二部制になってからの最低視聴率を更新した2015年の紅白歌合戦ですが、それでも40%近い高視聴率番組であることには変わりありません。
そんな紅白歌合戦の出場歌手に支払われるギャラランキングが発表されていました。
→ ranking
紅白歌合戦の舞台裏 [ 合田道人 ] |
[楽天市場]
[以下引用]
1 石川さゆり 50万円
1 伍代夏子 50万円
1 小林幸子 50万円
1 坂本冬美 50万円
1 天童よしみ 50万円
1 藤あや子 50万円
1 松田聖子 50万円
1 和田アキ子 50万円
9 高橋真理子
10 今井美樹
11 島津亜矢
12 椎名林檎
13 西野カナ
14 Superfly
15 水森かおり
16 レベッカ
17 MISIA
18 いきものがかり
19 AKB48
19 NMB48
19 miwa
19 E-girls
19 μ’s
19 AAA
19 Perfume
19 乃木坂46
19 大原櫻子
=====================
1 五木ひろし 50万円
1 近藤真彦 50万円
1 郷ひろみ 50万円
1 SMAP 50万円
1 福山雅治 50万円
1 細川たかし 50万円
1 三輪明宏 50万円
1 森進一 50万円
9 徳永英明
10 ゆず
11 TOKIO
12 氷川きよし
13 V6
14 嵐
15 EXILE
16 XJAPAN
17 関ジャニ∞
18 SEKAI NO OWARI
19 ゴールデンボンバー
20 三代目J Soul Brothers
21 SEXY ZONE
22 ゲスの極み乙女。
23 BUMP OF CHICKEN
23 星野源
23 三山ひろし
23 山内惠介
[ゆかしメディア]
このランキングでは最高ランクの50万円以下はどうなってるんだかわかりませんが、初出場のアーティストはほとんど数万円くらいとのこと。
ちなみにこちらは2010年に記事になった紅白出場歌手のギャラです。
こちらによると出演者に支払われるギャラは総額で1000万円ほどで、当時47回で最多出場だった北島三郎さんで45万~50万円、12回目だった浜崎あゆみさんで25万~30万円、新人は5万円が相場だとありました。
番組全体の予算は、2010年の記事も2015年の記事も3億円ほどということなので、おおよそ変わらないんでしょうね。
…となると、総額で1000万円を52組で分けた今年の新人さんはさらにギャラが少なかったのでしょうか。
※紅白では新人でも、2001年から活動しています。
デビュー15周年記念リサイタル@NHKホール [ 山内惠介 ] – 楽天ブックス
[楽天市場]
これが29日のリハーサルから31日の本番まで3日間のギャラだといいますから、ほんとお安く仕上げていますよね。
さらに呆れるというかなんというか、AKBグループのような大所帯でも割増するわけではないため、一人あたりは何千円レベルだといいます。
それで様々なコーナーに出演し、視聴者が離れがちな演歌ではバックダンサー代わりに踊るなど大活躍をするわけですから、NHKとしてはAKBグループを出演させ続けることこそが経費削減になるのでしょう。
ずいぶん節約していますが、まあこれも国民の受信料から支払われていると思えば当然といえば当然です。
こんなに安くても紅白に出演しようとする理由は、40%近い視聴率を集めることができる番組は紅白くらいであること、そんな番組に出演することで視聴者に「売れている」という印象を与えることができる場であることが挙げられていました。
特に演歌で顕著だといいますが、「紅白出場歌手」という肩書がつくことでチケット代金も上乗せできるし、コンサートのチケットの売り上げが増えるとのこと。
そのへんは、大河ドラマや朝ドラも同じで、当たるとその後の仕事が増えたりギャラが上がるというのと同じような感じですね。
しかしそれでも、毎年出場を断る人もいます。
[以下引用]
「最も大きい理由は収入面ですね。紅白はギャラが安いんですよ。以前までは、“1年の間に活躍した歌手が出られる”というステータスがあったからこそ、ギャラが安くても他の仕事よりも優先して出演するケースが多かったんです。しかし、今やその年に活躍していなくても事務所の力だけで出られる番組になってしまいました。そうなると、そのステータスもなくなってしまい、安いギャラで出るメリットを感じなくなっているのです」(テレビ局関係者)
[TOCANA]
いくら紅白に出ることでチケット料金や高くなり売れ行きがあがると言っても、同じ時間に民放に出たほうがギャラは良いし、多少なり集客力があれば自分で年末にライブを開催したほうがグッズの売り上げも加わり儲けがあがるそうです。
そういう意味では、いつも中継で出演する福山雅治さんは、ライブで稼ぎ紅白でも50万円もらえてさらに人気の証明にもなってまたライブのチケットが売れると、いいこと尽くめですね。
しかし、ふだん歌手活動を活発にしているとは言えない近藤真彦さんが出場し、さらにトリまで務めてみたり、348枚しかCDが売れなかったという記録をもつ和田アキ子さんがいつまでも出場したりしていれば、紅白にステータスがなくなり出演を断る人が増えるというのもよく分かります。
そして本当に視聴者が見たい歌手が出なくなり、視聴率が下がり、またさらにステータスが下がり…という悪循環が目に見えるようですね。
今は40%前後取れて民放の年末番組とは一線を画している紅白歌合戦ですが、大河ドラマの低迷と同じで、そのうち同じラインで戦うことになるのかも。
◆なるほどなるほど。
紅白出場を断った「言い訳」が笑える→ reading geinou ranking
紅白出場を断った「言い訳」が笑える→ ranking geinou reading
※出場し続けているからこそ、こういう商売もできます。
五木ひろし名曲30撰~NHK紅白歌合戦歌唱30曲~ – 五木ひろし
[Amazon]
※最高ランクのギャラをもらっている和田アキ子さんのツイッターはこちらから
※最新の芸能ニュースはこちらでどうぞ
◆◆◆ 気になるニュース ◆◆◆
ほぅ…