広瀬すずさん主演のドラマ『anone』が全話平均視聴率6.1%で終了しました。
放送されていた日テレの水曜22時枠は歴史が長く、1980年代から続いていますが、確認できた2003年からの全話平均視聴率の中では6.1%というのは最低記録です。
いくつかのネット記事では2008年の『学校じゃ教えられない!』の6.4%が比較対象になっていますが、これは日テレ火曜ドラマなので間違いです。
※深田恭子さん主演
学校じゃ教えられない! [ 深田恭子 ]
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ちなみに昨年は綾瀬はるかさん主演『奥様は、取扱い注意』12.7%、高畑充希さん主演『過保護のカホコ』11.5%、沢尻エリカさん主演『母になる』9.2%、吉高由里子さん主演『東京タラレバ娘』11.4%と、4作中3つが11%以上で、当時歴史的高視聴率である40%を記録した松嶋菜々子さんの『家政婦のミタ』もこの枠で放送されています。
そこで6.1%というのは間違いなく大コケなのに、何故か高く評価する記事が多く出ているのは、2つの忖度があるとか。
[以下引用]
「ひとりは脚本担当の坂元裕二氏。かつてヒットメーカーとして鳴らした坂元氏のセリフ回しには一部に熱狂的な信者がいます。またテレビ局としても実力者の坂元氏に恥をかかせるわけにはいかず、擁護の論陣を張りたいのでしょう。しかし本作が低迷した要因が、多くの視聴者が感情移入できなかった脚本にあることは明らか。それを無理やり忖度する論調に違和感をおぼえる視聴者も少なくありません」
そしてもう一人の忖度する相手は主役の広瀬だという。
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「ただ、事実上の主役は田中裕子でしたし、田中も広瀬も演技面では鳥肌が立つほどのキレを発揮し、低視聴率の責任が彼女たちにあるとは思えません。つまり低視聴率という結果だけで広瀬の名声に傷がつくとは考えにくく、無理やりの作品評価によって逆に広瀬がハレモノ扱いされている印象さえ受けますね」(テレビ誌編集者)
[アサジョ]
…この記事だけ読むと、忖度されているのは広瀬さんだけのような印象が。
とはいえ、これまでドラマがコケれば主演だけが叩かれるのが通常だったことを考えると、原因はいろいろだと至って普通の分析がされたのがこの『anone』だったのでしょうか。
『anone』が暗かったのは事実ですが、それでも高く評価する人がいるのも事実です。人の感性は人それぞれですから当然で、共感できるものに共感していればいいのかなと思います。
視聴率はわかりやすい指標ではありますが、それだけでどうのこうの言えないのはずいぶん前から言われてきていることです。
最近は東芝がREGZAを通して視聴データを分析するサービスを始めており、昨年末の紅白歌合戦の分析記事で話題になっていました。ほかのメーカーも参戦したらもっとリアルな評価がわかると思うんですけど、電通強しの今ではそういう時代は来ないですかね。
坂元裕二さんは今回の『anone』で連ドラはしばらくお休みすると発表しています。
これまで芦田愛菜さんが注目された『mother』や満島ひかりさんの『woman』、そして松たか子さんの『カルテット』など重めであるもののそれだけではない作品がヒットしてきましたが、まあ一度離れるのも良いのでしょう。
また考えさせられるドラマが放送されるのを楽しみにしています。
◆広瀬すずのあざとさに
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※地上波初放送だった映画の視聴率は9%ほどだったとか
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