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a-nationで落雷による死亡事故!エイベックスの対応に遺族は怒り

エイベックスが開催する夏の野外ライブ「a-nation」で、落雷により二名が亡くなりましたが、遺族への説明が何もなかった上に、落雷時の対応にも疑問があると、週刊文春が報じています。

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「娘が病院に運ばれ、生死をさまよっているというのに、予定通りライブが開催されたと知り、憤りを感じました。エイベックスの社長は、仮に自分の娘が被害に遭った時でもライブを決行するのでしょうか…」

亡くなった岩永さんの遺族の言葉です。

<以下引用>

二人の尊い命を奪った落雷事故が起きたのは、8月18日のことだった。

「亡くなった岩永さんと木下晴日さんは大阪・長居公園の会場敷地内で、EXILEなどが出演する野外ライブ『a-nation』の開場待ちをしていました。ただ、新聞・テレビの多くはエイベックスへの配慮で、イベント名すら紙面に出していません」(在阪記者)

第一通報者が語る。

「落雷があった午後2時15分頃、私は彼女たちが雨宿りをしてた同じ木の下にいました。強烈な閃光が迸り、バリバリッともの凄い音がしたと思ったら、二人が仰向けになって倒れていた。顔面蒼白で、ピクリともせえへんかった」

119番通報から約20分後、現場に救急車が到着。二人は10分ほど車内で蘇生措置を施された後、病院に搬送されたという。

岩永さんの母親が続ける。

「午後3時半過ぎに病院から『心肺停止の状態だ』と連絡が入り駆けつけました。どんな状況で事故が起きたのか、主催者側が病院に説明に来ると思い、朝まで待っていました。でも、結局エイベックスの方は誰一人来ませんでした

件名の救命治療もむなしく、岩永さんが息を引き取ったのは翌早朝のことだった。

「エイベックスの担当者から電話がかかってきたのは、その日の夕方5時前。それも私たちが警察に対して『主催者側と連絡がとりたい』と言ったからです」(同前)

<週刊文春>

会場に救急車が来ていたことに気づいていたなら、落雷という状況からもその後が気になるのがふつうだと思うのですが、エイベックスの人は違ったようです。

事故当日のエイベックスの現場対応はどういったものだったのか。

その日、会場敷地内は雨宿りの場所を探す観客でごった返していたそうです。

そして特に主催者側からの指示がないまま、最初の落雷から50分後の午後3時5分頃、第二の落雷があり、6人が負傷、救急車で運ばれました

<以下引用>

「第二の落雷の後、ようやく『第二競技場に避難場所があるから移動して下さい』というアナウンスが聞こえ始めました」(第一通報者)

また、当日の観客の一人は、会場入口の様子を次のように証言する。

「もぎりの列が八列くらいありましたが、なぜか六列くらいが閉じられていて、二列に大勢が集中して、人に押されて柵が倒されたり。それで会場に入るまでに一時間以上もかかった。会場の外には行き場をなくした子たちが木々の下ですぶ濡れになっていました」

<週刊文春>

なんともずさんな対応に思えます。

これに対し、会場警備を請け負ったイベント会社社員は…

<以下引用>

「雨天決行は業界では当たり前で、よほどのことがない限り決行する。雨天時のマニュアルはありますが、雷に関するものは見たことがない。今回の件でエイベックスの現場担当者は、『可哀想だけど、運が悪かったね』と言っていました」

<週刊文春>

夏の野外コンサートで雷の時のマニュアルがないってどういうことなんでしょう。熱中症対策のマニュアルはちゃんとあるのでしょうか。不安になります。

避難誘導について、エイベックスの広報担当者は「雷雨が強くなった時点で(安全な場所に)誘導すると共に注意喚起を行いました」、決行した理由を「大雨、落雷警報が解除され、安全が確保できると判断したため」と回答しています。

「雷雨が強くなった時点」って、いつのことを言ってるんでしょうね。

現場の状況がよくわかりませんが、雷は高いものに落ちるといいます。当時は雷注意報だったようですし、木の下にいたのは雨宿り目的で、まさか雷が落ちるとは思っていなかったのでしょうが…。

少なくとも、第一の落雷で危険が分かっていたと思うので、すぐに対応していれば、第二の落雷の被害者は出なかったのでは。

現在、a-nationの公式サイトには、落雷事故での死亡者と負傷者に対するメッセージが掲載されていますが、亡くなった方のご遺族は、当日の避難誘導や事故後の態勢に不信感があるようです。

最初にエイベックスから連絡があれば印象も違ったのでしょうが、遺族から連絡しなければ何の連絡もなかったであろうその不誠実な姿勢が不信感を呼んでいるんでしょうね。

亡くなったお二人のご冥福をお祈りします。

💡今年のa-nationで決定的になった

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