最近、ネット上で福山雅治さんをDISる怪コピペが出まわってますね。
それによると、音楽界の大物たちが福山さんをかなり手酷く酷評しているようですが、本当なのかどうなのかとても気になったので、検証してみました。
※人気者ですので、いろいろ批判も多いです…[関連商品]
福山雅治
なんでこんなに福山雅治に厳しいの!?著名人が皆でディスってる
2ちゃんねるなどのネットに書かれている内容を列挙すると…
坂本龍一さん:「福山雅治君は、俳優のミュージシャンごっこ」
甲本ヒロトさん:「福山の音楽はまずいカップラーメン」
YUKIさん:「福山さんって音楽も人間性もダサいよね、人に嫌われない事だけ気にして生きてる人」(オールナイトニッポン)
椎名林檎さん:「福山雅治ってどこがいいの?やってること、かっこわるいじゃん、この人のファンは現実社会では男性に相手にされない女性ばかり」 (ロキノン鹿野とのインタビュー)
桑田佳祐さん:「福山については女性にモテる人気者であること以外評価していない」
ドラゴンアッシュKJ:「福山雅治の桜坂がミリオン出してしまう日本の音楽シーンの先行きは暗い」 →ロキノン鹿野とのインタビュー
BUMP藤原さん:「福山雅治みたいなのがチャートに入ってる悲しい現状があるからこそ、俺たちが頑張らなきゃいけない」→ぴあインタビュー
近田春夫さん:「ここまで音楽的バックボーンが全く見えないシンガーソングライターも珍しい」
いやいや、好き放題言われまくってますが…
福山雅治ボコボコの真偽を検証できるかやってみた
いちおう元ネタらしきものが書かれているもののどうも怪しいので、どこまで検証できるか試してみました。
・・・が、ネットでいろいろと調べても、出回っているコピペばかりでソースは発見できませんでした。
まあ、ソース自体が古いですし、昔のラジオの発言とかは検証のしようがないですね。
ただ、ネット上でこんな他の方の検証結果を見つけました。
(以下引用)
このコピペネタの明らかに不自然な点は、ざっと見る限りでも「おそらく2010年に急に生まれて、それから大量に転載されている」事です。一応それを確かめるため、グーグルの検索オプションで期間を指定しながら検索を繰り返すと、恐らく(http://bit.ly/d4Ifuq)のスレの395の発言がこのネタの起源でないかと思われます。まだ今のネタほど発言が揃っていませんが。
そしてこの辺で一応確認したいのは、これらのネタ元の発言がYUKIや坂本龍一のラジオなど『どれも90年代初頭~00年代に行われていたはずの発言が当時から2009年まで誰も言及せず、2010年になって急に一気に一纏めに取り上げられている』という不自然さです。物凄く不自然ですこれは。
実は検索してる途中で1件気になった記事があるのですが、こちら(http://bit.ly/cbobnI)の32の発言。もしかしたら本当はこれが福山コピペの起源なのかもしれません。ただKJの発言ソースはラジオだったり、ヒロトの発言も今とかなり趣旨を異にしていますが。
『真贋は言い切れ無いが、本当に発言があったと信じるにはあまりに不自然な点が多い』程度で終わっておきます。というか、いち素人でこれ以上の迫りようが無いのもあります。
これは僕の想像でしか無いのですが、もしかしたらKJやヒロトは多少当時の福山雅治をDisっていたのかもしれません。そして、それが伝聞を繰り返し徐々に内容がエスカレートし、関係ない人の発言まで反証しにくいソース元での発言として捏造され、今のコピペになったんじゃないでしょうか。
(『福山コピペ』の真贋について。 ~ 突発☆ネットリテラシー遊びのワークショップ)
この方の見解、個人的にはとてもイイ線行っていると思います。
みなさんはどう思われますか?
ネット上に氾濫する情報を鵜呑みにするのではなく、それを受け取る側のリテラシーが大事になってくるということでしょうね。
たとえばこういう画像も出回っていますが、どう受け取りますか?
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コメント
これは素晴らしいです!
やっと変な疑惑が晴れる証拠が掴めましたね。
これで批判する側,される側の
ファンの方々も意味の分からない,中傷を受け取る事もなくなったわけです。
本当かっこいいですよねー
同業者の悪口言うミュージシャンなんて、最低。
福山人気に嫉妬する時点で、すでに見苦しい負け犬だ。
変に凝った曲ばかり作って、「俺って天才?」って思い込んでるミュージシャンって多いけど、福山はそんなことないし、共感もてる。
YUKIの発言は本当か嘘かは別にして、何となく納得できてしまう。
大昔、とある音楽番組でB’zも「あんなものは音楽ではない」と批判されていました。
他の人がなんと言おうと自分だけが信じていればいいと思います。売れているアーティストを批判する人は、逆にそうすることでしか話題になれない可愛そうな人たちだと思っています・・・。
具体的にソースを出せるものがあるので指摘しておきます。
近田春夫のコメントは、週刊文春連載の『考えるヒット』です。この評をリアルタイムで読んで「なるほど、その通りだ」と感心したことを鮮明に覚えています。やはり90年代末~2000年代初頭、確か「peach」についての評だったはずです(頭ごなしの否定ではなく、曲やサウンドを分析した上で、どう分析しても影響元が見えない、という趣旨のコメントです。もちろんかなり批判的でしたが)。
この連載は単行本で出版されていますので、収録されているかもしれません(私は未買なのでわかりません)。
あと、同時期のRockin’on Japanは今で言う中二病バリバリで、ロック精神?みたいなものを持たないアーティストが売れる日本市場を小馬鹿にする姿勢が強く、その代表として(「桜坂」がバカ売れしていた)福山がよく取り上げられていました。誰がどういう発言していたかまでは覚えていませんので明確には言えませんが、ロキノンインタビューとあるものはおそらくソースがあるはずです。
上記発言のアーティストたちを擁護するわけではないですが、どちらかと言えば記者(鹿野)が「福山とか売れちゃう日本ってダメですよね?」「そうだよね」って流れの発言なはずです。
2000年代初頭に(一部で)福山がバカにされまくっていたこと(例えるなら反町の「ポイズン」wwみたいな)は今や知らない人の方が多いんでしょうね。
チカダハルオのは元ネタを知っているよ
近田の言う通りだと思うがね
福山雅治はゴーストライターを使っているか、天才なのかのどちらかだろう笑
本当にギターで作曲してるなら、ひとりであんなに被らないリフを思いついたことになるな
ウィリアムシェイクスピアの語彙問題と同レベルにあり得ん話だ笑