昨日から放送している元SMAPの稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの出演する『72時間ホンネテレビ』が大盛り上がりを見せています。
中でも注目なのが、様々な大手芸能事務所からタレントが出演していることで、これがジャニーズに対する芸能界の答えなのではないかと報じられています。
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『72時間ホンネテレビ』は、事前情報だと市川海老蔵さん、堀江貴文さん、亀田興毅さんなどどこかの事務所に所属しているというわけではない人や、関根勤さん、キャイ~ンなど浅井企画所属ですが明らかに辞めた3人と縁のある人、そしてなぜかスターダストで特別待遇を受けているという山田孝之さんなどの出演が明らかにされていました。
それだけで72時間はムリだとわかっていても、それ以上誰が出るのか予想もつかない状態で、おそらくジャニーズ事務所との関わりで、その他大手事務所の人の出演は見送られたのではないかと見られていました。
しかし番組が始まってみると、現実には人力舎の大久保佳代子さん、ケイダッシュ、田辺エージェンシーと関係の深い堺正章さん、タイタンから爆笑問題、橋下徹さん、笑福亭鶴瓶さん、スターダストからは山崎賢人さんも、などなど、その他、ワタナベエンターテインメント、浅井企画、サンミュージック、マセキ芸能社に加えてバーニング系と、あらゆる事務所が協力しています。
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ビジネスジャーナルによるとこれは、「業界人は心の中では、ジャニーズ事務所のやり方についておかしいと思っていた。それは芸能人もそうだし、他の事務所にしても同じです。SMAP解散の経緯があまりにも不可解でしたし、他事務所はジャニーズに泡を食わされてきた部分も多かれ少なかれある。3人に協力したいという思い、ジャニーズへの怒りをぶつけられる場所がようやくできたということなのかもしれません。」とのこと。
ジャニーズ事務所への不信感というのは業界に限った話ではなく、一般視聴者にとってもSMAPの解散についてはモヤモヤ要素が多くあり、ジャニーズ事務所のブラックな部分はかなり注目されていて、ジャニーズの圧力にも敏感になっています。
実際、今年の『24時間テレビ』の「欽ちゃんの仮装大賞」のコーナーに香取慎吾さんが出演しなかったときは、ジャニーズへの忖度だと日テレにはブーイングの声があがりましたが、反対に香取さんの『おじゃマップ』に欽ちゃんをゲストに呼んだフジテレビは見直されていました。
芸能界もいろいろしがらみがあるのでしょうが、結局は一般視聴者に受け入れられてこそです。ジャニーズの歓心を買っても一般視聴者に拒絶されてはどうにもならないとわかれば取るべき道は明らかなのでしょう。
そんな『72時間ホンネテレビ』は既に視聴者数が3000万を突破しています。
延べ数だとはいえ、ものすごい数字になっていますし、ネットTVをテレビで観るためのfire TV stickはものすごい勢いで売れていて、コメント欄にも「『72時間テレビ』を観るために買いました」というものが見られます。
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『72時間ホンネテレビ』は、一般視聴者にジャニーズに対する姿勢を見せるのと同時に、ネットTVを日向の存在にする大きなチャンスでした。これを機に、テレビは観ないと言っている人をネットTVに取り込めたら、「テレビが表街道、ネットTVは裏街道」という風潮が変わるかもしれません。
ところで、参加希望を表明していた品川祐さん、今田耕司さんは現時点で出演していないことから、吉本は出ない選択をしたのかなと思いますが、72時間は長いです。終わった時、どういうことになっているのでしょうか。
◆ジャニーズタレントの入所当時の画像
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