まさかの嵐敗北！ジャニーズ後継者争いでテレビ各局に究極の「踏み絵」が迫られる

昨年の後半頃からTBSと嵐の関係がギクシャクしていると、週刊文春が報じています。

現在嵐はジャニーズの中でも最も人気があるとして、テレビ各局は嵐を特別扱いしていたのに、このところTBSは嵐から距離を置いているんだとか。

これは、SMAPを代表とするI女史派閥と嵐を代表とするJ女史派閥の“ジャニーズ跡目争い”が原因となっているといいます。

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※櫻井翔さんはTBSで有吉さんとの新番組『今、この顔がスゴい！』が始まります。

オレは絶対性格悪くない！

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TBSが嵐と距離を置き始めたとする根拠は2つ。

ひとつめは、昨年のクリスマスに生放送されたSMAPの中居正広さん司会『火曜曲！』でのドタキャン騒動です。

＜以下引用＞

「当初、スタッフの間では、番組にはSMAPのほか、ジャニーズからは嵐とV6が出演すると言われていました。しかし、放送の約10日前になって、これがドタキャンになり、若手のKis-My-Ft2とSexy Zoneに急遽変更されたのです」（芸能プロ関係者）

＜週刊文春＞

こちらには「嵐とV6」とありますが、実際に1週間前に放送された次週予告で出ていたのはV6だけでした。

　火曜曲出演者変更のワケ

I女史こと飯島派閥の代表格がSMAP、J女史ことジャニーさんの姪・ジュリーさん派閥の代表格が嵐ですから、その本丸同士が共演するのは紅白歌合戦くらいでは？と思うのですが…。

※最近飯島さん管轄となった山下智久さん

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ふたつめの根拠は、2008年から続いていた嵐の冠番組『ひみつの嵐ちゃん！」が3月いっぱいで打ち切りになることです。

代わりに櫻井くん司会の情報バラエティ番組がスタートすることも明らかになっていますが、そもそも『ひみつの嵐ちゃん！』はそれほど低視聴率でもなく、特番では必ず嵐のメンバーが揃うという貴重な番組を止める意味が分からない、というのが業界の見方です。

　「ひみつの嵐ちゃん」の打ち切りと櫻井翔が司会の「FACE TV」が決まった裏にあるTBSと藤島ジュリーの微妙な関係

実際には打ち切りはジャニーズ側からの申し出だったということですが、TBSとジャニーズの間で何が起きているのでしょう。

＜以下引用＞

「ドタキャンも番組の打ち切りも、根本的な原因はジャニーズ事務所の後継者争いにあります。現在、創業者のジャニー喜多川社長は81歳。後継者候補はジャニーさんの姪であり、嵐を育てた藤島ジュリー景子副社長と、SMAPを育てた飯島三智氏の女性幹部二人と言われており、長年に渡り跡目争いをしていたわけですが、ここに来て決着がつきそうな雰囲気なのです」(TBS関係者)

この覇権争いは、業界内では血縁からジュリー氏が有利と思われていた。しかし、最近になってジャニー氏が意外な発言をしているという。

「ジャニーさんは飯島氏のマネジメント能力を高く評価していること、その一方で、嵐をテレビやCMに過剰に露出させるジュリー氏の売り込み方を良く思っていないということを、テレビ局幹部などに語ったそうです。ジャニーさんはこれまで、こうした発言をすることはなかった。そこで、テレビ局幹部らは“ジャニーさんは飯島氏に後継者のお墨付きを与えた”と判断したのです」(キー局関係者)

こうした背景のもと、「火曜曲！」でのドタキャン騒動は起きた。

「TBSの制作局バラエティ制作部長は、これまで『金スマ』や『うたばん』などをプロデュースしたSMAPとの関係が深い人物。当然、飯島さんとも親しい。この部長が、飯島さんの後ろ盾にジャニーさんがついたことを知り、SMAPか嵐かの選択でSMAPを選んだ。つまり、踏み絵を踏んだようなものです。その後、飯島さんとの関係をより強めた結果、クリスマスの特番では嵐らの出演がなくなり、飯島氏が面倒を見ている若手二組が出演した」(別のTBS関係者)

＜週刊文春＞

ちなみに、ジャニーズ事務所は後継者争いについて、「副社長と一社員の間で、そのような事実があろうはずはありません」と回答しています。

が、ジャニーさんがジュリーさんに不信感を持っているというのは以前から報じられています。

　ダメ出し！ジャニー喜多川が藤島ジュリー景子に「あいつはボクが育てたグループを全部潰しちゃう」

確かに副社長と一社員ではあるのですが、血だけを優先して会社を潰してしまうことは誰も望んでいないでしょうから、力のある者が残るべきでしょうね。

TBSはSMAPを選択したにも関わらず、『ひみつの嵐ちゃん！』の後番組に嵐の櫻井さんが起用されたのは、関係を悪化させたくないTBSのジュリーさんに対するフォローとのこと。

ただし、飯島氏サイドと親密な『制作局』ではなく、『情報制作局』が新番組を制作することで折り合いをつけたようです。

ところで、ジャニーズ事務所の後継者争いが影響するのはTBSだけではありません。

＜以下引用＞

「紅白という強力なコンテンツを持つNHKや他局と比べ関係の薄いテレビ朝日は後継者争いの影響は少ないですが、程度の差はあれ全ての局が、基本的な方向性はTBSと同じ。ただ、フジは高校バレーでジュリーさんが担当しているジャニーズの若手とコラボしたり、日テレは『24時間テレビ』の司会に嵐を起用するなど、TBSよりジュリーさんと関係が深い。TBSほど露骨な“飯島推し”とはならないでしょう」（前出・キー局関係者）

＜週刊文春＞

全ての局の方向性がTBSと同じということは、後継者争いは飯島さんの勝利ということでしょうか。

一方では、ジュリー氏がものすごい勢いでマスコミ各社を接待していたり、昨年末の紅白歌合戦にはジュリー派閥から、嵐、TOKIOにつづいて関ジャニ∞が出場したことで、ジュリー氏強し、という話もありました。

　大野智がお酌して自虐ネタ！藤島ジュリー景子主催のジャニーズ接待の目的とは？

この決着がついたところで、この二人の女史は仲良く同じ事務所をもり立てて行くことはできるのでしょうかね。

例えばSMAPと嵐は派閥争いで滅多に共演がないため、たまに共演する紅白歌合戦でのちょっとしたふれあいエピソードが話題になるほどです。

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