スノーボード五輪代表の濱田海人選手が、10代の頃後輩選手に対し性暴力をしていたと被害者の母親により実名告発されています。

全日本選手権スノーボード スロープスタイル&ビッグエア
週刊新潮が報じたスポーツ選手の性加害問題
2025年10月、週刊新潮が以下のタイトルで衝撃的な事件を報じました。
9歳の頃“2つ年上の男の子”からトイレに連れ込まれ…性暴力のトラウマに苦しむ23歳男性の告白「記憶の封印を解いたのはジャニーズ報道でした」
9歳の頃から約2年間、ある五輪競技スポーツの練習場や宿泊施設のトイレなどで、当時11歳だったBから受けた数々の性暴力。あまりに強烈な経験だったため、Aさんは誰にも言わずに心の中に記憶を封印してきた。だが、昨年3月、ジャニーズ報道をきっかけに激しいフラッシュバックに苛まされるようになり、一人では抱えきれないと判断。母親に全てを打ち明けた。
「母親は号泣し、被害に気づかないままBと練習させ続けたことを詫びました。そして精神科に通いながら、弁護士を入れてBに謝罪を要求していくことになりました」
被害者は9から10歳、加害者は11ー11歳でした。
被害の内容はとても強烈で、そんな子供としか思えない年齢の人がするとは思えないものでした。
被害男性A氏はそのスポーツを引退し、大学生として単純にスポーツとして楽しめるまでになっていたそうですが、ジャニーズの報道を目にしたら記憶が鮮明に蘇り、引きこもり状態になってしまったとのこと。
精神科に通うも回復できず、当時何も知らずにA氏と加害男性B氏を一緒に送迎するなどしてきた母親も自分を責め病んでしまったそう。
なんとかその状態から抜け出そうと、B氏に謝罪と示談金を求めたところ、一部は認めるも謝罪は拒否。その一方で、競技を続けるために求めた以上の示談金を支払うことを提案したとか。
そういった行動に走るB氏が許せず、新潮に告発したようです。
被害者実母の実名告発
実はこの内容は、新潮が記事にする前に実母がSNSで実名告発していたよう。
息子はスノーボード北京オリンピック代表の濱田海人より、9〜11歳にかけて性暴行を受けていました。反省などなく700万の示談金を払う代わりに事実を明らかにしないという内容で冬季オリンピックに出場するために示談を要求されています。みなさんにこの声が届く事を祈ります
— keiko ohashi (@Mint3Ari33549) September 4, 2025
#スノーボード#性暴力
当時も該当選手は誰だと話題でしたが、実母がこのような投稿をして注目をされています。
私の息子が北京オリンピック日本代表の濱田海人から受けた性被害を公表します。
— keiko ohashi (@Mint3Ari33549) October 25, 2025
息子が9〜10歳、濱田氏が11〜12歳だった2年間(被害が確実にあったと証明できる時期)
①肛門に濱田氏の性器を挿入される
②濱田氏の性器を舐めさせられる
③濱田氏の精液を舐めさせられる…
夏の甲子園前に、広陵高等のいじめ問題がSNSで実名告発されましたが、その流れがこうやって広がっていくのかも。
濱田海人選手の今後
濱田海人選手は1999年10月14日生まれで2025年10月現在は26歳。
2022年の北京冬季五輪に日本代表として出場し、スロープスタイル8位/ビッグエア15位という成績を残しました。
現在は2026年のミラノ冬季五輪出場に向けて努力中であり、それもあって、被害者A氏には示談金を上乗せして支払うから黙っておいて、と持ちかけたよう。
難しいのが11歳の男子が9歳の男児に対し行っていた性暴力であるという点です。
日本では14歳以下は刑事罰に問えません。
そのため被害者は民事での解決を求めたものの、真摯な対応がなかったためこういった社会的な制裁に走っていることになります。
ここまで大きくなると、スポンサーであるムラサキスポーツも対応しなければいけないでしょう。
デイリー新潮の記事を読むと、被害者の辛さ、家族の辛さがいたいです。
性暴力問題は、すぐには言えないしいつまでも癒やされない、とても難しい問題です。



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