木村拓哉さんと二宮和也さんが共演し木村さんがダークな役を演じることで話題だった『検察側の罪人』が8月24日に公開され、その週の映画興行ランキング1位を獲得しました。

 

初週の興行収入も4億を超え、このままのペースなら最終的に30億近く行くと予想される好調なスタートとなり、SMAP解散後のイメージダウンで苦しんできた木村さんも一息ついたかと思うのですが、長年木村さんを応援してきたファンの中には映画を見てかなり衝撃を受けたよう。

 

※以下若干のネタバレもあり※

 

※?あれ?キムタク??

 

『検察側の罪人』は、ざっくり言うと、政治家の汚職事件や裏社会の人間の暗躍なども描きつつ、殺人事件の捜査を巡り、過去の殺人事件の時効問題も含めて2人の検事がそれぞれの正義で激突する、という、かなり骨太で考えさせられる作品です。

 

※原作は上下2巻

 

ジャニーズ人気を牽引してきた木村拓哉さんと、現在一番人気の嵐のメンバーで演技力に定評のある二宮和也さんが初共演という、SMAP解散前ではあり得なかったキャスティングが実現したという意味でも話題でしたが、木村さんがダークな役を演じることでも話題でした。

 

どの映画もそうですが、公開後の評価は賛否両論。しかし「何を演じてもキムタク」と言われる木村さんの演技もこれは一味違うとか、木村さん、二宮さんも含めて出演する俳優全員の演技が素晴らしいと、称賛の声が多く見られます。

 

そんな中でも、ファン目線からするとところどころ許せないものがあったようで。

 

 

[以下引用]

女性ファンは、「検察側の罪人」における木村拓哉には、「ネット上における木村拓哉バッシング」を連想させるところがあると感じたという。

 

「原作で主人公は官舎に住んでいますが、映画は芸能人が住みそうな高級マンションです。妻と娘も、映画版は妙に工藤静香さんやKoki,さん(15)を連想させるところがあります。また文庫で上下2冊という大作だから仕方がないかもしれませんが、木村くんが演じる検察官が犯罪に手を染める動機が、やっぱり伝わってきません。悪役でも見せ場は必要です。特にこの映画は“正義”を巡って2人の検事が対立するのですから、木村くんの役も『こっちの言っていることも分かるなあ』と観客に共感してもらわなければならないはず。ところが映画の木村くんは悪役ではなく、単なる嫌な奴です。常にイライラして、不機嫌な表情を浮かべながら、ひたすら暴走に暴走を続けていくだけです」

 

女性ファンは「木村くんが犯罪に手を染める場面など、素晴らしいシーンもいくつかありました。だからこそ、余計に残念です」と唇を噛む。

 

「一方、ジュリーさんが寵愛するニノは、正真正銘の善玉キャラを楽しそうに演じて終わりです。悪の木村くんと正義のニノが対等なら、私も楽しめたでしょう。でも木村くんの役は“暴走を続けるだけの検事”で、そこに人間性は感じられません。飯島さんが制作に参加すれば、もっと木村くんとニノが、がっぷり四つに組む映画になったのではないでしょうか。こうなった原因が、プロデューサーのジュリーさんにあるのは明らかです。『可愛いニノに、噛ませ犬として木村拓哉をぶつけよう』という意図が見え見えです。SMAPファンなら誰もが、この悪意を見抜いています。劇場で上映が終わると、50代のSMAPファンが無念そうに溜息をつき、30代の嵐ファンが大満足の笑顔を浮かべていました」(同・女性ファン)

[週刊新潮]

 

ファンにとっては「木村拓哉が藤島ジュリー景子に苛められる2時間」でしかなかったよう。それは残念ですね。

 

妻役を演じたのは土屋玲子さん。映画の音楽も担当した音楽家です。

 

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確かにちょっと雰囲気似てるような…

 

木村さんの役の娘は原作では大学生ですからKoki,さんより年上ですが、こうやって顔が見えてしまったことで、木村さんからイメージがしやすい存在になってしまったと思うと、やっぱりある程度隠すことって芸能人にとっては大事なことですね。

 

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ファンの方の感想は被害妄想も入っているような気もしますが、ネットでも妻役が工藤静香さんに見えた、描写が少なすぎてエリート検事である木村さんが殺人を犯すまで思い詰めた理由がいまいちわからなかったという声は他にもちらほら見られました。

 

原作では家族については、エリート検事として多忙に過ごし単身赴任もしていた結果妻は韓流にハマり娘はバイトに精を出し家族がバラバラになってしまったということがわかるくらいの描写で、その一方で肝となる犯罪に手を染めるまでの葛藤は相当詳しく書いてあり、だからこそ、終盤に向けて木村さんの正義と二宮さんの正義、どちらにも揺れて考えさせられる内容になっていたんですけどね。それがただ不機嫌に暴走を重ねるだけのエリート検事とただの善玉との戦いに見えてしまったならとても残念です。

 

やはり2巻に渡る長編をたった2時間に、というのは難しいということなのかも。

 

原作は面白かったので、連ドラでじっくり描かれていたら、また違った評価があったかもしれません。

 

ただ、絵面をきれいに、ということなのか、原作では古い官舎住まいだったはずがおしゃれなマンション住まいだったり、旧友と会うのが居酒屋というよりは洗練されたバーだったりと、細かいところで「やっぱりキムタクはカッコイイ役しかできないんだ」という感想を持った人もいたようですが。

 

いろいろ書いてありますが、それでも木村さんが新たな一歩を踏み出したのは事実です。

 

もうSMAPは解散し工藤静香さんと娘のKoki,さんはインスタでバンバン存在をアピールして、木村さん本人も父親であることをアピールする発言もしています。

 

もうそういう道を進み始めてしまったわけですから、少しでも有効活用してこれまでのかっこいいだけのキムタクから味のある俳優になってほしいものです。

 

◆当然こういう話もありますよ

キムタクVSニノ不仲説→ geinou reading geinou ranking

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