綾野剛さんが出演した映画「日本で一番悪い奴ら」の撮影時に、綾野剛さんの申し出で性加害とも言えることがあったと白石和彌監督自ら暴露し話題になっています。

 

日本映画界では今年、文春砲をきっかけに性暴力/ハラスメント告発が相次ぎ、白石監督はいち早く防止策への提言を行っていた人物です。

 

※この6年前の映画です。怖かった。

 

 

 

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監督自ら暴露していた「了承」を得ずに進めた撮影

 

話題になっているのは、2016年6月公開の綾野剛さん主演「日本で一番悪い奴ら」です。

 

これは日本警察史上最大の不祥事とされる北海道警察の「稲葉事件」をモチーフにした作品で、綾野さんは正義感が強い好青年だったものの、業績を上げるために裏社会とのパイプを築き悪事に手を染めていく北海道警察の刑事・諸星要一役を演じました。

 

この映画に関して当時白石監督が参加したトークイベントのレポート記事がSNSで拡散されているようで。

 

[以下引用]

白石監督によると、同作には、諸星が薬物に溺れた由貴を殴りながら性行為を行うシーンがあるものの、当初、台本にはなかったとのこと。しかし、綾野が≪監督、俺、セックスしたいっス≫と申し出たため、矢吹に詳細を明かさぬまま、≪『もしかしたら(キスの)先までいくかも』くらいに≫伝えたといいます。  

 

スポーツ紙の記事は、綾野がスケベ心から性行為シーンを要求したと書かれており、そこはさすがに自身の役と作品のことを考えての提案だったと思いますが、矢吹にしっかり了承を得ぬまま撮影した点は見過ごせません」(芸能ライター)

 

矢吹本人は≪脱がされても、何が起こってもいいように≫マイクを外し、そのシーンを演じきったといい、「日刊スポーツ」のインタビューでは≪クスリに溺れているわけですから、セックスを求める気持ちが強くなるんじゃないか。いろいろ悩んだんですけど…キレイに撮ってくださって、とても好きなシーンになりました≫とも述べているが、「俳優側が苦痛を感じる可能性のある演出」(同・前)と言っていいだろう。

[週刊女性プライム]

 

矢吹さんは「キスの先にいくかも」である程度覚悟を決めたようで、そこはまだ救いがあるような気はします。

 

役柄を考え、行動を理解して撮影に臨んだんですね。

 

…と、この記事を読んだ時は思ったのですが、

 

こちらがそのトークショーの記事です。

 

[以下引用]

その話を聞いた白石監督は「後半、薬物をやっちゃって、(綾野に)バシバシ殴られながらセックスするシーンがあったんですけど、台本にはなかったんですよ。ちょっと綾野君と話をしていて『どうする?』って。ビンタしながらキスするくらいにしようかなと思っていたら、『監督、俺セックスしたいです』って言いだして、クスリやっているのに殴りながらセックスするってどういうことだろうって思いながら…。矢吹さんには申し訳なかったんだけど、あまり詳細にどうこうするって言わなくて『もしかしたら先までいくかもしれないから(胸元の)ワイヤレス外しておこうか』って伝えたんです」と、過激な濡れ場シーンの裏側を暴露。

矢吹もこのシーンは衝撃的だったようで「ずっとナイトドレスみたいなのを着ていて、その中にマイクを仕込んでいたんですけど、(そのシーン前に)全部外しますって音声さんに返して、もう脱がされてもいいように、何をされてもいいように(笑)。あそこはテスト1回ですぐ本番だったんです」と告白した。

しかも監督は「延々カットをかけなかった(笑)。自分でもいつ終わるんだろうって思いながら(笑)」と、“悪い顔”で笑い飛ばした。続けて、矢吹は「あのシーンは綾野さんが思い切りビンタしてくださって。なかなかそうやってビンタされることもまず生きてきてなかったので、ちょっとDVされるとこんな感じなのかな?って(笑)。ただ、ビンタされながらもそれが“愛のムチ”っていうのを、芝居しながらひしひしと感じていました」と、笑顔を見せた。

[ザテレビジョン]

 

矢吹さんは仕事を受ける前に台本を読んで内容はある程度把握しており、「ハードな部分も自分に対してチャレンジでしたし、果たしてこのシーンを自分が演じられるのかっていう不安もたくさんありましたけど、とにかく(白石監督と)お会いしたいなと思いました」という話もしていました。

