元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーで活動している渡邊渚さんのSNSの投稿が大きな話題になっています。
渡邊渚さんはサウジアラビアを旅行したといい、SNSに「後悔しない人生を送りたい」と人生観を熱く語っています。
SNSやネット上ではその行動力や考え方、明るい笑顔を絶賛する声がある一方で、「本当にサウジアラビアに行ったの?」「言っていることは分かるけど、なんかモヤモヤする…」といった声も上がっています。
モヤモヤしてしまうあたりをまとめてみました。
渡邊渚は本当にサウジアラビアに行った?
1つ目のモヤモヤは、本当にサウジアラビアに行ったのか?というところです。
渡邊渚はサウジアラビアに行ったはず
ふつうに考えれば、渡邊渚さんは本当にサウジアラビアを訪れているのでしょう。
渡邊さんは「NEWSポストセブン」で連載中のエッセイ『ひたむきに咲く』にて、サウジアラビアを「世界で一番好きな国」として細やかな描写とともに紹介しています。
そのエッセイの冒頭で、10月現在リヤドで紛争が起きていることに触れつつ、半年以上前に訪れたサウジアラビアについての原稿が先月の時点ですでに仕上がっており、公開日も決まっていたことから予定通り公開したと説明がありました。
よく読んでみましたが、AIっぽさはありませんでした。
また、SNSでは写真も公開しています。
これが嘘だと言うなら何を信じれば…となるのですが、ネットでは疑問の声が上がっています。
渡邊渚が本当にサウジアラビアに行ったのか?と言われる理由
治安問題
いろいろとあると思いますが、大きな一つは治安問題でしょう。
渡邊渚さんは10月の時点でサウジアラビアに旅行したのは半年ほど前と言っているので、少なくとも訪れたのは昨年ではなさそう。
今から半年ほど前は4月で、イランを巡る戦闘が始まったのは2026年2月下旬です。
イラン側はアメリカの同盟国であるサウジアラビアなどのアラブ諸国に対してもミサイルやドローンで報復攻撃を行いました。サウジ国内の石油施設(アラムコ)などが標的になり非常に緊迫した状態で、外務省は一時的に渡航中止勧告を出していました。
つまり、前々から予約していたとしても、3月、4月のサウジアラビアへの旅行は旅行会社からキャンセル勧告が出るくらいムリな状況です。
その後6月頃までは落ち着かない感じで、今また10月になり渡航中止勧告が出ています。
旅行できないわけではないけど行こうとも思えない、そんな場所が今年のサウジアラビアだったのでは。
ただ、1月、2月中旬頃であれば話は違います。
サウジアラビアは観光ビザの緩和など国を挙げて観光誘致力を入れていたため、旅行先に選ぶ人はいたと思われます。
渡邊さんは2026年1月か2月初めにサウジに行ったのではないでしょうか。
旅行からエッセイまで時間が空いてないか?とも思いますが、自衛のためリアルタイムで行動を公開しない主義のようなので、そういう危機管理の一つなのかもしれないし、そもそも書くことがたくさんありすぎて、なのかもしれません。
服装が、大丈夫?
以前はサウジアラビアでは旅行客でもアバヤという体を覆い隠す衣装が必須でしたが、2018年頃に撤廃されました。
それ以降はある程度は自由とはいえ、渡邊渚さんが公開した写真はノースリーブ。
それは、日光アレルギーだったことから考えても「大丈夫?」と心配になります。
いつもは長袖の羽織ものをして、大きな帽子も被って日光対策をして、写真を撮る時だけ脱いでいたのかもしれませんが。
写真が不自然?
渡邊渚さんが公開している写真の影がおかしい、合成では、というコメントもあります。
順番がある
渡邊渚さんには粘着質な追っかけがいて、その方からすると、こういう順番だったとのこと。
高校生のユーチューバーに対しサウジアラビア旅行を自慢
↓
有料FCでサウジアラビアに旅行に行ってきたと発信
↓
肯定化のため10月にNEWSポストセブンでエッセイ公開
↓
その後SNSで写真公開
がしかし、、確かによくサウジアラビアに行ったなと思います。
運良く行けたなら、確かに行ける時に行くべし!という気持ちになるかもしれません。
「後悔しない人生を送りたい」発言
もう一つ、モヤモヤと物議を醸しているのは、渡邊さんが投稿に添えた以下のメッセージです。
「行きたい場所にはすぐ行っておかないと。世界情勢がコロコロ変わっていく昨今、今日は行けても、明日は行けなくなっちゃうこともあるからね。いつまで生きているかもわからないし。自分が元気なうちに、やりたいことをやり切って、行きたいところは行って、会いたい人に会って、後悔しない人生を送りたい。死ぬ時にやり残したな〜って思うことをなくしたくて、今年は自分のためにかける時間を大事に過ごしてます」
渡邊さんはフジテレビ在職中に重い病気(後にPTSDであることを公表)を患い、約1年間にわたる壮絶な闘病生活を経験しました。
「いつまで生きられるかわからない」という言葉は、まさに死線をさまようような経験をした彼女だからこそ行き着いた本心なのでしょう。
それはわかります。
世間が抱く「もやもや感」の正体とは?
ネットでは、この発言に対して「それはそうなんだけど…」「私もそう思うけど…」と、どこか素直に受け入れられない“もやもや感”を抱く人が少なくありません。その理由は大きく分けて3つあります。
お金と時間に余裕がある「強者の論理」に見えてしまう
一般的な社会人は、日々の仕事や生活、金銭的な事情があります。
「行きたいから〇〇に行こう」と思っても、お金も有給休暇も簡単には手に入りません。
渡邊渚さんはすでに退職し、フリーで仕事しています。
そんな海外を飛び回れる経済的・時間的余裕があるからこそ言える「恵まれた人の正論」のように聞こえてしまい、現実とのギャップに虚しさを感じる人が多いようです。
日本をサゲるような対比への違和感
渡邊さんはエッセイの中で、サウジアラビアの治安の良さや人の温かさを絶賛する一方、日本では電車などで男性から絡みつくような視線を受けることもあると、比較するような表現をしています。
これが「海外を過剰に美化して日本を叩いている」と言われるのと、比較対象が近年までアバヤで肌を隠さないと歩けなかったサウジアラビアなだけに、「現地の女性解放問題などの現実を見ていないのでは」という批判に繋がってしまいました。
闘病アピールからのギャップ
少し前まで「闘病で辛い」という姿を見せていた彼女が、急に海外で華やかなドレスを着て満面の笑みを浮かべている姿に対し、感情の追いつかないファンや視聴者が「本当に病気だったの?」と穿った見方をしてしまうケースもあるようです。
それが病気というものだとわかっていても、それを誰もが常に受け入れられるほど、皆気持ちに余裕があるわけではなく。
見たくないなら見なければいい、そうなんですが、それでも目に入ってしまうのも現実で。
渡邊渚は正論すぎた
渡邊渚さんの「やりたいことを今やる」という生き方は、苦難や病気を乗り越えたからこその言葉です。
また、気軽に外国旅行できるだけの語学力は自分で努力して身につけたんでしょう。
でも、言っていることは間違いなく「正論」でも、それを誰もが実践できるわけではないのも事実で。
それぞれ日々の現実に追われる多くの人にとっては、「わかるけど、言っちゃいけないけど…モヤモヤする」となってしまうのでしょう。
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