渡邊渚さんがNEWSポストセブンにせ独占手記を寄せました。
テーマは性暴力。
統計も含めて理路整然と語るその手記を読めば、中居正広さんも矛先を収めるしかないのでは。
渡邊渚が性暴力・被害を語る
今年ももう上半期が終わろうとしている。この半年も様々な事件や話題があったが、中でも“性暴力”に関するニュースを目にする機会が多かった。
大阪地検元検事正の性的暴行、映画監督の「主文以外はあとがき感想文」発言、性的暴行で逮捕されのちに不起訴処分になったスポーツ選手の日本代表復帰、一般の性暴力事件も毎日のように報じられた。
NEWSポストセブン
上記のように始まる超長文で、渡邊渚さんは性暴力について統計データを含めて語っています。
ハーバード大の教授の著書の一文も含めて一般的な問題を語っているようにしていますが、これはもう、中居正広さんやその周辺の擁護派へ向けたメッセージでは。
中居正広さんが弁護団を通じ反論したり、橋下徹さんや古市憲寿さんが煽るようなことを言わなければ出さなかったような気がします。
中居正広や擁護派への主張?
いくつか抜き出します。
加害者にとってはたった一度の失敗?
加害者にとっては「たった一度、この人だけ失敗した」なんて思うのかもしれないが、被害者はそのたった一回で、たった一度の大事な人生をぶち壊される。
これは、加害者は複数回同じことをしてると示唆してるのでしょうか。
第三者委員会の調査報告書には以下のような箇所があります。
2024 年 9 月 9 日、B 氏から中居氏に対してショートメールで、8 月 31 日に女性 A が退
社した旨を伝えたところ、中居氏から「了解、ありがとう。ひと段落ついた感じかな。
色々たすかったよ。」との返信があった。
B 氏は「例の問題に関しては、ひと段落かなと思います。引き続き、何かお役に立てる
ことがあれば、動きます!」と返信した。第三者委員会の調査報告書より
なんだか妙に慣れた感じはしました。。
2年前、たまたま「性被害 弁護士」と検索
2年前、私はたまたまネットで「性被害 弁護士」と検索した。
上位にヒットしたのは、被害者の弁護ではなく、加害者側を弁護する事務所だったことを強烈に記憶している。愕然とした。司法ですら、被害者の味方ではないように思えた。警察に相談しに行く人が少ないのは当然だろう。
事件があったのは、2023年6月2日です。
ちょうど2年前。
これまでも多くの点が渡邊渚さんと一致すると言われてきましたが、これで違うということがあるのでしょうか。
被害者が警察へ行けない理由
警察へ行けば、事情聴取で思い出したくもない記憶を何度も何人もの警察官に繰り返し聞かれる。それだけでも気がおかしくなりそうなくらい負担だが、さらに残酷なのが現場検証だ。
被害に遭った場所へ行き、そこでどういう状況でどんなことをされたのか、忠実に語り示さなければならない。そんなこと、被害に遭ってすぐできるか。私には無理だ。希死念慮がより強まる予感しかしない。
被害に遭って警察へ行ったら現場検証が待っている、ということは考えたことがありませんでしたが、確かにその通りですね。。
中居正広を全否定
そもそも、恋愛関係でもない仕事相手や両親と同年代の異性から好意を向けられたり、セクハラをされたりするだけでも不快だ。なおかつ初対面や初めて2人きりになるような間柄で、同意もなく無理やり性的行為をされたら、それははっきり“性暴力”だ。
- 恋愛関係でもない
- 両親と同世代
- 初めて2人きりになるような間柄
すべて中居正広さんに該当します。
被害者は笑ってはいけないのか?
また、私が特に理不尽だと感じるのは、被害者が笑って過ごしていると、「こんなふうに笑えるはずがない、虚偽告訴だ、被害者じゃない」と言われることだ。では、被害者は一生悲観して生きて、幸せをあきらめなければいけないのか。ただでさえ尊厳を踏み躙られ、職場などの組織にいられなくなり思い描いていたキャリアや未来を奪われたのに、まだ被害者から奪うのか。
これは確かにその通りです。
嫌な思い出を一生引きずりたくはない、一度しかない人生を少しでもよくしたい、そういうものでは?
加害者は加害の自覚もなく普通に笑ってるんですし。
WHOの定義を認めないひとへ
性暴力は、被害者に大きな傷を負わせ、生きる気力も奪ったのに、加害者の大半が罰せられずのうのうとしていられる歪な犯罪だ。捕まってないから、不起訴だから、無実ではない。地獄のような経験をさせて人生を壊し、被害者の将来を歪めた事実は変わらない。被害者の落ち度を血眼で探し、性暴力の定義を歪めてまで加害者を許そうとする社会に、いい加減終止符を打つべきだ。
中居正広さんはモテたでしょう。
10年以上交際する彼女もいます。
確実に自分に好意を持つ人がいないわけじゃないのに、なぜ仕事先の、何度か大勢で食事をしたり、仕事をしたことがある、くらいの女性を騙し討ちのように部屋に呼び寄せたんでしょう。
松本人志さんは、図書館司書のような人が好みだと言っていました。
元から自分のファンだったりしない、自分に好意がない人とそういうことをしたいと。
自分に自信がありすぎると、ハードルを上げたくなるものなのでしょうか。
それならそれで、正々堂々とアピールして好きになって貰えばいいのに、初めて会ったり初めて2人きりになったときに手を出そうとする。
それに巻き込まれる側も人間なんですよね。
中居正広は黙るしかない
2025年3月31日に公表されたフジテレビの第三者委員会の調査報告書に対し、中居正広さんサイドが反論を始めたのは5月12日です。
第三者委員会は丁寧な説明をしましたが納得がいかないと質問を繰り返し3通。
先日第三者委員会は貴職とは理解に隔たりがあるとして今後のやり取りを控える旨返答されていました。
このさきはどう出るんだろうと考えていましたが…。
今回の渡邊渚さんの独占手記が公開されても、まだ動きますかね?
正々堂々裁判します、以外は道がないのでは。


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