ジャニーズタレントの映画の当たらなさはよく記事になっていますが、今年はジャニーズタレントが出演する映画がなんと20本以上公開されていたというのに、実質的に当たったと言えるのは2本だけだったと週刊新潮が報じています。

 

 

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2017年ジャニーズタレント主演、出演映画一覧

 

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今年公開済み、またこれから公開予定のジャニーズ主演映画はこちら。

 

01月07日:『僕らのごはんは明日で待ってる』中島裕翔

01月28日:『破門 ふたりのヤクビョーガミ』横山裕、濱田崇裕

02月25日:『彼らが本気で編むときは、』生田斗真

03月04日:『ハルチカ』佐藤勝利

03月25日:『PとJK』亀梨和也、西畑大吾

04月29日:『無限の住人』木村拓哉

05月06日:『追憶』岡田准一

05月20日:『ピーチガール』伊野尾慧

06月17日:『こどもつかい』滝沢秀明、有岡大貴

07月01日:『忍びの国』大野智、知念侑李

07月22日:『心が叫びたがってるんだ』中島健人

08月26日:『関ヶ原』岡田准一

09月23日:『ナミヤ雑貨店の奇蹟』山田涼介

10月07日:『ナラタージュ』松本潤

11月03日:『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』二宮和也、西畑大吾)

10月28日:『先生!、、、好きになってもいいですか?』生田斗真

11月18日:『泥棒役者』丸山隆平

12月01日:『鋼の錬金術師』山田涼介

12月23日:『未成年だけどコドモじゃない』中島健人、知念侑李

 

これに、主演ではない以下の2つを足して21本となります。

 

05月26日:『美しい星』亀梨和也

07月14日:『銀魂』堂本剛

 

 

大ヒットは2本という寂しさ

 

制作費にもよりますが、全国公開系の映画だとヒットと呼ばれるのは10億、20億以上が大ヒットの目安と言われており、その視点で見ると、『忍びの国』24億、『関ヶ原』23億が大ヒット、『ナラタージュ』『追憶』11億がヒットと分類できるかと思われます。

 

『銀魂』は現時点で38億と今年の邦画トップですが、堂本さんではなく小栗旬さん主演ですのでね…

 

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公開していたことすら知らないような映画もあればかなり宣伝していたものもあり、特に木村拓哉さんの『無限の住人』が10億行っていないのは厳しいでしょう。

 

二宮さん『ラストレシピ』も、初週2日が1億3800万円だったと発表されており、これだと最終的にも10億いくかどうか…

 →二宮和也『ラストレシピ』興行収入がヤバイ

 

参考までに、コケたイメージの強い福士蒼汰さん主演『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は18億、広瀬すずさん『チアダン』は13億行っています。

 

 

ジャニーズ同士で喰い合っているという指摘

 

週刊新潮では、年に20本以上ということは2ヶ月に3本以上が公開される計算になり、「ジャニーズ映画同士で喰い合っているのが低調の原因との声も上がっている」と指摘しています。

 

確かにジャニーズファンのサイトの中には、自分の「担当」が映画に出る場合、どうやったら効率的に興行収入に貢献できるかを分析したものもあり、中には前売り券は他人に勧めるために購入しましょうと言っているものもあります。それを真面目に実践したら、お金足りないでしょうね。

 

 

[以下引用]

「ホントに多いですよ。なんだか、自分の所のタレントを代わりばんこに使って、ストーリーよりも主役を目立たせたいというものばかり。それにジャニーズはキムタクを筆頭に高齢化が進んでいるようにも見えます。もちろん若い子がいるのも知っていますけど、映画なら同じ20代でも菅田将暉(24)や松坂桃李(29)などジャニーズではやらないようなヤバい役をやる役者の方が見応えがありますからね。そういった流れも低調な理由かもしれません」(北川氏)

[週刊新潮]

 

 

菅田将暉さん…も、ちょっと出過ぎ感はあります。

 

来年GWには「また」の定番土屋太鳳さんと共演した映画『となりの怪物くん』が公開されますし。

 

それでも、作品によってはもしかして、という期待ができる部分もあります。

 

ヤバイ役というと、木村拓哉さんがついに本当の悪役に、という呼声の高かった『検察側の罪人』が思い出されますが、あれも結局はキムタク、ですしね。

 

アイドルを出しておけば儲かるというほど一般人も単純ではありません。

 

「ジャニーズ」という色眼鏡で見てしまって端から受け入れられないという部分もありますが、「ジャニーズ」に甘えてるなという人もいるのも事実です。

 

主演だけが当たる当たらないを決めるポイントではないですが、過去、ジャニーズものがつまらなかったという経験を繰り返し、観ない選択をしている人もいるでしょう。

 

1800円という映画代を支払うに値するか、往復も合わせた時間も含めて結構シビアに判断しますし、どうせ時間もお金もつかうなら、出演者も内容もちゃんとしたものを見たいと思っているんですよね。

 

 

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