 

だからやはりある程度の覚悟はしていたんでしょうけど、「もしかしたら先へ…」くらいの言葉で撮影が進むなんて本来恐ろしいことです。

 

しかも、この記事だと、監督は「どういうことだろ」とそのシーンの必要性についてストンと落ちてないのに綾野さんの提案を受け入れてるんですよね。

 

そしてそれを矢吹さんに説明すればまだしも、なぜかしなかったと。

 

矢吹さんはたまたま覚悟がありましたが、過去に性被害を訴えた女優さんの中には、脱ぐのはNGと伝えていたにも関わらず知らされないままそういった撮影が行われ、後から抗議するも本人はその後演技の仕事ができなくなってしまった、という人もいました。

 

なんにでも対応できてこそプロ、というわけではありません。

 

そういうシーンが必要な可能性があるならば、事前にきちんと説明してそれが可能な人をキャスティングする、くらいは当然の手間なのではないでしょうか。

 

 

イメージ失墜は免れない綾野剛

 

引用記事は、映画界の性加害・パワハラについて対策することを主張している白石監督がこんなことを、といった論調ですが、ネットでは言い出しっぺの綾野さんに対する批判の声も大きいです。

 

ちなみにあまりにひどくてカットされたシーンもあるようです。

 

[以下引用]

また、瀧内との共演シーンで、カットされた箇所があったことを綾野が明かす一幕も。警官の敏子(瀧内)が諸星(綾野)のもとを去ろうとする際、彼女に後ろから襲いかかるシーンだったといい、綾野が「この作品に出てくる人ってどこか憎みきれない部分があったりするんですが、あれがあると諸星の見方が変わるでしょうね」と切り出すと、白石監督も「編集していて、綾野君が山賊みたいになっていて。ダメダメ、人じゃないということでカットした」とコメント。瀧内も「犬に襲われているみたいで。カットと言われた後、『大丈夫?』と言われましたけど、『触らないで!』と言ってしまったくらい強烈でしたね」と述懐するなど、相当壮絶なシーンだったようだ。

[シネマトゥデイ]

 

「日本で一番悪い奴ら」は稲葉事件を起こした本人が書いた実話がもとになっていますが、日本の警察史上最悪の事件と言われるだけあって、人の弱さや汚さが描かれたかなりインパクトの強い映画です。

 

綾野さんの見た目の変化も結構なもので、個人的にもかなり衝撃的な内容で、俳優としての綾野さんを見る目が変わった作品でした。

 

そういう作品の撮影現場が独特な雰囲気になるのも仕方ないのかもしれませんし、だから生まれたのがあの作品なのでしょう。

 

が、この性加害が問題になっている今のタイミングでこういうところが明らかになるとダメですね。

 

よりによって、映画界から性加害・パワハラをなくそう!と先頭に立ってる白石監督と、ガーシーにより女性にだらしない素顔がバレた綾野さんですからね。

 

ガーシーが暴露したいろいろがちらついて、もはや、綾野さんは役得♪くらいの気持ちで好きにやってたんじゃないのとか思ってしまうと、キモチワルさが勝ってしまうという。

 

そういう印象も、ガーシー砲後の今の綾野さんだからですよね。

 

メディアの言葉のチョイスからも綾野さんの扱いが変わったのがわかります。

 

公開当時の記事であるザテレビジョンでは「監督、俺セックスしたいです」と言ったことになってますが、同じく当時の日刊スポーツでは「ここは抱きたいと思うんじゃないですか」と言ったことになっており、そして今の週刊女性プライムでは「監督、俺、セックスしたいっス」で。

 

言葉で印象が変わるのに、「俺したいっス」が今の綾野さんの扱いなんでしょうね。

 

そもそも主演ドラマ「オールドルーキー」最終回放送に合わせて出たこの記事が、綾野さんに対する逆風です。

 

ガーシー砲はやり過ごしたように見えますが、ここからジワジワくるのかも。

 

この後の仕事が決まってない、なんて話もありますが、綾野さんも過去の人になるのでしょうか。

 

◆綾野剛、過去にも似たようなことがあった疑惑

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