映画「検察側の罪人」の撮影現場で、主演を務めるキムタクがスタッフも声をかけられないほどピリピリしていると、8月25日発売の「FRIDAY」が報じています。

 

 

[以下引用]

8月17日の夜、キムタクにとってSMAP解散後、初の主演映画となる『検察側の罪人』の撮影が都内で行われていた

 

「後輩、『嵐』の二宮和也との共演です。よくドラマや映画の撮影現場の休憩時間に、キムタクは『長丁場になりますが頑張っていきましょう』などとスタッフに気軽に話しかけるんですが、今回は黙って考えにふけっていることが多いんです。ピリピリしたムードで、声をかける人もほとんどいない。これまでの『カッコいい二枚目ヒーロー』という役柄から、イメージチェンジしようと必死なんでしょう」(同作関係者)

 

キムタクの役は二宮の上司にあたるベテラン検事。知人を殺された復讐心にかられ、周囲の反発を買いながら容疑者に苛烈な取り調べを続けるという、ダークな演技が初めて求められている

 

「キムタクも今年の11月で45才。これまでのキャラクターではもう通用しないと本人もわかっています。二宮がクリーンな検事で自分がダークな役柄という配役についても悩んでいたようですが、同じジャニーズ事務所ということで最終的に受けたそうです」(同前)

[フライデー]

 

SMAP解散騒動以降、キムタクに対する世間の風当たりはとても強く、裏切り者としてのイメージが定着してしまったとも言われています。

 

それを象徴するかのように、4月29日に公開された主演映画「無限の住人」は興行収入10億円にも届かないという大コケに終わりました。

 

これは自身の最低記録を大幅に更新しただけではなく、最低目標とされた興収30億円にも遠く及ばなかったことから、「キムタクは完全に終わった」と言われる事態に。

 

そういったことを考えれば、今作がキムタクにとって「絶対に負けられない戦い」となるのは間違いありませんし、ピリピリするのも仕方ないような気もしますが…

 

 

[以下引用]
「今回はSMAP解散後、初となる主演映画なので力が入るのは分かりますが、周りの人を近づけない無言の威圧感が漂い、共演者やスタッフが困惑している。木村は普段なら気さくに話しかけたり、差し入れをしたり、座長としてドンと構えているのですが今回は少し様子が違うようです」(ジャニーズに詳しい週刊誌記者)

 

周囲は、キムタクの焦りの原因が後輩・二宮和也の存在にあると見ている。



「撮影開始当初、木村は二宮を飲みに誘ったり、大量の服をプレゼントしたりして先輩の余裕を見せていると『女性セブン』なども報じている。しかし撮影が始まると、二宮が演技で圧倒的な存在感を発揮して木村が焦り始めているとも。なにせ二宮は世界の蜷川幸雄(故人)やクリント・イーストウッドも演技力を絶賛した実力派俳優。一方の木村は”万年青年役者”と言われるほど演技に幅がない。キムタクがピリピリするのも仕方ありません」(前同)



もし、本作が公開されれば、W主演の両者の演技が比較されるのは避けられない。



「木村はまじめに脚本を読んで役柄を作り込むタイプの役者。一方、二宮は突然憑依したように切り替わる天才タイプ。一度、木村がスタッフに細かい演技の確認をしている傍で、二宮が延々と携帯ゲーム機を続けるという出来事があったとか。ジャニーズの10歳差は天と地の上下関係なので、これはヤバいと周囲が騒然としたものの、なぜか木村は黙ったまま見なかった風を装い、サーッと現場を去っていったとも。2人の距離感を感じさせるエピソードです」(前同)

[デイリーニュースオンライン]

 

原作通りなら、今作はキムタクと二宮さんのW主演となるのが自然な形。

 

監督自身も「二人がW主演として…」と発言するなど、実際には二宮さんの存在感はかなり大きいものと思われますが、なぜかジャニーズ寄りのメディアはそれを揃って否定。

 

あくまでも「キムタク単独主演」であることを強調し、W主演と表記したメディアに対してクレームを入れたとの報道もありました。

キムタク単独主演にこだわり過ぎてストーリーが大幅に改変されることは確実な状況に

やはり、キムタクだけではなくジャニーズ事務所もピリピリしているのでしょう。

 

ちなみに、二宮さんによると「もう、僕の出番は山を越えた」そうです。

 

となると、後は主演・キムタクが自分自身の演技に集中できるはず。

 

原作の面白さは折り紙付きですから、キムタクの迫真の演技に期待したいところです。

 

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