて、先日にはミャンマーでSNS禁止に対する反対デモが起こり、死亡者が出る騒動にまで発展。
これはミャンマー軍事政権が政府批判や民主化勢力の封じ込めを狙ったものと見られていて、世界中でも大きな注目を集めています。
また、日本でも自民党が”不都合なSNS発言”の消し込みに報奨金を出している・・なんて疑惑も取り沙汰されています。
初代デジタル相で自民党広報本部長の平井卓也衆院議員は参院選期間中にインターネット番組で、一部のSNSアカウントについて「我々、相当『消し込み』には行ってますからね。でも、やってもやっても間に合わない」と発言していた。
産経新聞
そんな背景もあり、なおさらネットから批判の大合唱が巻き起こっていると思われます。
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稲田事件とは?
ところで、松尾発言のきっかけとなった稲田事件とはいったいどのようなものだったのでしょうか?
これは昨年7月、稲田さんのSNSアカウントから一般女性に不適切な画像を要求するDMが送られるという騒動が勃発。
稲田さんは「すっごい変なことに巻き込まれました。全く身に覚えがないし、企画を装って変な嘘ついてまであんなことはしません」と関与を否定。
しかし、ネット民の多くは彼の弁明を「言い訳だろ」と無視して、大バッシングを展開。
告発者であるコレコレは「オレが開示請求をして白黒つける!」と息巻いていましたが、その後はネット民もすっかり忘れていたのですが・・
事件から1年以上が経過した今月5日、稲田さんらのアカウントを乗っ取ったとして、不正アクセス禁止法違反容疑で30代の男が逮捕されたと報じられたーというもの。
結局、稲田さんも被害者だったわけですが、当然ながら批判を展開したネット民たちが謝罪するわけでもなく、そういう事態に松尾さんは怒り心頭だったのでしょう。
「俺がずっと提唱している、誹謗中傷に関してだけど、芸能人とかアスリートとか、そういう人以外、SNSをやるなって!」
「素人が何発信してんだって、ずっと思ってるの。そんなもんは!」
と感情的にホンネを爆発させてしまったようです。
ファンからの反発で公式アカウントが炎上状態に
松尾さんの加害者やバッシングに加わったネット民に対する怒りは理解できるのですが、素人を完全に見下してバカにしたかのような発言はマズかったかと。
案の定、SNS上では批判的な意見が殺到し、チョコプラの公式Xはコメント欄が炎上状態になっています。
「一般人とアスリート以外はSNS使うなってすごいな。自分達は優等生とか思ってんだ」
「いいご身分だなつまんねーアホ天狗」
「松尾って誰?今回の騒動で知りました。貴方も立派な一般人だと思いますけど?
「何を偉そうに。一般人のファンに支えられてることを忘れるな!最低だね」
「一般人は黙ってろとは何様のつもりだ」
「SNSがここまで発展してきた背景を理解してない」
「芸人やアスリートなどの有名人が、その他の職業より発言権があると勘違いしている」
「特権階級意識が顕在化しましたね」
などなど、もはやサンドバック状態。
まあ、こうなりますよね・・
SNSは誰でも使えるツールとしてここまで爆発的に広がり、その中で”超えてはいけない一線”はあるものの言論の自由や表現の自由は保証されているわけです。
それなのに、選ばれた民である”芸能人様とアスリート様”以外にはSNSを使わせるな、的な発言は言論弾圧と言われても文句は言えないでしょう。
もちろん、松尾さんの発言は稲田事件への怒りから出た言葉であることは理解してますが、SNS上ではその”前提”が飛ばされた切り抜きが拡散しているのも炎上が収まらない一因かと。
チョコプラは好感度の高いコンビとして知られていましたが、今回の発言によって一気にそれがガタ落ちとなってしまったのは事実で、今後の仕事にも決して小さくない影響が出てくるはず。
松尾さん!
SNSのリスクを軽視していたのは失敗でしたね・・
余談・稲田事件のその後の顛末
最後に余談。
稲田さんは9月5日に犯人が逮捕されたことを受けて、今後はセキュリティ管理の強化をすること、ファンを不安にさせたことを謝罪。
そして、騒動の発端となった告発者・コレコレについては一切言及していなかったのですが、そこから再びちょっとした騒動が勃発していて・・
コレコレは6日に生配信を行い、稲田の潔白が証明されたことによって、不確定情報を拡散した責任を取って自身が「消えろ」「引退しろ」などの誹謗中傷に晒されていると明かした。
コレコレは、騒動の経緯を説明し、「当時、『稲田さんがやってるんじゃね?』って内心、思っとった」と振り返りつつも、断定はしていなかったと釈明。さらに「今回その不正アクセスされたかどうかっていうのは、稲田さんが自分で気づいたんじゃなくて僕からの提案なんですよね。まずそもそもが」と自身の手柄だと強調。
その上で、批判者は「多分この流れね、知らない人が多いんすよね、ネットの人って。デマなんか1個も流してないの、俺」「実は稲田さんとLINEでつながっていて、LINEで謝罪した」と明かしていた。
ところが、この話が耳に入ったのか、稲田は7日にインスタグラムのストーリーズを更新。コレコレの名前は出していないものの、《ラインで繋がってないし既読もつけておりません》と反論し、《僕の事で僕自身が発言していない場合は真実ではないかもって思っててください》と注意をうながした。
続けて、《【僕の大ファン達へ】わざわざコメントしに行かず、ずっとこっちに居なさい。包み込んであげるぜ?》と呼びかけ、コレコレへの誹謗中傷を制止するかのような気遣いも改めて見せたのだが……。
しかし、コレコレは8日、Xで稲田のアカウントに@マークをつけて、《この度はお騒がせして申し訳ございません。コレコレと申します。一点お伺いしたいのですが、以前稲田様にLINEを送った際に既読がつきました。こちらはご本人様でしょうか。ご多忙のところ大変恐縮ですがご確認いただけますと幸いです》と、LINEのトーク画面や稲田と書かれたアカウント画像などを添付して投稿。
稲田にLINEを送っていたことを証明したかったのかもしれないが、そもそも不確定情報を告発した上に、一方的にLINEで謝罪を送ったり、そのトーク画面を相手の了承なく公開するコレコレに、Xでは厳しい声があがっている。
以下、ネットの声。
うーむ、まったくその通り。
ですが、松尾さん!!
稲田さんを守るためにコレコレを攻撃するとかは、止めといた方が無難ですよ。
「暴露系Youtuberとか、クソ素人がなにイキってんだ!」
とホンネでは思ったとしても、ああいうタイプは関わると厄介なことになりますから・・
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