フジテレビの第三者委員会が公表した調査報告書に登場する「重要な類似事案1」「重要な類似事案2」の「タレントU氏」「有力な番組出演者」に注目が集まっています。
週刊文春が伏せられていた「有力な番組出演者」が石橋貴明さんだと報じ、石橋貴明さんの所属事務所も第三者委員会からヒアリング依頼があったことを認めました。
一方の「タレントU氏」についてはうっかり顔写真を掲載したメディアもありますが、基本は伏せられています。
一体なぜU氏は名前が伏せられるのでしょうか。
「タレントU氏」と「有力な番組出演者」は別人
調査報告書には重要な類似事案1、重要な類似事案2があり、それぞれ短くまとめると以下のとおりです。
重要な類似事案1
- 2021年冬、外資系ホテルで行われた。
- コロナ禍で飲めず仕事へのモチベーションが上がらないタレントU氏の要望によりB氏(元編成部幹部、中嶋優一氏)が企画。
- 中居正広さんの希望により女性はアナウンサーに。
- 夜が更けた頃、タレントU氏、中居正広さん、女子アナ2人の2対2に。
- U氏の隣に座る女子アナがトイレに立つと、U氏も後を追う
- 中居正広さんが女子アナの1人の体を触ったり顔を近づける
- しばらくしてU氏と女子アナが戻ってきた
- 第三者委員会はセクハラ案件と認定
重要な類似事案2
- 10年以上前、B氏が有力な番組出演者と飲む場にフジテレビ女性社員を呼び出す
- しばらくは普通の飲み会だったが、女子社員がトイレに立ち戻ると有力な番組出演者と2人きりに
- 場所を変えて隠れ家的な居酒屋の地下室に通され二人きりになった途端、有力な番組出演者が下半身を露出
- 女性社員は驚いて逃げ出す
どちらも第三者委員会のヒアリングを拒否しています。
なぜか、「タレントU氏」と「有力な番組出演者」を同一だと考える人が多いようですが、調査報告書の↓以下の部分にもあるように、このU氏と有力な番組出演者は別人です。

「有力な番組出演者」だと特定された石橋貴明は袋叩き
4月10日に発売された週刊文春が、フジテレビ幹部の証言として「有力な番組出演者」は石橋貴明さんであると報じました。
![週刊文春 2025年4月17日号[雑誌] - 週刊文春編集部](https://m.media-amazon.com/images/I/41GDqtLrVDL._SL160_.jpg)
週刊文春 2025年4月17日号[雑誌] – 週刊文春編集部
また、石橋貴明さんの所属事務所も第三者委員会からヒアリングの要請を受けたと明かしています。
その結果、石橋貴明さんの往年の下品芸がほじくられ非難されています。
この情報を週刊文春に流した幹部って誰なんでしょうね。
公表版の調査報告書は関係者はアルファベット表記ですが、実名版はをFMH代表取締役社長である金光氏とCX代表取締役社長である清水氏のみ一部ずつ配布してあるとのことでしたが、情報自体は漏れてるんでしょうか。
うっかり?タレントU氏の顔写真を公開したメディア
一方のタレントU氏について、多くのメディアが報じるも実名報道がなされていません。
が、実は顔は出ています。
タレントU氏の記事に掲載された松本人志の顔写真

記事本文には名前は出ないのですが、「タレントU氏=松本人志」と言ってるようなものです。
長谷川豊さんが堀江貴文さんと対談した動画でも、松本人志さんの名前を出しながら「グランドハイアットの全裸手招きは本当」と言っていました。
タレントU氏の実名が報じられない理由
これは推測ですが、何をしたのかわからないからではないかと。
調査報告書では、タレントU氏、一緒に姿を消した女子アナS氏、ともにヒアリングを拒否しています。
中居正広さんのセクハラを受けた女子アナQ氏が覚えていることとして証言されているのが以下3点です。
- トイレに行く女子アナS氏
- 後を追って行ったタレントU氏
- しばらくして2人が戻ってきた
コトがあったホテルの部屋の間取り的に、当初4人でソファに座っていたリビング的な部屋の外にベッドルームがあって、中居正広さんはセクハラ認定されてます。
これだとU氏もなにかあったと言ってるようなものですが、逆になにもなかったかもしれません。
でも当事者であるタレントU氏、女子アナS氏がともにヒアリングを拒否しているので。。
一方で、1月発売の週刊文春ではそっくりのシチュエーションのグランドハイアット飲み会の記事があり、そちらはまさに女子アナS氏の証言と思われるもので成り立っていました。
それによると、その日4人になってからあったのは以下のことです。
- 中居正広が女子アナQ氏にロックオン
- タレントU氏が膝を触ってきてパニックになりトイレへ
- 部屋に戻ろうとしたらベッドルームに移動したタレントU氏が全裸で手招き
- 必死で断り部屋に戻る
全裸な分、石橋貴明さんより衝撃です。
が、第三者委員会ではなく週刊文春での証言なので、公平性に欠ける、と言えるのでしょう。
となると、やはり「何があったかわからないのに名前出すのはちょっと」となるのかも。
第三者委員会のヒアリングを拒否し黙ってるということは、松本人志さんと何かあったと邪推されることです。
それでも喋らないのは、想像ですが、女子アナS氏は文春報道後に松本人志さんサイドと示談、というか、「今後この件について喋らない」という守秘義務契約を結んだんじゃないでしょうか。
何をしたのかぼんやりでも干されることが決まってるタレントU氏
そんなタレントU氏ですが、今後仕事に影響があることは間違いなさそうです。
「第三者委はU氏が情報漏洩のリスクがあるとしてヒアリングに応じなかったことを明かしています。一方で、週刊誌でもよく似たシチュエーションである『スイートルームの会』が報じられていたことから、ネット上では答え合わせや犯人探しが始まっています。ヒアリングに応じなかった点では、石橋氏も同じですが、10年以上前の石橋氏は実名報道で、スイートルームの会のU氏は名前が伏せられたまま。もちろんテレビ各局以外に文春も実名を把握しているはずですが……。石橋氏とU氏では置かれた状況がまったく違うようです。ただ、石橋氏はもちろんのこと、U氏の活動にも大きな影響が出てくるでしょう」(前出の記者)
ゲンダイネット
「女性アナが仕事を失うかもしれないと危惧するほど、タレントU氏は中居氏と同様に芸能界の権力者であると思われます。調査報告書には同会でU氏は“芸能界の引退を考えている”と話したと記載がある。
中居氏と非常に親交のある存在で、当時、芸能界引退を口にしていたということで“あの人”ではないかと“犯人捜し”が盛り上がっています。ただ、各局は情報収集し、すでにU氏を把握しているようで、今後のテレビ出演は厳しいでしょうね」(スポーツ紙記者)
フライデー
松本人志さんは週刊文春が同じくグランドハイアットで起きたと報じた性加害問題もありますからね。
色んな意味で残念です。




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