ジャニーズ創世記からジャニー氏の傍におり、裏も表も知り尽くした元所属タレントの板野俊雄さんが文春の取材に答えています。

 

板野さんはタレントを矢面に立たせて逃げたジュリーさんと白波瀬さんが許せないとし、メリーさんとジュリーさんの本当の関係を告発しています。

 

 

 

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“誰よりもジャニーズを知る男”が語るジャニー氏からの被害

 

板野俊雄さんは1975年に三人組グループ「ジャニーズ・ジュニア・スペシャル(JJS)」のリーダーとしてレコードデビュー、その後ジャニーズで唯一女性がいたグループVIPのメンバーとして活躍した元所属タレントです。

 

板野さんもまたジャニー氏の被害者で、16歳のときにジャニーズ事務所にはフォーリーブスの付き人として応募して以来、当たり前のように被害を受けてきたとか。

 

途中、

 

「ユー、もうちょっと我慢しててね。ユーのためにね、ジュニアのメンバーを今集めてるから。もうちょっとだからね」

 

なんてジャニー氏が言い出したと思ったら、10人ほどのジュニアが集まり、合宿所で痛ましい事態が繰り広げられることになったんだとか。

 

板野さん自身、被害から逃げたい側であるために、とても救えない状況だったといいます。

 

そんな板野さんは、あるときタレントが合宿所に連れてきたスクールメイツと関係を持ち病気を移されたことがきっかけでジャニー氏から解放されたそう。

 

板野さんは光GENJIを担当した後の1989年にジャニーズ事務所を退所。文春は1999年の性加害についてのキャンペーン報道時に板野さんと接触するも、当時は応えてくれなかったといいます。

 

 

[以下引用]
「あんな酷い性被害を耐えて、地位を築いている後輩がいるなか、僕が喋るのは良くないと思っていました。でも僕も後輩たちもずっと洗脳されていたんですよね。先に声を上げた後輩たちを支えるためにも、僕も話すことにしました。もちろん取材でお金をもらおうなんて、一切考えていない

 

ジャニー氏の性加害は、少年たちの人生を大きく歪ませたと感じている。

 

「先輩である北公次さんと豊川誕は覚醒剤にハマってしまったし、クスリや大麻で逮捕されたジャニーズタレントはたくさんいる。僕の場合は酒と博打。やはりこれはジャニーの性加害の影響もあるでしょう。僕の場合、十代から六本木の主みたいに飲み歩いていました。未成年なのにNHKのプロデューサーたちと賭けマージャンをするジャニーの代打ちをしたこともある」

[週刊文春]

 

 

これまでも合宿所にいる未成年に対し飲酒喫煙を勧めていたとか、パチンコに連れて行かれたとか報じられていました。

 

ジャニーズタレントの中にはJr.でもデビュー後でも未成年時の飲酒喫煙で何かしらの処分対象となった人が何人もいますけど、もしかすると、「教えたのはジャニーさんだったのに」という人もいたんじゃないでしょうか。

 

そうなると、とても納得できない理不尽さもあったでしょうね。

 

人生を歪ませられたのは辞めた人たちだけじゃないと思います。

 

たとえ現役でデビューまでできたとしても、キズは残るし歪みはあるでしょう。

 

ジャニーズの場合、報道統制でスキャンダルが報じられないということもありましたから、倫理観が狂う人もいたのでは。

 

 

やはりしたたかだったジュリー

 

そんな板野さんはタレントとしての活動を終えたあとは田原俊彦さんやシブがき隊のチーフマネジャーを務めるなど裏方としての活動を始めました。

 

その頃、少年隊の衣装担当としてジュリーさんが家業を手伝うようになったというのですが…。

 

[以下引用]

「ジュリーには何度も怒鳴りました。ある衣装業者にコンサートの衣装を発注していたら、なかなか仕上がらない。調べると、ジュリーが少年隊の衣装を『こっちを先にやって』と横入りしていた。ジュリーに電話して、『世の中には順番てものがあるんだよ、いい加減にしろ!』と怒鳴りました。すると、すぐにメリーに告げ口して、メリーが僕を怒る。あの人はジュリーのわがままだけは全部丸飲みでした。会見の手紙でジュリーは母親に何も言えなかったといってたけど、そんなのウソですよ。

