2024年12月19日に放送された『ラヴィット』で放送禁止用語が飛び出し謝罪する場面がありました。
一体なんの言葉が放送禁止用語だったのでしょうか。
また、発言した令和ロマンの高比良くるまさんについて「干される?」という声が出ていますが、干されることはあり得るのでしょうか?
『ラヴィット』で飛び出した「ル」で始まる4文字の放送禁止用語
放送禁止用語が飛び出したのは番組内の「ビリビリ逆しりとり」というゲーム中のことです。
これは通常のしりとりとは違って「ん」で終わる言葉を言った人が勝ち抜けできるルールです。
事前に、同局の赤荻歩アナウンサー(43)が「生放送です。放送できない言葉は絶対に言わないようによろしくお願いします」と注意を呼びかけて、開始された。
ゲームが何度か続いたあと、お笑いコンビ「かけおち」青木マッチョが「ツインテール」と言い、次の番の「令和ロマン」高比良くるま(30)が、「ル」で始まる4文字の放送禁止用語を言った。
中日スポーツ
これで赤荻アナがゲームを中断させ、MCの川島明さんも席から立ち上がり高比良さんに近づいて、「いろいろとよくない」と直接注意。
高比良さんが困惑したようにキョトンする中、川島明さんと赤萩アナが謝罪し、高比良さんは罰として「ビリビリ」の電流を受けてました。
で、ここで問題だった「ル〇〇ン」は「ルンペン」です。
放送禁止用語ってなに
ルンペンとはドイツ語で「ボロ」のこと。
そこから転じてホームレス、浮浪者、乞食という意味で使われています。
これが放送禁止用語って、そうなんですね。
ちなみに放送禁止用語とは。
放送禁止用語(ほうそうきんしようご)とは、テレビやラジオなどのマスメディアにおいて、何らかの理由により放送における使用を自粛している言葉の俗称。今日の日本ではごく一部の例外(電波法に規定されているもの)を除き、法によって明文化された放送禁止用語は存在せず、単なる放送事業者の表現の自主規制であり、公表もされていない。日本では、2008年以降はおもに視聴者からのクレーム(これには当然、公権力によるものも含む)により適宜定められるものとなり、「放送にあたって要注意とする用語」あるいは「放送自粛用語」などと言われる。
電波法に規定されているものを除き、法によって明文化された放送禁止用語は存在せず、単なる放送事業者の表現の自主規制であり、公表もされていない。
それじゃ一般人は知るよしもないですね。
それでいきなり謝罪されて、え、今の何が問題だったの?となって、調べることに。
高比良くるまは干されるの?
高比良くるまさんは『ラヴィット』終了後に「#ラヴィット マジでおわった」とポスト。
#ラヴィット マジでおわった‼️ pic.twitter.com/O10kB7YeTI
— 令和ロマン くるま (@kuruma_takahira) December 19, 2024
これがあるからか、ネットでは放送禁止用語を発したから干されるの?と心配する声が見られます。
しかしルンペンは電波法で定められている差別用語ではなく、放送局の自主規制用語、放送注意用語なので、干されることはないでしょう。
くるまさん、まさかそこまで把握してたとか?
というか、テレビに出演する方々は皆さん放送禁止用語をマスターしてるのでしょうか。
アナウンサーや現場を管理する人はもちろん把握してるんでしょうけど、大差ないでしょうが局独自の自粛もあるようです。
ちなみに「ぎっちょ」「ヤンキー」「レントゲン技師」もダメらしく。
差別を連想する言葉は基本ダメで、「レントゲン技師」は正確な名称ではないから、ということですが、ものすごくセンシティブな世界ですね。
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