2025年1月23日、中居正広さんは芸能界を引退しました。
2024年12月から報じられていた、中居正広さんと女性の深刻なトラブルについて「全責任は私個人にあります」と全てを引き受けるような形での引退でした。
3月31日にフジテレビの第三者委員会が調査報告書を発表し、中居正広さんの性暴力を認定。
5月12日、中居正広さんの弁護団が反論し、守秘義務解除について、実は当初解除を申し出たのは中居正広さん側だったこと、第三者委員会から「密室で何が行われたかは直接の調査対象ではない」との回答を受けたため、最終的に解除しなかったと明かしました。
しかし、第三者委員会へは違う説明をしていたようです。
中居正広の性加害問題まとめ
報道まとめ
以下は報道されている情報をもとにした概要です。
- 2023年6月2日: 中居正広さんに人を集めるから食事しようと被害女性が誘われる。他の参加者がキャンセル。BBQの部屋で中居正広さんと被害女性が二人きりになり、被害女性は「意に沿わないひどい行為」を受ける。
- 被害女性の影響: PTSDを発症し入院。2024年8月末にフジテレビを退社。
- 示談成立:2024年1月、中居正広さん側は約9,000万円の示談金を支払い、示談が成立(金額は後に誤りだと被害女性が主張)。
- 情報漏洩: 2024年12月、示談成立後にもかかわらず、事件がメディアを通じて公になる。
第三者委員会の調査報告書概要
中居正広さんの性加害問題について、第三者委員会の調査報告書を簡単にまとめます。
- 性暴力認定: 2023年6月2日、中居氏のマンションで被害女性が性暴力を受けたと認定される。
- 権力格差の指摘: 被害女性は仕事への影響を懸念し、拒否できない状況だったと報告書で説明。
- フジテレビの対応: 事件を「プライベートな問題」と判断し、適切な調査を行わず、被害女性の声を握り潰したと批判される。
- 守秘義務問題: 被害女性は守秘義務解除に応じたが、中居氏側は解除を拒否
中居正広の弁護士の反論まとめ
2025年5月12日、中居正広さんの弁護団が以下の内容で反論を公表、5月26日までに証拠の開示を求めるとしました。
- 性暴力認定への異議: 「性暴力の認定には極めて大きな問題がある」と主張し、証拠の開示を要求。
- 守秘義務解除の経緯: 中居氏側は当初、守秘義務解除を提案していたが、第三者委員会から「密室で何が行われたかは直接の調査対象ではない」との回答を受けたため、最終的に解除を拒否。
- 調査報告書の不備: 約6時間にわたるヒアリングの内容が報告書にほとんど反映されていないと指摘。
- 証拠の信頼性への疑問: 「証明力に疑問がある伝聞証拠に基づき『性暴力を行った』と断定した」と批判。
- 性暴力の定義についての異議: WHOの広義な定義を使用したことに対し、「中立性・公正性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損なう」と指摘。
- 証拠開示の要求: 調査報告書作成に用いられた記録や証拠、性暴力認定の根拠となる資料の開示を求める。
第三者委員会の回答
5月22日、第三者委員会は以下のように回答しました。
- 性暴力認定の適切性: 第三者委員会は、WHOの定義に基づき「性暴力」と認定したことについて、「事実認定は適切だった」との見解を示した。
- 証拠開示の拒否: 中居氏側が求めた証拠の開示について、第三者委員会は「フジメディアHDおよびフジテレビに対する守秘義務がある」とし、開示を拒否。
- 守秘義務解除の経緯: 中居氏側は「守秘義務解除を提案していた」と主張したが、第三者委員会は「当初は前向きな姿勢を示していたが、最終的に解除しない方針に転じた」と説明。
- 調査の公平性: 第三者委員会は「客観的状況や関係者の供述証拠に基づいて間接事実を積み上げた」とし、「調査の中立性・公正性に欠ける部分はなかった」と主張。
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中居正広が守秘義務解除を申し出てから拒否するまで
中居正広氏が守秘義務解除を申し出てから最終的に拒否するまでの詳細な流れを以下にまとめました。
- 2025年1月31日: 中居氏側の代理人が第三者委員会との面談で、守秘義務解除に前向きな姿勢を示す。
- 第三者委員会の回答: 「密室で何が行われたかは直接の調査対象ではない」との説明を受ける。
- 2025年2月12日: 中居氏側の代理人が、被害女性側の守秘義務解除の提案を断る。
- 2025年2月15日: 中居氏側が「相手方の守秘義務遵守に強い懸念がある」との理由で、全面的な解除を拒否。
- 最終決定: 第三者委員会は解除を要請したが、中居氏側は「調査委員会で話した内容を外部には一切話してはならない」と提案し、解除を拒否。
つまり、そもそも情報が漏れていたことで被害女性A子さんに対し不信感があったんですね。
なんで事件は世に出たか?情報漏洩はどこから?
守秘義務を結んだ意味!!
結局そこですよね。
リーク元はA子?
今回の場合、被害女性A子さんが疑われています。
いろいろとタイミングが合っていましたからね。
中居正広さんの女性スキャンダルが報じられるころ、グラビアに出たり本を出したり。
ただ、被害者本人が自分でリークしなくても、情報は転がっていたはずです。
事件は2023年6月で示談成立は2024年1月なので、およそ7ヶ月の間は守秘義務がなかったわけです。
その期間の間に誰かに話していたとして、それは被害女性に責任はありません。
また、事件直後、A子さんは会社に被害内容をはっきりと相談しており、第三者委員会の調査でもそこが重く見られています。
なにより中居正広さん本人も話していたはず。
事件後のラジオでスピッツの渚を流したときにスタッフの笑い声があったことから、被害女性とのことを周囲に話してるのではと言われていました。

渚 – スピッツ
さらに、被害女性から不調の連絡があったとき、フジテレビの中嶋優一さんとその後輩に相談しています。
「怪しいのはフジテレビ上層部」の理由
週刊誌に誰がリーク、という意味では、長谷川豊さんが鋭い指摘をしています。
当初9000万と言われた解決金の金額が前面に出たことで、長谷川豊さんはフジテレビの上層部からのリークだと推測していました。
根拠はこちら
- 解決金は「およそ1億」ではなく「9000万円」と報じられた
- 被害女性は9000万円という数字が出てきたことに疑問を持っていた
- 被害女性は弁護士の手数料を引いたあとの金額を受け取っている。手数料は10~20%が多いが一律ではないため、中居正広さんが実際にいくら支払ったのか、被害女性は正確なところは知らない
- 9000万円を知っているのは以下7名
中居正広、中居正広のマネージャー、中嶋優一、(次期社長と言われていた)矢延、編成局立松、港浩一、太田亮
港浩一を下ろそう、中嶋優一を巻き込もう、それだけのためにリークしたはず。まさかフジテレビの存亡問題になるとは思っていなかったのでは、フジテレビはいろいろとズレてるから起きたことだろうと。
そういう読みでしたが、さて、実際はどうなんでしょうね。
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