東日本大震災とそれに伴う福島原発事故の影響があまりに大きかった2011年も終わろうとしています。
そんな中、メンズサイゾーで“2011年 テレビバラエティー界での10大ニュース”という特集をしていたので、便乗してお届けしたいと思います。
→ ranking
※2011年が終わりに近づきましたが、当たってますか?
[関連商品]
2011年本当の危機が始まる! 国債バブルと商品高がもたらす「恐怖のシナリオ」
■島田紳助引退
今年のテレビバラエティー界を振り返る上で決して欠かせないのが島田紳助の引退。日本のテレビ史でも重大な位置を占める大物芸人の引退理由は暴力団幹部らとの黒い交際だった。ポスト紳助というイス取りゲームは来年あたりから本格化するだろう。
島田紳助は命の危険に怯えていた…不動産や株取引疑惑と暴力団との関係が浮上!
※「褒められる子供は出世しない」とありますが…ホント?
[関連商品]
島田紳助100の言葉/島田紳助(単行本・ムック)
『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)などの人気番組を手がけた名プロデューサー・横澤彪が死去し、坂上二郎や立川談志らの大御所芸人が相次いで亡くなった。テレビの黎明期を知る彼らの死は、新しいテレビバラエティーの時代を告げるものになるのだろうか。
フジ、談志死去確定前から「亡くなったそうですが…」と三平から言質を引き出そうとしてたことが発覚
※一時代を築き上げました。[amazon]
テレビの笑いを変えた男横澤彪かく語りき [単行本] / 横澤 彪 (著); 扶桑社 (刊)
■韓流偏重フジテレビへの抗議運動
俳優の高岡蒼佑のツイートに端を発すると言われている「フジテレビの偏向放送に対する抗議デモ」は、8月に2度行われ、延べ参加人数1万人を越す大規模なものとなった。これを機に、多くのネットユーザーは、韓流批判をする芸人を持ち上げ、韓流に媚びる芸人を叩くようになった。芸人たちも、どの立ち位置をとるのか模索したことだろう。ほとんどが触らぬ神に祟りなしだったが。
ふかわりょうもラジオで韓流ブーム捏造に苦言!不視聴運動、放送法違反…広がるフジテレビへの反発
大衆は簡単にコントロールできる筈…だったのに?
※フジテレビの名プロデューサーが語る波瀾万丈のフジテレビ人生
[関連商品]
人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ ~『笑う犬』プロデューサーの履歴書~
■コンビのバラ売り本格化
フットボールアワーの後藤輝基やオリエンタルラジオの藤森慎吾のように、コンビでありながらピンでの仕事を豊富にこなす芸人が急激に増加した。制作費を安く抑えながら、より効率のいい笑いを求めるという現場の判断がこうした結果を生んだのだろう。来年以降もこうした傾向はますます顕著になるに違いない。
藤森慎吾が干される危機に!上野樹里との交際暴露でアミューズが激怒!!
※見たことない人は、こちらに動画もありますのでどうぞ。[amazon]
失恋ベイビー [Single, Maxi] / 藤森慎吾とあやまんJAPAN (CD – 2011)
■アイドルバラエティーの躍進
年間平均視聴率13.5%の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)、12.9%の『VS嵐』(フジテレビ系)、12.0%の『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)という数字を残した嵐の地位はすでにバラエティー界でも不動のものだが、さらにそこに関ジャニ∞という刺客が本格参戦してきた2011年。来年には、中居正広が自分の番組で起用しているKis-My-Ft2もバラエティーに本格進出することだろう。
※嵐の勢いは凄かったです。[関連商品]
嵐どきっ まるごと1冊★ 独占!『コンサートツアー』密着エピソード!!ドラマ・映画・バラエティ・オフタイム『嵐の素顔』が超満載!
■ピカル芸人のブレイク
ピース、平成ノブシコブシ、渡辺直美といった実力ある若手がブレイク。これまでのネタブームや一発屋ブームで出てきた芸人たちとは違い、ファミリー感のある若手が一挙に売れたのは「はねる」以来といえる。若い世代から圧倒的に支持される彼らの前途は明るい。
※確かにとても面白いです。「夢で逢えたら」を思い出すような…
[関連商品]
ピカルの定理マガジン
■芸人たちの金星ラッシュ
さまぁ~ずの大竹一樹は女子アナを射止め、落語家の林家三平は女優、Take2の東貴博は元グラビアアイドル、そして68歳の加藤茶が23歳の一般女性と結婚するなど、芸人たちが次々と金星を挙げた1年だった。
【大失態】林家三平と国分佐智子の披露宴で吉田秀彦の席がなかった!!
