ダウンタウンの松本人志さんが自身の性加害問題を報じた週刊文春を訴えた裁判が取り下げる方針であることが明らかになりました。
松本人志さんと文春がそれぞれコメントを発表する予定だといいますが、これはどういう意味なのでしょうか。
松本人志が訴えを取り下げ
人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが、性的な被害を受けたとする女性の証言を掲載した週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして賠償を求めている裁判で、訴えを取り下げることで松本さんと発行元の文藝春秋側が合意したことが関係者への取材でわかりました。
NHKニュース
「取り下げ」と「和解」の違いは次の通り
- 取り下げ
手続を申し立てた者が、その手続を自ら取り止めること - 和解
裁判において、お互いの主張立証を踏まえ、紛争を最終的に解決するための双方の譲歩に基づく合意
8月に予定されていた公判が延期となったあとから、松本人志さんサイドが和解を持ちかけ協議しているのでは、という見方はありました。
しかし、松本人志さんの性加害を報じている週刊文春に対し、松本人志さんは「事実無根」としている以上、和解が成立するには以下のどちらかが必須です。
- 松本人志が記事を認める
- 週刊文春が記事がガセだと認める
これはどちらにとっても致命的であるため、和解は成立せず裁判で決着をつけるしかないのではないかと言われていました。
それが訴えが取り下げられるということはどういうことなのかというと、文春に求めるのは了解だけで、文春側は何も譲らないということです。
※訴訟がある程度進むと申し立てた方だけの希望では訴えの取下げができないため、そういう意味での合意は必要
松本人志が謝罪へ
そんな中、続報が次々と出ていますが、どうも松本人志さんが認めたよう。
これまでに文藝春秋側は女性への謝罪を求めていて、取り下げにあたって松本さん側が女性側に謝罪するということです。
ANNニュース
謝罪をするというのはつまり、報道内容を認めるということなのでしょう。
フライデーによると、松本人志さんはA子さんB子さん文春と何度も協議を重ね、
「飲み会に行ったのは事実。不快な思いをさせた人がいたとしたらお詫びしたい」
という趣旨のコメントを出すことになったとか。
これで復帰は難しいのでは。
よく言われていることですが、第一報直後に、「自分は強制したつもりはなかったけど、嫌だったのなら申し訳なかった」と言えていれば、おそらく文春もここまで追い込まなかったでしょうし、今頃はもう通常運転だった可能性が高いです。
それが松本人志さんは文春の報道を全否定。
その結果、続報に続報を重ね最終的に痩身マッサージをするようなマッサージ店でも施術した女性に性的なサービスを求めた、なんてことも報じられてしまいました。
裁判になったあとも、A子さんB子さんの特定を求めていたのにA子さんを尾行していたり、懇意にしている弁護士に出廷を止めてほしいと依頼したり、証言を翻すために1億円支払うと小細工したことが報じられたり。
それで今謝罪したとして、もう松本人志さんでは笑えないのでは。。
夕方には正式なコメントが出るということですが、このマイナスを覆すようななにかがあるのか、気になります。
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復帰しますよ!