前山剛久さんの芸能界復帰舞台が中止されることが発表されました。
理由は「公演を安全に上演することが難しい」ということです。
前山剛久さんは2021年12月18日に亡くなった神田沙也加さんの元恋人で、亡くなる前に神田沙也加さんと激しく口論し罵声を浴びせていた音声データの内容が流出しています。
それは「死ね」を連呼する酷い内容で、2024年8月にやす子さんに対し「死んでくださーい」と暴言を吐いて芸能界から去ったフワちゃんを思うと非難されて当然と言えます。
ただ、前山剛久さんは叩かれすぎじゃない?という声があるのも事実。
そのあたりをまとめてみました。
前山剛久は叩かれすぎ?
ネットの声の大半は、前山剛久さんの芸能界復帰はありえないというものです。
しかし、以下のような意見もあります。
- 人間同士の関係でどちらか一方だけが悪いということはない
- 前山剛久さんの罵声に原因がないとは言えないが、音声そのものが流出していない以上、本当に言ったのかはわからない。文春の捏造かも
- 本当に悪いなら訴えられてる
- 心療内科に通い服薬中で不安定だったのでは
- 神田沙也加さんは喉の病気もありそれに絶望したのかも。
確かに、人が行動を選択する理由が一つとは限りません。
前山剛久さんだけが悪い、ということはないのでしょう。
前山剛久は何をした?神田沙也加さんとの関係まとめ
- 2021年8月
ミュージカル『王家の紋章』で神田沙也加さんと前山剛久さんが初共演。 - 2021年9月
前山剛久さんが同棲していた元カノ小島みゆさんに一方的に別れを告げ、LINEをブロック。 - 2021年10月初旬
神田沙也加さんと前山剛久さんが交際開始。
交際当初は前山さんが心療内科に通い精神安定剤を服用する沙也加さんの支えになっていた。
前山剛久さんが小島みゆさんのLINEブロックを解除し、やりとりを再開。
神田沙也加さんにそれがバレる。 - 2021年11月
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』で再び共演。 - 2021年12月4日
神田沙也加さんは前山剛久さんが小島みゆさんと連絡をとっていることを知り激怒。もう小島みゆさんとは連絡は取らない、勝どきに新居を構え同棲する、もしも子供ができたら離婚せず父親としての責務を果たす、など誓約書を作り、前山剛久さんがサイン。 - 2021年12月中旬
前山剛久さんが元カノに「神田さんと別れた」とLINEで連絡していたことを沙也加さんが知る。
勝どきのマンションで同棲する約束が契約直前で白紙に。 - 2021年12月18日
神田沙也加さんが札幌のホテルで転落死。 - 2021年12月21日
前山剛久さんが舞台『マイ・フェア・レディ』を降板。
フライデーが神田沙也加さんの生前前山剛久さんと交際していたことを報じる。 - 2021年12月22日
週刊文春が遺書の内容を公開し、元カノとの二股報道。
前山剛久さんが追悼コメントを発表し、真剣交際を公表。 - 2022年1月5日
週刊文春が罵倒音声データの内容を公開。
前山剛久さんが舞台『ピアフ』を降板し、活動休止を発表。 - 2022年1月11日
スマホゲーム『千銃士』の声優降板を発表。 - 2022年1月26日
小島みゆさんの事務所が前山剛久さんとの交際を認める声明を発表。 - 2022年6月
前山剛久さんがワタナベエンターテインメントを退社。芸能界を引退 - 2024年
前山剛久さんが再始動
週刊文春が報じた罵声の音声は6のあたりのものです。
同棲生活を始めることを決めていたにも関わらず前山剛久さんが神田沙也加さんに無断で契約した別のマンションを巡って2人が口論したときの様子ということでした。
前山剛久がしたこと
小島みゆと二股
前山剛久さんは2021年9月に交際中だったグラビアアイドル小島みゆさんに「好きな人ができた」と告別れました。
しかし、神田沙也加さんの精神的な不安定さに疲れ10月に小島みゆさんと連絡を取るようになり、神田沙也加さんにバレます。
そして、「もう連絡を取らない」という誓約書を書いていたのにLINEをしており、さらに、「勝どきで同棲しよう」という約束も反故にしようとしていたことを知ります。
小島みゆさんは2021年12月10日、インスタに「テレビ台届いた」と投稿しているのでそのあとであり、最後に「16とかかなあ」とあるので、その頃のLINEなのでしょう。
後に述べますが、この画面自体、神田沙也加さんが撮影したものだと思われます。
ちなみに前山剛久さんは二股疑惑について以下のように否定しています。
元カノとのLINEのやりとりは、神田さんと別れた後なので二股ではありません。
週刊女性プライム2024年8月28日
実際に会っていたかは別にして、小島みゆさんが「結局どなったの?」と書いてるということは、このLINE前から連絡していたんでしょうに。。
神田沙也加さんに暴言(前山剛久の音声データ内容書き起こし)
これは、勝どきで同棲をすると言っていたにも関わらず別の物件を契約していたことがバレて始まった口論です。
沙也加「マイフェア(が終わる)までって、あと1ヶ月しかないのに?
