2025年1月29日、元フジテレビ女子アナウンサーの渡邊渚さんのフォトエッセイ『透明を満たす』が出版されました。
渡邊渚さんは中居正広さんの女性トラブルの相手、被害女性X子さんと見られていることもあり、注目度が高く、早速ベストセラーになっています。
【電子版だけの特典20カット付き】渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす – 渡邊渚
そしてその代償というかなんというか、インスタのコメント欄が大荒れ。
コメント欄を閉じない理由はなんなのでしょうか。
渡邊渚『透明を満たす』の内容
『透明を満たす』は5万字超のオール書き下ろしのエッセイと、80ページにわたるグラビア撮り下ろしで構成されています。
帯には「病や逆境があったって、私は人生を諦めない」、「まえがき」には、渡邊さんが本書を執筆した理由が書かれています。
とはいえ、流石に中居正広さんとの事件については直接書かれてはいません。
読んだ方のレビューがこちら
「心の弱い人は読み飛ばすよう促す注意書きが書かれた章があります。軽い本ではありません。
直近一年半の心理が詳しく記述されています。PTSDの理解のみならず、心というものの理解に興味がある人にとっても読み応えのある本になっていると思います。将来的には、2025年という時代を表象する本として振り返られることもあるのではと感じました」
「何を期待して購入されるか次第ですが、エッセイに事件の具体的な言及はありません。そりゃ守秘義務もありますから大々的には書けないですよね。
この方はアナウンサーとしての伝え手ではなく、元々はアイドルにでもなりたかったんでしょうか。
アナウンサーとしての職責を果たせず道半ばで辞めたのであれば、またアナウンサーに戻れば良かったのでは?それがどうしてグラビア?ましてやこのタイミングで?疑問しか浮かびません。
性被害を容認はしませんが、自ら女性をアピールし、周りからチヤホヤされる職業に就きたかっただけなのではと思ってしまいます。
話題になってるので読んでみたけど、時間の無駄でした。」
「11年前に性加害によるPTSDになり、今も治療しています。
一体どうしたらそんなに早く元気になって人前に出られるようになるのかなと、興味本位で読んでみましたけど、読んでみて、この人は承認欲求の塊で、私を見て見てアピールをしたかった、表舞台に戻りたかったんだ、という感想しかありません。
PTSDもきっと誤診でしょう。断定はしませんが。。。。
本当にPTSDだったら、性加害に遭ったのに異性から性の象徴と見られるような、露出度の高いポーズでこんな写真集を発売して不特定多数の人に見られる状況なんて耐えることは不可能です。
PTSDを理由にあきらめたくなかった、じゃないです。PTSDの人は、やりたいこと、したくてもできない、のが現実なんです。
この人のおかげで、PTSDなんて簡単な病気じゃんと思われそうな事を心配してます。
これから読む方に言いたいです、PTSDはこんなに簡単に克服できる病気じゃありません。
どうか誤解しないで下さい。この人はものすごく稀な例だと思って読んで下さい」
性被害に遭った人がどういう行動に出るかはそれぞれで、中には「あんなこと大したことじゃなかった」と思いたいがために、性的なことへのハードルを敢えて下げる人もいるそう。
なので、行動を嘘だとか責めるだとか、そういうことは誰もできないと思います。
誹謗中傷ばかりなのにコメント欄を閉じない理由
上記で抜粋したレビューもそうですが、渡邊渚さんへのバッシングはもっとひどいです。
特にインスタのコメント欄はひどいですし、Xでは「99%の人が渡邊渚のグラビアよりも中居正広をテレビで観たいはず」というような心無いコメントも。
おそらく、被害女性X子さんは渡邊渚さんなのでしょう。
これまでの週刊誌などの報道で語られる被害女性X子さんの状況と、渡邊渚さん自身がインタビューで語っている内容は、時系列、休職、体調不良、退職、なににトラウマがあるかなど細かく一致しますし。
渡邊渚さんもコメント欄の酷さには気づいているでしょうに、的外れなら流石に「私は無関係」と断言してもいいと思うのにしないですし。
閉じてしまえばいいと思うのにそうしないのにはどういう理由があるのかなと可能性を考えたのですが・・
- コメント欄を見ていない
- 閉じると被害女性であると認めたことになりそうでできない
- 誹謗中傷をスクショなりデータをとっておいて後に開示請求、訴訟する
くらいでしょうか。
渡邊渚の性格
中居正広さんとトラブルになったと噂される中、こうまで注目される渡邊渚さんという方はどういう方なのでしょうか。
