『半沢直樹』での大和田常務など、悪役、敵役でトップに立った感のある香川照之さんが銀座のホステスに対する暴力事件が原因で俳優業を休止してそろそろ2年。
現在は「市川中車」として歌舞伎俳優に専念していた香川照之さんがついに表舞台に復帰すると報じられています。
出演するのは木村拓哉さん主演の『グランメゾン東京』。
スペシャルドラマと来年1月公開予定の映画、どちらにも出演が決まり、木村拓哉さんの了解も得ているというのですが…ホント?
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香川照之が休業した原因の暴力事件
香川照之さんの暴力事件が報じられたのは2022年。
第一報は、高級クラブ店内でホステスの衣服に手をツッコミ下着を剥ぎ取り同席者に放り投げ、その後直接上半身を触った、というもの。
酷い所業だとネットはバッシングが吹き荒れましたが、香川照之さんは当時出演していた『THE TIME,』で謝罪して、CMや出演中のドラマなどに影響はないまま終了。
3年前の事件だったこと、その店にも問題があったんじゃないかと言われたことなどもあったのかもしれませんが、ほぼ無風で終わりそうな展開にネットでは怒りの声があがっていました。
しかしその後まもなく、新潮が第二弾として銀座のホステスの髪を掴むなどの暴力事件を写真とともに報じ、それが決定的になり、活動休止となりました。
この目が怖いと言われていましたね。。
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木村拓哉のドラマで復活する香川照之。
「TBSが香川に対し、出演を打診したという話です。香川とTBSの結びつきは古い。騒動の前までは、人気ドラマ『半沢直樹』シリーズ以降、TBSのVIP俳優というポジションを与えられていましたから」
日刊ゲンダイより引用
具体的な作品名は木村拓哉さん主演の『グランメゾン東京』。
『グランメゾン東京』は冬にスペシャルドラマを、2025年1月に映画を公開予定とされており、この2作品に香川照之さんは出演のオファーを受けたとか。
木村拓哉さんサイドはそれに合意。
その理由は、過去『MR.BRAIN』『南極大陸』『宮本武蔵』『アイムホーム』など数多く共演し、木村拓哉さんは俳優として香川照之さんを尊敬しプライベートでも仲が良く、謹慎中にも連絡を取り合う仲だった、と、日刊ゲンダイにはありました。
昨年もTBSでの香川照之復帰報道あり。
香川照之さんのTBSでのドラマ復活説は、昨年もありました。
香川照之さんがテレビに復活するならば、たしかに数々のドラマで香川照之さんの怪演に助けられたTBSがふさわしいんだろうなとは思います。
でもTBSからするとどうなんでしょうね。
過去香川照之さんに助けられたのは事実だと思います。
それに報いる意味でも『THE TIME,』にキャスターとして起用したのでしょう。
スキャンダルが報じられたときも、即キリはせず一度は謝罪の場を提供しました。
でもまだ他にもスキャンダルが報じられた結果、謝罪で済ませた『THE TIME,』に批判が殺到。
その上、出演が決まっていた日曜劇場『アトムの童』を急遽降板することになったため、時間のない中代役を探すことになり、なんだかんだと『アトムの童』はバタバタ感が否めず成功とはいい難い結果に終わりました。
香川照之さんが地上波に復活すれば、話題は集めるでしょう。
でも同時にクレームも生まれるでしょう。
矛先は、復活を支えたTBS、さらにスポンサーに向くと思われます。
それでもTBSは香川照之さんに復活の場を設けますかね?
すでに芸能活動は復帰している香川照之。NHKは様子見
実は香川照之さんは、芸能活動自体は復帰しています。
性加害と暴力事件が報じられた2022年の12月には歌舞伎に。
2023年8月には公式サイトで“歌舞伎と昆虫に命を捧げる”と決意表明しています。
その言葉通り、市川猿之助さんの事件で揺れる澤瀉屋を支え、長男市川團子を次代の猿之助とするために奔走しつつ、Youtubeで昆虫談義をしています。
一部視聴者の中では香川照之さんがカマキリ先生役でナビゲートしていた『昆虫やばいぜ』の復活を望む声があがりました。
今年4月に週刊女性がNHKに問い合わせたところ、「その都度、個別に判断しています」とのこと。
香川照之さんが地上波に復帰した場合、NHKは空気を読んで、最後の最後で起用するのかも。
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香川照之のドラマ・映画復帰はあるのか
香川照之さんがドラマや映画など歌舞伎以外の俳優業に復帰するかというと、結局のところは世間の声なんでしょうね。
1965年生まれの香川照之さんは来年還暦を迎えます。
歌舞伎の大名跡である「市川猿之助」の長男として生まれ、本来は梨園で育つはずが両親の離婚でその道が途絶えました。
それが一時的とはいえ父・猿之助と和解し香川照之さんの長男に「市川團子」を継承させ将来の「市川猿之助」の道筋が見えてきました。
そうは言っても今現在の市川猿之助さんの復活を望む声もあるといい、まだまだ確実とは言えません。
そもそも香川照之さんを駆り立てていたのは「市川猿之助」への執着だったと言われていますし、ご自身も還暦目前ですし、孫のような1才児の次男にも恵まれ、本来の目的を達成するために注力してもいいかな、というのが、
“歌舞伎と昆虫に命を捧げる”
という決意表明なのでは。
その決意表明で未練が断ち切れたならたとえドラマのオファーがあっても断る
と思いますけど、さて、どうでしょうか。
◆ここまで読んで頂きありがとうございます。こちらもどうぞ◆
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