前山「うん」
沙也加「そんなことしないでしょ」
前山「1週間で引き払わせて、じゃあ」
沙也加「でも自分が決めてきたところ、1ヶ月で引き払わないでしょ?」
前山「引き払うって!なんで俺のこと信じないの、そうやって、おい!」
沙也加「怒鳴らないで」
前山「死ねよ、もう。めんどくせぇな」
沙也加「『死ね』って言わないで」
前山「死ねよ」「死ね」という言葉を4回繰り返す前山。沙也加はハッキリと涙声になって、こう問いかけた。
沙也加「死んだらどうなの?」
前山「ん? 別に」
沙也加「何とも思わないの?」
前山「うん」
沙也加「せいせいする?」
前山「うん。お前しつこいんだもん、だって」すすり泣きながら、沙也加はこう言葉を継いだ。
沙也加「『死ね』って言わないで。叩きなよ、じゃあ。『殺すぞ』とかさあ、『死ね』とか言うんだったら。言うこと聞かせればいいじゃん、それで」
前山「そんなことしないよ。殴ったらだって俺、悪くなるじゃん」
沙也加「そんなこと言ったって、『死ね』って言ったって、『殺すぞ』って言ったって、おんなじだよ」
前山「いいじゃん、もう死ねば。みんな喜ぶんじゃない?」
沙也加「私が死んだら?」
前山「うん」
沙也加「なんでそんなこと言えるの? みんなに嫌われてるってこと?」
前山「うん」しばらく沈黙が続き、沙也加は声を絞り出す。
沙也加「ねえ? (涙声で)ねえ、そんな酷いこと言わないでお願いだから」
そして、音声データの最後に収められていたのは、
沙也加「『大好きだ』って、『こんなに合う人はいない』って言ったからついてきたんだよ…」
将来を見据えたはずの恋人に縋(すが)りつく言葉だった。
週刊文春2022年1月5日
週刊文春によると、これは神田沙也加さんが録音し、自ら複数の人に送っていたものだといいます。
だから小島みゆさんとのLINE画像も同様なのでしょう。
週刊文春はこの赤裸々な内容を本誌に掲載するにあたり、社内で相当の議論を交わしたそうです。
その結果出すことにしたのは、これを広めていたのが神田沙也加さん本人だったから。
神田沙也加さんが死の前にこれをいろんな人に送っていた以上、握りつぶしてはいけないという思いで世に出したとか。
実音声を出してないのは、あまりに刺激が強いからかも。
この内容が音声データと乖離したものだとしたら送られた人の誰かが異を唱えるでしょうから、内容に嘘はないと思います。
この罵倒について前山剛久さんは事実だと認めています。
「罵倒したのは事実ですが、神田さんとの関係に疲れて、僕自身も精神的に参っていました。元カノとのLINEのやりとりは、神田さんと別れた後なので二股ではありません。ただ、神田さんとの付き合いが短く、彼女の性格や心情を深く理解してあげられなかったことは、本当に申し訳なく思っています」
週刊女性プライム2024年8月28日
前山剛久さんは当時30歳。
十分な大人ですが、もともと母親に甘やかされて育ったお坊ちゃまだと義理の妹が週刊文春で明かしていました。
前山剛久の家族関係
母親が実業家の娘。前山剛久が子どもの頃離婚し、後に双方子連れで再婚したため4人きょうだい。文春に証言したのは継父の娘。
ちなみに前山剛久が祖父と養子縁組し後継者指名を受けているとか(記事の下にリンクあり)
一方の神田沙也加さんは、たしかに心療内科に通って服薬中だったといい、喉の不調がもあり、さらに愛犬の死もあったといい、とてもむずかしい状況だったと思います。
・・・だとして、なんで「死ね」なんて言ってしまったのでしょうか。
神田沙也加さんとの交際を利用?
