2025年6月26日、『ダウンタウンDX』が最終回を迎え、31年8ヶ月の歴史を閉じました。
放送されたのは、過去出演したことのあるタレントたちのドライブ企画。
体調不良から復帰していた浜田雅功さんは出演せず、さらに過去映像ですらダウンタウンの姿はありませんでした。
ファンからは「これぞダウンタウンらしい」という声と「最後くらい顔を見せて」といった賛否の声が入り混じりました。
そのウラに、ダウンタウンが読売テレビに突きつけていた「映像使用NG」があったとか。
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ダウンタウンDX最終回の放送内容とは?
スタジオ出演なし!異例の“顔出しゼロ”演出
最終回で話題となったのは、なんといってもダウンタウン(松本人志さん・浜田雅功さん)が一切出演しなかったこと。
冒頭のシルエット演出とオープニングテロップ以外、VTR・音声・過去映像も最小限で構成され、番組史上類を見ない“本人不在の最終回”となりました。
ゲスト12名が4台の車でトーク回顧
番組は「思い出深いDXの話を、車の中で語るロケ企画」として進行。出演者は以下の通りです。
チーム名 | 出演者 |
---|---|
常連組 | 勝俣州和、河井ゆずる、山之内すず |
おしゃべり号 | ベッキー、森田哲矢、くわばたりえ |
オジサン号 | 品川祐、石原良純、木村祐一 |
イケメン号 | 増田貴久、河合郁人、陣(THE RAMPAGE) |
各車では「ダウンタウンとの思い出」や「名物スタッフの裏話」「NGトーク」などが語られ、それはそれで楽しめた部分もあったのですが…
ラストメッセージはテロップのみ
番組の最後には、視聴者に向けてこう締めくくられました。
「32年間ありがとうございました。」
過剰な演出や涙のフィナーレではなく、あくまで“自然体での終幕”を選んだようです。
視聴者の反応【SNS・メディア】
この終わり方に、SNSでは賛否両論。
「この終わり方、ダウンタウンっぽすぎ」「物足りないけど美しい」「静かに去るのがかっこいい」といった声。
「総集編すらないのはさすがに…」「最後くらい出てきてよ」という声。
「番組の主役は“2人”というより“空気感”だった」「逆に印象に残る最終回」という理解を示す声などが上がりました。
番組終了直後には「#ダウンタウンDX最終回」がXでトレンド入りするなど、圧倒的な注目を集めました。
ダウンタウンが出演しなかった理由は、映像使用NG
読売テレビは、番組終了の背景について「制作側とダウンタウンサイドの意向を踏まえ、総合的に判断した」と説明。
ダウンタウンDXの放送作家山名宏和氏はSNSで「おそらく非難轟々だろうけど…お察しください」と発信していました。
察せよとはなにか、と思っていたら。
フライデーによると、ダウンタウンが読売テレビに「映像使用NG」を突きつけたよう。
「ゲストが車で“思い出トーク”するだけの最終回となった。そのウラにあったのは、吉本サイドが映像はおろか、写真1枚すら使用許可を出さなかったという事実。つまり、読売テレビにNGを突き付けたのです。なので、回想シーンはダウンタウンのイラストを使用するしかなかった。
番組スタッフはダウンタウンに愛情がありますので、最後くらい名シーン映像をふんだんに使いたかったでしょうから、忸怩たる思いでしょうね。今、松本さんサイドと読売テレビの関係は最悪な状態で、“絶縁”したに等しい。とはいえ松本さん自体が今後テレビに復帰できるかどうかも分からないので、読売テレビ上層部は“痛い”と感じてはいないですよ」(同・読売テレビ関係者)
フライデー
「映像使用NG」を突きつけた理由
それではなぜ吉本興業は読売テレビに映像使用NGを突きつけたのか。
これは、松本人志さんの性加害問題に関する『ミヤネ屋』の報道姿勢があったとか。
きっかけは、同局が’24年7月に放送した『ミヤネ屋』(読売テレビ制作、日本テレビ系)で、被害を訴える“A子さん“に松本サイド関係者が証人として出廷させないよう“交渉を依頼した”という内容を再現VTRで報じたことだ。
「スタジオのコメンテーターもそれが“事実前提”でコメントしたことで、松本さんの弁護士は『偏向報道だ!』として反論声明を出した。松本さんもXでその声明文を投稿し“無言の抗議”をしている。これに読売テレビ内の松本さんに近い“松本信者“の局員は戦々恐々とし、異動の時期には『ミヤネ屋だけは絶対に行きたくない』とゴネていました。ミヤネ屋に行くと松本さんに“敵”と見なされるかもしれないからです」(読売テレビ関係者)
フライデー
ありましたね、そういうことが。
松本人志の弁護士が「偏向報道だ!」の指摘と読売テレビの回答
簡単に整理すると以下の通りです。
- 「週刊文春」の報道をもとにした番組内容が事実に反し、名誉を毀損する恐れがある
- コメンテーターとして出演した医師・おおたわ史絵氏が、文藝春秋と利害関係がある人物であり、公平性を欠くと指摘
- 番組内で「録音テープが存在するかのような誤解を与える表現」があったとし、訂正を要求
この抗議に対し読売テレビ社長は、
「抗議文の中身を拝見すると、事実関係に誤解があるのではないか」
「(録音の有無に関して)番組内で“週刊文春が録音していた”とは言っていない。密かに裁判対策を行ったとしてもそれを持ちかけたところが万が一録音されてしまったらダメージが大きい、という話になったときに、“今の時代は録音できますよね”と相槌・一般論を述べただけ」
「もう一度放送内容を確認すればわかっていただけるはず」
と説明し、特に訂正等は行わないとしました。
それが気に入らなかったようです。
ファン<<<プライドだったダウンタウン
実際、当時の放送は読売テレビ社長の回答どおりの内容でしたし、おおたわ史絵氏は文藝春秋以外からも本を出していて、週刊文春の傀儡とは言えない人でした。
正直なところ、すごい噛みつき方だな、余裕ないなという印象です。
それを理由に、1年後になっても『ダウンタウンDX』に映像使用許可を出さないとは。
それが本当なら、ダウンタウンの2人や吉本興業は、番組ファン、ダウンタウンファンの気持ちよりも、勘違いからの怒りを優先したということ。
とても残念です。
コメント
別に軽視はしていないと思いますけどね。
それにワイドショーとか週刊誌は何と言ってもクソクズですから。