ジュリーはその時々に売れているタレントにくっついていた。最初は、シブがき隊の本木(雅弘)に夢中でしたが、相手にされないと、東山と付き合うようになった」

[週刊文春]

 

 

メリーさんはジュリーさんと東山さんのために六本木の芋洗い坂のあたりに逢引き用マンションを用意し、東山さんの現場マネージャーがそんな二人の面倒を見ていたとか。

 

ちなみにジュリーさんが会見の手紙で明かしたのは次の内容です。

 

[以下引用]

「母、メリーは私が従順な時はとても優しいのですが、私が少しでも彼女と違う意見を言うと気が狂ったように怒り、叩き潰すようなことを平気でする人でした」「20代の時から私は時々過呼吸になり、倒れてしまうようになりました。当時、病名はなかったのですが、今では『パニック障害』と診断されております」

[ジュリーさんのお気持ち表明レター]

 

 

ジュリーさんがメリーさんに気が狂ったように怒られたことがあるのは事実でしょう。

 

それで精神的な不調をきたしたというのもあり得る話です。

 

メリーさんに5時間監禁状態で罵詈雑言浴びせられ脅迫を受けた経験のある元文春記者の中村さんは、自身の経験からジュリーさんのこの発言には納得するものがあったと話しています。

 

でもジュリーさんが従順で優しかったとき、というのが、相当激アマだった可能性も高いですね。

 

衣装の横入りを告げ口したら、本来なら「順番は守れ」「間に合うように仕事しろ」と怒られるはずなのにそうじゃなかったわけですし。

 

SMAP解散のきっかけになった2016年の文春のメリーさんインタビュー記事で、メリーさんは

 

「私にとって娘より大事なのはタレント、でも、その次はやっぱり自分の家族。社員も大事にするけれど、タレントで精いっぱいですよ」

 

と答え、SMAPという屋台骨を作り仕事ができる飯島さんよりもジュリーさんが大事だから次期社長はジュリーさんだと宣言しました。

 

 クビ宣告も!メリー喜多川が飯島三智をボロクソに恫喝!週刊文春の前で繰り広げられたジャニーズ派閥問題のインタビュー詳細 - Johnny's Watcher

 

性加害が明らかになった今となっては、メリーさんにとっての一番はタレントではなく家族だったんだと明らかになったわけですが。

 

通らない道理を無理矢理通してきた結果、大きな被害を受けたのはタレントたちで、利益を得たのはジャニーさんジュリーさんだったわけですから。

 

まあ、ジュリーさんは今、自分がやったわけではないことの尻拭いをしているわけですが、それも途中からは東山さんに押しつけていますしね。

 

「事務所って商品であるタレントを守るところでしょう。会見で、その商品を加害者のように矢面に立たせて、ジュリーと白波瀬は逃げた。そこが一番許せないんです」

 

と板橋さんが怒っていましたが、そういうことです。

 

また、昨日「SMILE-UP.所属若手タレント「ジュニア」が新春公演 東京・帝国劇場で来年元日から上演」という内容が各種メディアから報じられました。

 

SMILE-UP.はジャニー氏の性加害被害者に対する補償のみ行う会社であり、タレントプロデュースは行わないという方針だったはず。

 

現時点では新会社ができていないということなのかと思うのですが、こういう報道を許すあたり、まだまだ異常性が残っていると思わざるを得ません。

 

そのSMILE-UP.の公式サイトにも「笑顔と感動の輪を、世界に」とか書いてあって、とても補償だけを行う会社には思えませんし。

 

どんなに優秀でも、国民的アイドルグループと言われようと、飯島さんもSMAPもけちょんけちょんに言われた2016年の文春インタビュー以降、多くのスタッフがジャニーズを離れたといいますし、残ったのはイエスマンと自信のない人ばかりだったんでしょうね。

 

◆ジャニーズがおかしい!

どうしたのかなー!?→ geinou ranking geinou reading

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