元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人が出演したAbemaTVの「
72時間ホンネテレビ」が累計視聴者数7400万超えを果たしたことにより、地上波テレビをリストラされた大物芸能人たちがネットの世界に熱い視線を注ぎ始めたといいます。
※オレたちはまだ終わってない!!
[以下引用]
「元メンバーである森且行が出場する静岡・浜松のオートレース場を3人が訪れたシーンでも、余計な煽りやテロップ、ナレーションは一切なし。こうした地上波とは違うユルい作り方が視聴者にも好評だった。今回、予想以上の視聴数を記録したことで、AbemaTVの価値は急上昇。今後、地上波に見切りをつけた大物芸能人が、さらに流れてくることになるかもしれません。テレビ業界は戦々恐々でしょう」(テレビ関係者)
そんな中、来年3月で『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了すると報じられたとんねるずも、ネット番組に参入する可能性があるという。
「『ホンネテレビ』には『みなおか』を演出しているマッコイ斉藤氏が参加しています。マッコイ氏は『男気ジャンケン』『きたなシュラン』などの人気企画を生み出し、テレビ界では“テリー伊藤の再来”とも呼ばれる鬼才。現在は『恵比寿★マスカッツ』の総監督を務めているほか、AbemaTVでは極楽とんぼの『KAKERUTV』を担当している。彼の一声でとんねるずがAbemaTVに進出し、元SMAPの3人と共演する可能性は十分ありえる話です。もしそこに恵比寿★マスカッツや極楽とんぼ・山本圭壱などが加われば、『ホンネテレビ』以上の視聴者数を獲得できるかもしれません」(同)
[日刊サイゾー]
ということですが、「72時間ホンネテレビ」が打ち立てた7400万視聴数というのは、72時間ぶっ続け生放送での累計視聴数ですからね。
5,6時間程度の番組が到達できる数字ではないですし、今後も記録を破られることは当分ないと思われますが、「新しい地図」の3人ととんねるずが共演したとなれば、確かに大きな話題にはなるでしょう。
そうなればリストラ芸人どころか、現役バリバリの人気芸人たちもこぞってネットテレビに参入してくる可能性が出てきます。
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ちなみに、先週放送された「ワイドナショー」では、今や芸人の頂点に君臨する大御所・松本人志さんが、同じフジテレビの長寿バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」と「とんねるずのみなさんのおかげでした」の打ち切りを受け、次のようにコメントしていました。
「ほんとに大変やわ、テレビで今、バラエティをやるのは。いわゆるちょっと攻めた企画ね、こういうのはもう今、ほぼできなくて、クレームのリスクも高いでしょ?とんがったものを作り上げていくっていうのは不可能に近いよ」
さらに、翌日のツイッターでは「バラエティはいよいよ大変だ。でもさ。でもやん。テレビで腹痛いぐらい笑わせたいやん。それが人志少年の夢やったからな」とも。
まあ、「ワイドナショー」で「72時間ホンネテレビ」をスルーした以上、何を言っても負け惜しみに聞こえてしまうのは確かですが、これまではジャニーズに忖度せず元SMAP3人の話題を取り上げてきた民放各局ワイドショーも、軒並みスルーしてましたからね。
テレビ業界の焦りは相当のもので、局の垣根を超えて「72時間ホンネテレビ」を“なかったこと”にしようとしているとも。
もちろん、それはジャニーズ事務所も例外ではなく…
[以下引用]「当初、ジャニーズ事務所サイドはネット放送の番組がここまで世間の注目を集めるとは思っておらず、甘く見ていた部分もあったのでしょうが、番組放送中や放送後にはAbemaTVに出資しているテレビ朝日サイドに猛抗議したそうです。テレ朝サイドは、あくまで『サイバーエージェント』主導のインターネットテレビの番組と説明したといいます」(スポーツ紙の芸能担当記者)[アサ芸プラス]
とにかく、既存権益にどっぷり浸かった勢力には、今さらながら相当な危機感が出てきたということでしょう。
こうなってくると、松本さんが今週の「ワイドナショー」でもこの話題を完全スルーする(せざるを得ない)ようだと、いよいよ”潮目”が変わってくるかもしれません。
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