大津のいじめ自殺問題以降、全国的に学校でのいじめやそれに対する学校の対応が明らかになり、芸能人でも過去いじめられた経験を語るなど、大きな話題となっております。
そんな中、SMAPの木村拓哉さんが、自身ののラジオ番組『木村拓哉のWhtat’s UP SMAP!』に寄せられたリスナーからの相談に答える形で“いじめ”について持論を語りました。
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※2005年出版です
木村拓哉 純愛物語 秘蔵フォトエピソード満載! 終わりなき“風雲児”の想いは今…
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<以下引用>
リスナーの悩みは要約すると「クラスで“いじられキャラ”なのかもしれない。でもいじられるのは嫌です」という内容だった。木村拓哉はそれに対して直接悩みを解決する形でなく、全リスナー、あるいは全国へ問題提起した。
彼はバラエティ番組では「“いじられキャラ”がいて“いじる”者がいる。そしてそれを見て楽しむお客さんがいる」それは“メディアの中では成立する”と説明する。SMAPでいえば“いじられキャラ”にあたる稲垣吾郎や草なぎ剛も「プライベートでいじられるのは嫌だと思うよ」と木村は語気を強めた。
そして木村拓哉は「“いじる”のと“いじめ”とは文字も似てるし紙一重」だ「相手が嫌がればそれは“いじめ”だろう」と持論を展開した。「僕が学生の頃も“いじめ”はあったが、死と直結することはなかった」と自身の体験を振り返ると「あの頃は先生のゲンコツや平手打ち、まわし蹴りとかもあったけど良かったこともあったかも。今はそれも無いし、何かが失われている」と語った。
また、木村は冒頭のリスナーからの相談に答えるかのように「今は現場の生徒が考えないといけない時がきたのではないか」と主張する。教師や親に頼っても解決しない。実際に関わる生徒自身が考えて解決するしかないというのだ。そして彼はこう付け加えた。「『木村拓哉があんなこと言っていた』とこれをきっかけに5分でいいから生徒同士で真剣に語り合ってくれたらいいな」と。
“いじめ問題”についてはさまざまな著名人がさまざまな意見を出しているが「現場の生徒が考えるしかない」といった意見は未だに聞かない。だが、ここにこそ“解決”の道があるのではないか。さらにそれを突き詰めれば大人社会へ向けて「政治家に頼っても解決しない」と警告されているようでもある。木村拓哉が投げかけた言葉は重く深い。
<TechinsightJapan>
最近はいろんな芸能人がいじめについて言及しています。
ビートたけし、中川翔子、ロンブー淳も…大津市いじめ自殺に対し、有名人らが続々と怒りの声
木村さんが子供の頃もおそらくいじめによる自殺はあったのではないかとか、先生の体罰についても異論反論あると思います。
でも大事なのは、こういった著名人の意見が素晴らしいかそうじゃないかではなくて、木村さんがいうように、その意見を聞いた人がそれぞれいじめについて考えて話をすることなのかも。
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この記事を読んで、先週の週刊文春にあったいじめのあったクラスの子たちの対応を思い出しました。
文春に書いてあったいじめの内容と学校の対応は目を覆いたくなるような内容でした。
担任の先生は無関心であり、いじめに真摯に対応しようとしていた生活指導の先生は異動になったとか。
一方で生徒がずっと見て見ぬふりをしていたかというとそうではなく、いじめを止めに入った女子生徒もいたとのこと。
でもいじめていた子たちが聞くわけでもなく…。
ただ、生徒が亡くなった後も写真に画鋲を刺した行為でクラスの生徒達は心底怒り、一致団結していじめっこたちを無視するようになったとありました。
いじめが止めるべきものであることを知り、「次に自分がターゲットになるかも」という心配がなければ、子供たちは自分でいじめを止めることができる場合もあるかもしれません。
今回の大津ほどの事態になると、大人の介入が絶対に必要だった気がしますが…
木村拓哉が語る
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いじめられた経験を公表したロンブー淳さんのツイッターはこちらから
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