学生時代からタレント活動をしていた
渡邊渚さんは学生時代「生島企画室」に所属しタレント活動をしていました。
そしてどうやら目標を立てたらガツガツと努力するタイプのようですね。
渡邊渚、昔からミスセブンティーンやらミスコンやら応募してかなり野心的で目立ちたがりよなwこれ2016年の記事だけど「写真で1人だけ背伸びをし、それも砂浜に穴を掘る工夫までした人物。そうとうな野心の持ち主とお見受けしました。」と書かれてわろたww pic.twitter.com/uBT5S3u6lJ
— 保佐家@二種 (@ELect1026123) January 26, 2025
表に出す、出さないは別にして、そういうタイプが芸能人をめざすのでしょう。
「男は踏み台、使い捨て」
また、2023年6月、ちょうど事件の頃に公開された、高校時代から続く友人たちについて語った集英社のインタビューではこのように答えています。
強いと言えば、私たちが通っていた女子校の名物先生が「男は踏み台、使い捨て」という強烈な名言を授けてくれました。
その真意はもちろん文字通りではなく、「男性に頼るのではなく、自分の足で立ち、独力で判断し責任を持って生きていけ!」という女子高校生の背中を押す言葉だと解釈しています。
「男性をはじめ、誰かがいなければ生きていけないような人間になるな」そんな教育を受けてきた学友だからこそ同じイズムが流れていて、3人とも精神的に強く、自立しているのだと思います。
そもそも私は中学生の頃から”玉の輿”という言葉が大嫌いです。男性と女性に収入格差があることが前提のワードだし、女性が自分で稼ぐことが選択肢にない、前時代的な言葉だと感じます。
将来の不安を男性に解消してもらおう、人に幸せにしてもらおうとする考え方は自分には合いません。男性に頼る人生を送りたくない、なんなら養いたいくらいなのです。誰かに自分の人生を委ねる生き方はしたくない。
集英社オンライン
6月4日公開なので、インタビューはそれより前、つまり事件よりは前のことなのでしょう。
渡邊渚さんは慶応女子出身で、同じ高校出身の弘中綾香さんも「男は踏み台、使い捨て」について語っているので、本当に代々教えられる言葉なのでしょう。
たしかに女は付き合った男で変わるなんて言われてますし、そんな自己がないことではなく、他人に依存しすぎないよう、振り回されないよう、使い捨てだ、くらいのつもりでいなさいということなんでしょうか。
ただ、「女は踏み台、使い捨て」なんて言われたら絶対に大騒動ですが。
ちなみにこの教えを説いた先生は古典の男の先生だそうで。
渡邊渚さんの言葉に賛否はあると思いますが、こういうタイプは間違っても「相手が芸能人ならオッケー!」「いざとなれば結婚で責任とってもらおう」みたいな人ではないのでしょう。
そういう人だから、今のような騒動になってるのかなと思います。
また、PTSDになりできていたことが何一つできなくなっても、元の自分には戻れない、描いていた未来にはならないと絶望してしまっても、それで人生をあきらめたくないとなんとか立ち上がったのもこういう人だからなのかもしれません。
本のタイトル『透明を満たす』の意味は内容を読んで考えてみてくださいと言っていましたが、もしかするとそういうことなのかも?
PTSDでできることも未来も空っぽになってしまったけど、それを満たしていこう、という決意表明もあるのかも。
それでもあんな誹謗中傷コメントは耐える必要がないものなので、コメント欄、閉じちゃっていいと思うんですけどね。
追記:本当に壮絶だったエッセイの内容(2025年1月30日)
本当に読んだ人のレビューです。
そこまで追い詰めらてていたんですね。。
渡邊渚のフォトエッセイを読んだら、トラウマ後に自傷行為があったことや自殺防止のために精神科病棟に入院させられてた話が赤裸々に綴られてた。
— キキララ🤍🫧 (@kikilalasub) January 29, 2025
彼女を誹謗中傷している中居くんのファン、ほどほどにした方がいいよ。マジで…。
私も読みましたが、涙なくして読めません。
私をPTSDにした人たちに「私の言論は止められない」と訴えたかったから
どれだけの思いをしたんでしょう。
X子さんは加害者もフジテレビも許せないと話しています。
理由は、訴えたのになんの対応もしてくれないどころか、周囲に「付き合ってたんじゃないの」と軽い冗談のように話されたから。
本のレビューで誹謗中傷してる方々は本当に読んだのでしょうか。
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