中居正広さんを引退に追い込んだ女性トラブルで、女性セブンと週刊文春が報じた内容の非常に重要な部分が間違っていたことが明らかになりました。
それによりフジテレビへ吹く強風が和らぎ代わりに週刊文春叩きに世論が移りつつあります。
本当のところ、渡邊渚さんと中居正広さんにいったい何があったのでしょうか。
過去の報道をまとめました。
中居正広9000万円女性トラブル報道を時系列で並べると
中居正広事件第一報まとめ
最初に報じたのは2024年12月19日発売の女性セブンです。
それがWeb版のNEWSポストセブンに掲載される前に、アサ芸がまとめた形で報じ、スポニチや週刊文春も後追いで報じました。
重要なところで共通していたのは以下の点です
- フジテレビ幹部A氏が女性を複数での飲み会に誘うも当日ドタキャンがあり、2人だけになったこと
- 何らかのトラブルがあったこと(週刊文春は性的トラブルと断定)
- 中居正広さんが解決金9000万円(※後に被害女性が金額を否定)を支払い示談になったこと
- 女性は仕事を辞めたこと
フジテレビが社員の関与を否定
2024年12月28日、フジテレビが社員の関与を全否定する声明文を発表
- 内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。
- 会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません。
- 発行元に対してもその旨伝えておりました。
週刊文春がA氏ではなく中居正広が誘ったとしれっと修正
2025年1月8日版で誘った人が以下のようにしれっと変わっています
「あの日、X子は中居さんからA氏を含めた大人数で食事をしようと誘われていました。中居さんと仕事上で面識はありましたが、A氏から紹介され、それまでに何度か食事をしています。彼女にとって中居さんやA氏は仕事上の決定権を握る、いわば力関係が上の立場であり、断れるわけがない。彼女は『行くしかない』と、指定された中居さんの自宅マンションに行ったのです」(X子さんの別の知人)
週刊文春(2025年1月8日)
週刊文春もしょうもないけど今騒いでる記者もしょうもない
週刊文春はしょうもない
今、週刊文春がしれっと記事を訂正していたことで、週刊文春に批判の声が上がっていますが週刊文春は強気です。
「【訂正】本記事(12月26日発売号掲載)では事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた』ということがわかりました。お詫びして訂正いたします。また、続報の#2記事(1月8日発売号掲載)以降はその後の取材成果を踏まえた内容を報じています」
週刊文春
裏取りはしつこくすると言っていたはずの週刊文春が、こういうところで信用をなくすんですよね。
橋下徹さんに指摘されなければこの訂正・謝罪記事は出さなかったのかと思うと本当にしょうもないと思います。
記者もしょうもない
文春の裏取りが甘く文春の第一弾記事に一部誤りがあったのは事実です。
何があってこうなったのか検証は必須だと思いますが、おそらく女性セブンやアサ芸の記事を鵜呑みにしてたんでしょう。
それでも、文春は1月8日以降の記事ではしれっとでも直しているわけです。
それなのに、今になって世紀の大誤報だなんだと言ってる記者がいるんですよね。
誌面を読んでいたならもっと前に気づくことなのに、こんな大きな事件を報じる記事を、ちゃんと読んでなかったのかな?と。
そんな状態でもしかしてフジテレビの会見で質問を飛ばしたのかなと。
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それでもフジテレビに起死回生がない理由
フジテレビから週刊文春に標的が変わりそうではありますが、それでもフジテレビはこのピンチから起死回生とはならないと思います。
それは以下の点からです
- 当日はA氏の関わりがなかったとしても、「仕事上損はない」などと言ってたびたび接待に呼んだことでできた縁であること。
- X子を平日日中開催のBBQに呼ぶなど、中居との会食が業務だと理解しても無理はない土壌があること
- 他にもA氏に性接待に利用されたという現役女子アナがいること
- トラブルを知っていても中居正広の起用を続ける、フジテレビ御用達弁護士が付くなど中居を偏重したこと
最後の一点は、中居正広さんが「結婚に関係するトラブルで」と説明していたんだとしたら同情もします。
が、ただX子さんはPTSDだったわけで。。
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは?
