自身の性加害問題を巡り週刊文春と訴訟中の松本人志さんサイドがA子さんに対して尾行や出廷妨害など猛烈なプレッシャーを与えていると文春が報じています。
松本人志さんサイドが訴訟にあたりまず求めたのはA子さん、B子さんの特定。
誰なのかわからないと始まらない、ということだったのですが、やはりわからないというのは嘘だったようです。
[ad01]
松本人志の弁護士田代政弘氏がA子の知人を脅す
昨年、松本との“恐怖の一夜”を小誌に明かし、法廷に立つと明言するA子さんは、この半年間、様々な嫌がらせを受けてきた。今年2月には、松本の代理人弁護士がA子さんの知人男性を訪ね「彼女を出廷しないようにして欲しい」と要請。さらにA子さんは「怪しい男たちにつけられているんです」と訴える。取材班が尾行する男たちを追うと――。
週刊文春
記事によると、松本人志さんの代理人である田代政弘弁護士がA子さんの知人男性が勤務するオフィスを訪れ、
「このままの裁判の状況だと、松本さんはA子個人を訴えることになりますよ。そこでXさんに相談です。何とかA子を説得して、証人として出廷しないようにして欲しいのです」
と依頼したとのこと。
礼儀正しく事前にオファーをとっていたようなので、恐らく文春の記者が張り込んでいたんでしょうね。
様子が細かく描写されていました。
つまり、文春はこの接触の証拠をしっかり持っていると思われます。
また、記事によると、A子さんは2月中旬頃から尾行やつきまといの被害を受けており、文春が十分な証拠を持ってつきまとい相手に直撃したところ、複数の探偵会社が関与しており、守秘義務を理由に逃げた会社もあるものの、一部は松本人志さんからの依頼であることを認めたとのこと。
松本人志の弁護士がA子B子の個人特定を求めた目的はやはり…
ここで思い出されるのが、第1回口頭弁論で求めたのが、文春に証言したA子さん、B子さんの特定です。
二人の名前、住所、生年月日、携帯電話番号、LINEアカウントの提出を文春側に要求し、松本人志さんの代理人弁護士は
「相手が誰だか分からないと、いつ、どの酒席のことを言っているのか分からない」
「誰なのかはっきりしてもらわないと答えようがない」
と説明しました。
文春サイドの喜田村弁護士は提出を要求されたものが名前だけではなく5つもあることに対し、
「そんなアホなことあるかいなという感じ」
「週刊誌に書かれているような行動は1回もやったことがないと言うんだったら、全部否認で、AさんもBさんも関係ない」
「『まるっきりのウソです』と言えばいいだけ」
と拒否の姿勢を見せ、その後も開示したという話はありません。
なのに、田代弁護士はA子さんの知人男性を訪れていた。
つまり、松本人志さんサイドはA子さんが誰なのかは文春サイドに言われなくても把握しているし、何なら人間関係も把握しているということです。
もともと「とうとう出たね。。」でおなじみのA子さんからスピードワゴン小沢さん宛のLINEが流出していたことからも、少なくとも小沢さんは知ってるんだから、小沢さんに聞いたらいいのに、という声はありました。
それを、小沢さんとは連絡が取れないということにまでしていたのに。
これはもう、「誰だかわからない」から特定を要求したわけではなく、その情報を開示させることでプレッシャーを与えたかったんでしょうね。
A子は出廷するのかしないのか?
A子さんは文春に最初に記事が出たときから、自分は法廷に立つ覚悟があると話しています。
しかし第1回口頭弁論の後に、文春サイドの代理人である喜多村弁護士が証人としての出廷はないと口にしたと報じられました。
これを、喜多村弁護士は明確に否定しています。
この件について29日、喜田村氏は本紙の取材に「証人になるかどうかは未定ですが、“証人には出ません”とか“証人には出しません”と言ったことはありません」と回答し否定した。
スポニチアネックス
なんで言ってもないことが報じられたのか、そこにも闇を感じます。
証人として出るなら名前は出る、ただし閲覧制限はつけるとも喜多村弁護士は話していました。
もうはっきりと出てしまったほうが、話が早いかも。
田代弁護士の過去を知ると納得
田代弁護士はいわゆるヤメ検です。
検事時代に虚偽公文書作成及び行使罪で告発され、不起訴となりましたが検事を辞め弁護士になりました。
最近文春の記事を覆すような記事がいくつか出ています。
私は自分を被害者だと思っていない、とか、上納されたと言われた本人だけど、そんなことはなかった、とか。
田代弁護士のA子さん知人男性に対する暗躍が事実なら、こういう証言も、ホントなのかなあ?なにか田代弁護士から話があったんじゃないかなあ?と思ってしまいます。
なんにしろ、文春が今回報じた内容の裏付けがしっかりしているなら、裁判官の心証への影響は大きいのではないでしょうか。
なんというタイトル
|
◆こちらもどうぞ◆

コメント
週刊誌を信用する人なんているんですか?