2025年7月25日、次回7月26日放送のTBS『報道特集』のテーマが「参政党のメディア排除を問う」であることを公表しました。
26日午後5時半からの #報道特集
— 報道特集(JNN / TBSテレビ) (@tbs_houtoku) July 24, 2025
前半の特集は…
【参政党の”メディア排除”を問う】
参院選の結果、与党が過半数割れの一方
大躍進を果たした国民民主党と参政党。
選挙区で何が起きていたのか?
そして選挙後、公の党でありながら
一部の報道機関の会見取材を拒否したのはなぜか?… pic.twitter.com/83QIUFIeln
参政党は22日に国会内で行われた定例会見で、神奈川新聞(横浜市)の記者の出席を認めなかったことで一騒動あり、『報道特集』の「メディア排除」はそのあたりにふれると思われます。
『報道特集』といえば、選挙運動期間中にも参政党の主張する「日本人ファースト」を排外主義のように報じ、山本恵里伽アナウンサーが「1票が外国人を脅かすかも」と訴えたことが放送法に違反するのではと物議を醸しています。
ネットではこのTBS『報道特集』に対する違和感の声が溢れています。
※TBSは、ドラマはおもしろいんだけどねー[関連商品]
参政党が神奈川新聞記者を排除した理由とは?
2025年7月22日、参政党は定例記者会見から神奈川新聞の石橋学記者を排除しました。
党側は当初は「事前申請がなかった」と説明していました。
が、後に「妨害行為の懸念」に理由が変更され、石橋記者が過去に「しばき隊」と呼ばれる団体と行動を共にし、街頭演説の妨害に関与していたと判断したため、混乱を避ける目的で入場を拒否したとしています。
神奈川新聞の主張と反論ポイント
神奈川新聞側の主張をまとめると以下の通り。
- 事前申請の必要性は虚偽だった
参政党は「初参加の記者は事前申請が必要」と説明しましたが、神奈川新聞は「会見案内にその記載はなく、実際に初参加でも申請なしで入場できた記者がいた」と指摘。共同通信の取材でも、党側の説明に矛盾があることが明らかになっています。 - 知る権利の侵害
神奈川新聞は「正当な理由なく記者の出席を拒むのは、国民の知る権利をないがしろにする行為で到底容認できない」と抗議文を提出。報道機関としての責任と公共性を強調しています。 - 政治的報復の可能性
同紙は、参政党が「気に入らない記事を書く記者を排除した」とし、手続き上の問題にすり替えていると批判。政党による報道機関への圧力と受け取れる行為だとしています。 - 回答拒否と説明責任の欠如
神奈川新聞は党広報に事実確認を申し入れましたが、期限までに回答は得られず、説明責任を果たしていないと非難しています
知る権利は誰のものか?報道の役割と限界
「知る権利」は本来、国民が政治や社会の実態を把握するための権利です。報道機関はその“代行者”であり、記者は事実を収集し、編集し、伝える役割を担っています。
しかし、メディアが報じる内容を取捨選択し、国民の「知る権利」を満たしていないのは周知のことです。
記者が知ったことを「記者のフィルター」を通して伝えることで、情報の選別や偏向が生まれる可能性もあります。
今回の参政党による神奈川新聞排除は、「記者のフィルターが信頼できない」と判断された結果とも言えるでしょう。
石橋記者の“しばき隊”関与疑惑と不評の背景
石橋学記者は、神奈川新聞で人権・差別問題を中心に報道してきた記者であり、過去にはヘイトスピーチに対する批判記事で名誉毀損訴訟を起こされたこともあります。
一部のウォッチャーは、石橋記者がしばき隊の抗議活動に同行し、現場に現れる“常連”であると指摘。
神奈川新聞記者 石橋学。
— Justice (@Justice_Win555) July 25, 2025
神奈川横浜市 桜木町駅前にて
こうしてカメラを向けていた。
参政党候補の街頭演説会に押しかけて
しばき隊と呼ばれる選挙妨害集団に帯同。
注意したら一般有権者にカメラを向け
ウロウロする姿
街頭演説後、しばき隊と呼ばれる活動家と談笑してるところも目撃致しました。 pic.twitter.com/yJcV1i9qYo
次は、
— るぅたそ🐶 (@kohakuototo) July 24, 2025
神奈川新聞が、出禁になったことをネタにして
たたいてますが
普通にしばき隊と変わらないような人をいれたかないでしょ。すごい選挙方がきてたよ?
普通に怖いよ。。。
神奈川新聞はこの人が入ってから左傾化がひどくなったと聞いたけどね。
これはひどい。 https://t.co/HGKrdHilot pic.twitter.com/9PntyicQKP
これまで河合悠祐さんを始めとする保守派の政治家を付け回したりしばき隊と共に行動したりで妙なプレッシャーをかけてきたことで有名になったようで、その結果日本の国旗を蹴飛ばす姿まで動画で残っています。
さすがは日の丸を蹴飛ばす反日石橋記者が所属する神奈川新聞様pic.twitter.com/Ezvn3VZhPC https://t.co/Fmg4bxlYQo
— 日本の国益🎌CFJ🎌 (@JapanKokueki___) April 5, 2025
このような背景から、参政党支持層や保守系ネットユーザーの間では「活動家に近い記者」として不評を買っていたことも事実です。
TBS報道特集が取り上げた“外国人政策”と山本恵里伽アナの発言
TBS「報道特集」は7月12日放送回で、参政党の外国人政策を「排外的」と紹介し、SNSでの差別的言説の拡散に懸念を示しました。
キャスターの山本恵里伽アナは「自分の1票が身近な外国人の暮らしを脅かすかもしれない。想像力を持って投票すべき」とコメントし、これが参政党側から「政治的誘導」として抗議を受ける事態に発展。
神谷宗幣代表は「個人攻撃はしていない」と弁明しつつも、番組構成自体が偏向していると主張。太田光氏との選挙特番でのやり取りも話題となりました。
山本恵里伽はしばき隊を擁護するのか?
『報道特集』は「日本人ファースト」を「排外主義」と批判し日本に外国人優遇はないとしていました。
が、番組で取り上げていた外国人留学生への奨学金の金額一つとっても「優遇じゃん」としか言えません。
外国人留学生の奨学金は給付型で、月18万円もらえるSPRINGは2026年で日本人限定になることが決まっていますが、国の奨学金制度は他にもあり、MEXTは学部で11万7000円もらえます。
一方で日本人は給付型の最高額が7万5000円です。
学生の5割が奨学金を受給し、そのうちの8割が貸与型なので、卒業したら返済が待っています。
外国人留学生は借金なしで社会人生活をスタートできるのに対し、日本人学生は300万円の借金を背負って卒業するわけです。
結婚すると借金が倍になる可能性もあり、これじゃ結婚も子どももなかなか…ですよね。
この現状には触れず、「SPRINGは国籍を指定していない奨学金だ、日本人ももらってる、外国人優遇はない」として、「あなたの1票が周りの外国人を苦しめるかも」なんて言っちゃったのが山本恵里伽さんです。
今回、参政党の会見から排除された神奈川新聞の石橋記者が一緒に活動していたしばき隊って、日の丸にバツをする人たちです。

山本恵里伽さんは、こういう人たちといっしょに選挙妨害していた石橋記者を、どう擁護するんでしょうね?


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