加藤茶、美人妻・綾菜さんのすっぴん公開!「怒られるかな…(笑)」【画像】
大金星を挙げたのは明らかに奥さんのほうだと思いますが…
■パンクブーブー2冠達成
M-1終了の発表から1年を通して話題を振りまいた「THE MANZAI 2011」。参加漫才師1,516組の頂点に立ったのは2009年にM-1を制したパンクブーブーだった。「絶対にスターにならないといけない」と語る彼らに与えられた賞品はフジテレビのレギュラー番組というもの。コケるワケにはいかない番組作りに注目だ。
疑問の声が殺到!「THE MANZAI 2011」優勝はパンクブーブーではなくナイツのほうがふさわしい!
【THE MANZAI 2011】ナイナイ岡村隆史はパンクブーブーのネタが一番漫才らしかったと熱弁!
※爆笑オンエアバトル歴代1位です[関連商品]
DVD/趣味教養/爆笑オンエアバトル パンクブーブー
■たけし全局制覇
4月からNHKBSプレミアムで『たけしアート☆ビート』を始めたビートたけし。これによって、”全テレビ局冠番組制覇”という偉業を成し遂げた。気になる総番組出演料については、10億ともそれ以上とも報道があったが、実際は全盛期に遠く及ばないということ。その半分程度というところだろう。
ビートたけし「紳助のことなんて全然知らない。漫才ブームの時くらいしか知らない」
ビートたけしが裏原宿に白亜の豪邸を建設中!娘の北野井子と同居開始とか
※懐かしい…年末年始は昔の笑いで過ごすのもいいかも。
[関連商品]
ビートたけし/明石家さんま/オレたちひょうきん族 THE DVD 1981-1989
■ナイナイ復活
昨年の療養復活から年が明け、今年は何かタガが外れたように勢いのあったナインティナイン。視聴者離れが危惧される使いづらい大御所芸人と、まだまだ数字的にも認知度的にも不安な要素の感じる中堅の間というポジションが彼らの飛躍を支えたといえる。これからの若手の台頭のためにも、彼らの大御所化はテレビバラエティー界にとって大いなるプラスとなるだろう。
27時間テレビ2011で岡村隆史がマジギレ寸前!福徳秀介の悪質ぶりに批判殺到
※来年はお二人ともご結婚!かも…[関連商品]
めちゃ2ナインティナイン!! めちゃナイ
今年7月にスタートしたテレビの完全地上波デジタル化。テレビバラエティー界にとって、まだ直接の影響はないに等しいといえるだろうが、年末を迎えて相次いで発売されている各メーカーによる「全録ハードディスク」の普及具合によっては、根本的な作り方を変えなければならなくなるだろう。
つまり、制作サイドにとって重要な番組作りの要素となっていた視聴率や時間帯という判断材料が使えなくなるということだ。もちろんそれらの要素がまったく無意味ではないにしろ、いつでも好きなときに好きな番組を見ることのできる全録によってその重要度が下がるのは当然だろう。
そして、そんな既存のシステムが打ち破られる変革期に台頭するのは若い世代だ。紳助引退という衝撃のあった2011年だが、来年の今頃記者は、「紳助引退を皮切りに始まっていたテレビバラエティー界の大再編」という記事を書いているかもしれない。
<記事元:メンズサイゾー>
さて、どうでしょうか?テレビバラエティ界の10大ニュース。
社会変動の大きな波と比べれば些細なことかもしれませんが、最後のまとめにもあったように、これからマスメディア事態の在り方が変わっていく大きな流れの“始まり”を感じさせるような一年だったのではないでしょうか?
※来年はもっと大変な一年になりそうです…[関連商品]
2012年の黙示録―ついに解読された終末予言 [単行本] / なわ ふみひと (著); たま出…
※芸能人のブログはこちらから
※最新の芸能ニュースはこちらでどうぞ
◆◆◆ 気になるニュース ◆◆◆