今年は通常よりも遅い開催となった日テレ夏の風物詩『24時間テレビ』。
系列局による寄付金着服で番組への信用を失くしたなかでの強行で非難の声があがる中、募金額の目標は10億円で、うち200万円はマラソンランナーで確保しようとしていると報じられています。
やす子のマラソンに一般人1000人が参加し最低2000円以上募金
2024年の24時間テレビでやす子さんが挑戦するチャリティーマラソンは、これまでとは異なり全国の児童養護施設に寄付をするという目的がはっきりしたものです。
寄付金着服が発覚し信用を失った今、募金に透明性が必要だという判断なのかもしれませんね。
これまでと異なることは他にもあります。
「“新たな募金スタイルを生み出す”という趣旨で、一般市民ランナーがやす子さんと一緒に5kmを走るという企画です。約1000人を募集しており、当日は『チャリTシャツ』を着用して走ることが条件。約2000円のTシャツの収益が募金になるということでした」
smartFLASH
これで1000×2000=2000000、200万円の募金が確定しました。
さらに、参加者に届いた案内には、赤色の文字で
『やす子さんの想いに賛同いただける方はぜひ、募金にご協力お願いします』
と記載された案内が、会場内に設けられた募金エリアの案内とともに届けられたんだとか。
チャリTシャツは強制で、さらに、とは。。
参加者は「もしかして私たちって金づる?」と感じているようです。
ちなみにこの1000人の市民ランナーが走るのはとある運動場で、トラックをグルグルと回ることになるそう。
これは一つの場所にいてもらえれば熱中症や体調不良など不測の事態に備えやすいというのが理由のよう。
昔からランナーに執着して後追いする人はいますし、今はYouTuberもいろいろです。
1000人プラスやす子さんが公道を無事に走り抜けるために警備やなにやらお金をかけるくらいならその分寄付に回すでいいと思いますが、それならやす子さんもずっとトラックでいいような。。
「今年の募金目標は10億」報道
ずばり募金の目標額はいくらか。募金はチャリティーマラソンのほかに、能登半島地震復興応援募金、目的を特定しない一般募金などもある。去年の総額は8億4805万9341円で、ここ数年で最も少なかった。これまでの最多は東日本大震災のあった2011年の約20億円。さすがにこれは無理だとしても、去年を上回る9億円が今年の最低ラインだろう。
最多だった11年のチャリティーマラソンのランナーは徳光和夫、次いで多かった19年の15.5億円のときは水卜麻美ら4人、少なかった去年はヒロミである。寄付金総額の多寡は、どうやらランナーの好感度によるらしい。広告代理店の調査でも、やす子は世代を問わず人気がある。「やす子がんばれ!」が全国で盛り上がれば、2ケタ、10億円にいくかもしれない。
日刊ゲンダイ
いやーこれは相当甘い見積もりでは。
確かにフワちゃんの暴言騒動でやす子さんへの関心と同情が高まっているという要素はあります。
でもランナーにより金額が変わるというのはどうでしょうね。
おそらく徳光和夫さんのときに最多だったのは東日本大震災の年で、皆がなにかしなければと思っていたからなのでは。
実際好意に包まれた感はありませんでしたし。
そして忘れてはいけないのが寄付金着服騒動。
これががなければまだわかりませんが、着服期間は10年間です。
これまで寄付してきたお金がいい加減に扱われていたという思いはそう簡単に払拭できません。
また、「愛は地球を救う」から変更された「愛は地球を救うのか?」。
これまでずーーーっと協力してきた人は、え、今まで救えてなかったの?救ってたのは社員の懐だけ?みたいな気持ちになります。
寄付金着服があっても強行した以上、寄付金ががくんと減るのは覚悟しないと。
追記:市民ランナー参加のマラソン中止(2024年8月31日)
台風10号接近の影響で市民ランナー参加のマラソンが中止されることが発表されました。
やす子さんのマラソンは行われるようです。
市民ランナーはチャリTシャツ着用が必須で、事前購入だったとのこと。
これはもう、チャリT2000円×ランナー1000人=200万円がもう手に入ったし、目的がひとまず達成されてるからまあいっか、という感じなんでしょうね。
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