昨日、ジャニーズ事務所がジャニー性加害問題について記者会見を開き、新社長となった東山紀之さんに藤島ジュリー景子前社長、ジャニーズ・アイランド社長の井ノ原快彦さん、弁護士の木目田裕氏が出席し、4時間以上に渡り質疑応答に答えました。

 

冒頭で藤島前社長は性加害問題を事実と認め、謝罪。その引責として、同事務所の社長を退任し、後任には東山が就任すると発表。

 

自身は代表権のある取締役として残留するものの、業務は被害者への対応に限り、これまでのような形でデビュータレントに関係する仕事はしないと説明しました。

 

この入りはよく、この会見は成功かな、と思ったのですが、その後長く続いた質疑応答の中ではいろいろとあり、特に話題になっていたのは、ジュリーさんの涙です。

 

 

[以下引用]

14時から始まった会見では厳しい質問が相次いだ。  開始から1時間以上経過した15時5分、記者から「ジャニーズファンに向けて、どう謝罪、説明するのか?」と聞かれると、藤島社長は涙を流しながら、こう述べた。

 

「いろいろなことが起きているなかでも、まったく変わらず私どものタレントを応援してくださるファンの皆様には、本当に感謝の気持ちしかございません。ご理解いただきたいのは、みんながそういうことがあって、今、スターになっているわけではなく、一人一人のタレントが本当に努力して、それぞれの地位を勝ち取っているので、そこだけは失望していただきたくないですし、誤解もしていただきたくないです。 安心して、これからも応援してやっていただきたいです。よろしくお願いいたします」

 

マイクを置いた藤島社長は、井ノ原に視線を向け、強く唇を噛んだ。白いハンカチーフで目頭を押さえる、藤島社長の姿が映し出されると、ネット上では “もらい泣き” の声が聞かれていた。

 

《ダメだジュリーさんの涙みてたら苦しくて涙が出てくる》

《ジュリーさんの涙で泣いた タレントの気持ちがわかる人はこの人以外居ないのに》

《ファンへの思い、あの涙は本物だと感じる 不覚にももらい泣きしてしもたやん…》

《ジュリーさんのタレントへの深い愛情に涙 その感動が会場全体を包んだ》

 

ただ、それに対して、不信感を抱いた一部のファンもいる。

 

「いずれも解散、分裂騒動が起きた『SMAP』と『King & Prince(キンプリ)』のファンですね。どちらも、なかば強引にジャニーズ事務所から “謝罪会見” のような場をセッティングされ、その姿を見たファンからは当時も悲しみの声が上がっていました。キンプリの分裂騒動では、メンバーから面談を求められた藤島社長がドタキャンを繰り返していた、という内容を『週刊文春』は報じています」(芸能記者)

 

《ファンの方に向けて感謝しかございませんと涙ながらに話しているジュリー社長ですが、SMAPファンに対して何かいう事はございませんかと誰か聞いてほしい》

《いまそんな涙流されても…SMAPにもキンプリにもその想いが少しでもあったなら、あの謝罪はなかったんじゃない?》

《なぜ、SMAP、King&Princeは分裂させられたんですか。タレント一人一人の努力だと言ってますが、必死で努力していたグループが分裂させられてます》

《涙流しながらタレントは本当に努力して頑張ってるって言ってる。その人一倍努力して頑張ってきたキンプリ壊したの誰?》  

 

かつて、女優として活動していた時期もある藤島社長だが、涙という “渾身の一撃”の使い時は、はたして正しかったのだろうか――。

[Flash]

 

記者がずばり、

 

「藤島さんとの確執の中で多くのタレントが退所されたと聞いている。東山さんはどのようにタレントと向き合っていくのか」

 

と質問していましたね。それに対し東山さんは、

 

「対立や確執を感じたことはないが、ここにいてよかったなと思える事務所を作らないといけないと思っている。背中を見せることが役割だと思っていたが、これからは対話を重ねることが大事だと思っている」

 

と答えていました。

 

タレントとの確執や対立があったのか、ジュリーさんに答えてもらいたい内容でしたが、ジュリーさんは、「え、私?」というような反応。

 

ジュリーさんはおそらく、対人関係において損するタイプの人なのでは。

 

メイクもありますが目力が強く、怒っていなくても怒ってると思われるような、そんな感じの。

 

長い会見で疲れたとは思いますが、ジュリーさんは机の上で腕を組み口角は下がり気味、姿勢も崩れがちで、ネット掲示板の実況では「態度が悪い」と指摘されちゃって。

 

そんな中でのファンに関する質問での涙は、反感のあった人も溶かすような一撃だったのでは。

 

◆すっかり存在感が消えちゃいました。

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でも、引用記事の最後の一文を読むと、つまりFlash的にはあれは演技だったという判断ですかね。

 

たしかに効果的に涙を使うならココ、という場面だったかなと。

 

8歳当時ジャニー喜多川氏による性被害に遭った服部吉次さんはこの会見について、

 

「全体的な印象として、大変綿密に彼らが作戦を練って、ほぼそのとおりに進行できたということなのだと思う」

 

と、お芝居であるという見方をしました。

 

そして服部さん曰く、そのお芝居は破綻していたと。

 

なぜなら、白波瀬さんが欠席したから。

 

白波瀬さんはたびたび週刊誌のコラムや記者の声みたいなもので「Cさん」という名で出てきたジャニーズの広報担当です。

 

ジャニーズで何かあるたび、スポーツ紙、女性週刊誌の記者、編集者を中心としたジャニ担にアメとムチで操作し抑えてきたと言われており、それは当然、過去に暴露本が出たときやジャニーさんの裁判結果が出たときも同じだったよう。

 

つまり、直接的にメディアに圧力をかけていた張本人で、だからこそ、質疑応答でも多くの記者が白波瀬さんについて質問したのでしょう。

 

確かにジャニーズがすべてをさらけ出しやり直す覚悟があったなら、白波瀬さんは出すべきでした。

 

話が飛んで4時間じゃ収まらなかったでしょうけど、そこからメディア側の問題もあぶり出されることにもなったかも。

 

実際、性加害問題がここまで長引いた原因の一つとして見過ごせないのはメディアの沈黙があります。

 

ジャニー喜多川氏は性嗜好異常であり、ジャニーズ事務所はそれを隠したかったわけですが、最高裁判決というものがあった以上、ジャニーズ事務所だけでは隠蔽できるものではなかったはず。

 

いくら白波瀬さんが圧力的なことを言ってきたとしても、メディアがそれを無視しさえすれば、少なくとも最高裁判決後にもジャニー喜多川氏が犯行を重ねることはなかったでしょう。

 

最高裁判決をメディアがスルーしたことは、被害者たちの無力感にも繋がったはず。

 

残念ながらこういった「メディアの忖度」は、対ジャニーズ、対芸能界に限ったものではなく、対政界、対経済界、いろんなものに対してなんでしょうね。

 

ジャニーズ事務所は正しい方向に進むべく、ひとまず舵を切りました。

 

新社長東山さんには早速過去の醜聞が取り沙汰されていて先行き不安ですが、問題解決に向け一歩を踏み出したところです。

 

次はジャニーさんの片棒を担いだメディア側が改めていく番です。

 

なんでメディアは白波瀬さんのかける圧力に屈したのか?

 

そこをしっかり検証し、反省を公表するくらいの気概が見たいものです。

 

◆全てはここから始まった・・

 

 

◆ここまで読んで頂きありがとうございます◆

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