心的外傷後ストレス障害を指します。強い恐怖や衝撃的な体験をした後に、その記憶がフラッシュバックしたり悪夢に見たりするなど、精神的な苦痛が続く状態です
結婚に関するトラブルか、性加害を受けたか、どちらがPTSDのきっかけになりそうかと言ったら、ねえ。
長くフジテレビに貢献してきた中居正広さんと、当時入社3,4年目だったX子さんと、貢献度で比べたらそりゃ中居さんなんでしょうが、それで女性の尊厳が踏みにじられていいことにはなりません。
訂正を踏まえて、2021年から被害女性X子と中居正広に何があったのか
- 2021年10月3日:『ワイドナショー』で中居正広と渡邊渚が初共演
- 2021年冬:A氏に誘われX子がグランドハイアットの中居正広・タレント接待に参加。以後合計3,4回A氏に誘われ参加した食事会で顔を合わせる
- 2023年5月31日(水):A氏に誘われ中居正広自宅でのBBQに参加。鶴瓶、ヒロミ、フジテレビ社員、女子アナ、他局社員など10名ほどがいた。A氏に「中居さんと付き合っちゃえば」と言われるも恐れ多くて笑ってごまかす。A氏の誘導で連絡先を交換する
- 2023年6月上旬:BBAから数日後、中居正広に誘われ自宅での鍋パに参加。A氏を含め複数人参加予定のはずが間際でドタキャンがあり2人になったと言われ断れず自宅へ。本意ではない性行為に至る
- 2023年6月:X子は佐々木恭子に相談するも「大変だったね、少し休もうね」と言われただけだった(フジテレビは様子がおかしいX子に佐々木恭子が声を掛けたと説明していたが、X子はこれを否定)
- 2023年6月:佐々木恭子とともに他の幹部B、Cに相談する。Cが周囲に「付き合ってたんじゃないの」と軽口を叩いたり佐々木恭子に「Aさんには相談してないからね」と言われX子は病む。
- 2023年7月:X子が入院
- 9000万円で示談成立(2025年1月、X子が9000万円ももらってないと否定)
- 示談時の中居正広の弁護士はフジテレビ御用達の犬塚浩。一方X子は弁護士選定に苦労(相手が中居であることがわかると尻込みされた)
- 中居正広の番組は続き、新規起用もあった
やっぱり事件当日はどうであれ、A氏もフジテレビも無関係とは言えないと思うのですが、どうでしょうか。
また、中居さんがしでかしたことが問題ではありますが、X子さんを追い詰めたのはフジテレビの対応にも一因があります。
「X子にとって出演者との会食は仕事を円滑に進める上での業務の一環。当然、フジが守ってくれると思っていました。ところが、フジからは『業務外のことだから』と取り合ってもらえなかった。それどころか、C氏は周囲に『付き合っていたんじゃないの』と軽口を叩いたそうです。勇気を持ってトラブルを報告したのに、何一つ味方になってくれないことに彼女は大きなショックを受けたのです。それ以来、中居さんとの会食で出された食材を見ることもできなくなり、みるみる痩せてしまった」
週刊文春
以上から、当日誘ったのがA氏であれ中居さんであれ、フジテレビは無関係ではないと思います。
時代遅れだったフジと中居正広
今掘り起こされて話題になっているのが、25年前にTBSがやって問題になったというワンダフル事件です。
いろんなことをアップデートせず、こういう文化をずっと引きずってきたのがA氏と中居正広さん周辺だったんですかね。
いや、中居正広さんだけが接待されていたともA氏だけがやっていたとも思いませんが。
BBQに参加していたヒロミさんが、今後慰労会などもやってはいけないのか、みたいなことを言っていましたが、そんなわけがありません。
男性、女性が一緒に飲食するのは問題ないですし、たとえ倫理的にナイ乱交パーティーだって、接待に利用されてタレントと夜を過ごすのだって、お互いが心からそれを求めているなら好きにしたらいいと思います。
井川意高さんも言っていましたが、一部女子アナには立場を利用して玉の輿に乗ることを目標に、積極的に上司に連れられ野球選手やタレントと飲み歩く人もいるそうですし。
でも、それを望んでいない人や、一方が断れない立場の人の場合はナシですよね。。
ちなみに、中居正広さんが「あの子いいべ、、」と言っていたのは元TBSの膳場貴子さんとのこと。
中居さんの最近の好みはイケイケタイプじゃなかったのかもしれませんね。
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