ただ、やはり人は理性だけでは動けないのも事実です。
前山剛久さんだけを責めることはできないという気持ちはあります。
そうだとしても嫌だなと思うのが、時系列まとめにあるように、2021年12月21日にフライデーが神田沙也加さんが前山剛久さんと結婚を前提に交際していたと報じたこと。
この後、『マイ・フェア・レディ』降板のニュースも重なり、前山剛久さんへ同情の声が上がりました。
そして、この翌日、前山剛久さんが所属事務所を通じて交際の事実を公表しました。
「私、前山剛久は神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました」(前山剛久さんの2021年12月22日のSNSより)
これとほぼ同時に週刊文春が神田沙也加さんの遺書と前山剛久さんの二股を報じました。
週刊誌は事前に報道内容を対象に伝え事実確認をするのが紳士協定となっていますから、前山剛久さんサイドは文春が自分にマイナスな報道をすることを知っていたはず。
それを少しでも和らげるために、フライデーにリークして、さらにSNSで交際を認めることで交際が真剣で誠実なものだったと印象づけたかったのかなと。
暴言データが報じられたのは2022年1月になってからなので、この時点ではまさか自分の暴言が音声として残ってるとは思っていなかったでしょうし。
うまくいけば売名に成功して売れっ子になれるかも。
そんな計算、なかったですかね?
だって前山剛久さんは神田沙也加さんと別れていた認識だったのに、↓なんて。
「私、前山剛久は神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました」(前山剛久さんのSNSより)
ちなみにフライデーは翌年2022年にも前山剛久さんが精神的にダメージを受けて過ごしてると、またも前山剛久さん寄りでリークされたんだろうなという報道をしていました。
その割に、幼馴染である才賀紀左衛門さんのSNSにはマスクや後ろ姿で何度も登場してたんですけどね。
まあそれも、回復を目指して気を紛らわせようと才賀紀左衛門さんが気遣って外に出していたのかもしれませんけど。
前山剛久の今後
フワちゃんはやす子さんに対し「死んでくださーい」とSNSでコメントし、謝罪しましたが芸能界を引退状態になりました。
前山剛久さんは神田沙也加さんに「死ね」と言い、神田沙也加さんは亡くなってしまいました。
それは100%前山剛久さんのせいではなかったかもしれません。
前山剛久さんを追い詰めすぎるのが良くないのも事実です。
とはいえ簡単に人に対して「死ね」と言える人だと思うと、どんな演技も歌声も響かないかなと思います。
フワちゃんとともに、あまりに簡単に生死に関わる言葉を使うとこうなるという事例として芸能史に刻まれた、それで満足して芸能界は引退したほうがいいのでは。
せっかく実家が事業をやってるんですから、そちらで頑張れますしね。
神田沙也加さんが言っていたように、「『死ね』って言ったって、『殺すぞ』って言ったって、おんなじ」なんです。
今後こういうチクチク言葉を簡単に使う人が減るといのですが。
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