6月に日テレ系の「スッキリ!!」で熊野古道に外来種が繁殖し、世界遺産としての熊野古道の景観に影響が出る恐れ、という特集がありましたが、これが過剰演出であったと報じられています。

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[以下引用]

問題となっているのは6月7日に「スッキリ!!」で放送された「“黄色い花”で世界遺産・熊野古道が危機」という特集。「特定外来種のオオキンケイギクの大繁殖によって世界遺産・熊野古道の在来種が侵食され、古来の生態系が崩れ、世界遺産の景観が損なわれる恐れがある」という内容のVTRだ。

この放送を見た地元民は「世界遺産の指定区域内にはオオキンケイギクは一つも生えていないのに…」と首をかしげる。熊野古道横垣峠の環境保全を担当する三重・御浜町教育委員会に確認すると「VTRのオオキンケイギクが群生している場所は、熊野古道から500メートルほど離れた国道沿いでしょう。オオキンケイギクを刈り取っていたふもとの民家も、同様に世界遺産区域ではありません」という。

全国の緑化計画がきっかけで20年以上前から繁殖しているオオキンケイギクは全国各地で確認されている外来種で、三重、岐阜県などでは以前から駆除の対象となっている。コスモスに似た黄色の鮮やかな花だが「在来種に悪影響」が及ぶとして2006年に栽培や販売、輸出入が禁止された。

問題は、オオキンケイギクが群生した熊野古道の“周辺”の国道沿いを映しながら、画面右上には「世界遺産・熊野古道が危機」とテロップを出して、あたかも熊野古道のピンチであるかのように思わせる演出だ。

関係者によれば「ヒノキやスギ林に石畳の敷かれたいわゆる熊野古道は日当たりが悪く、もともとシダが生えているくらいで、オオキンケイギクが生息するような環境条件ではない」という。

[東スポ]



オオキンケイギクは再生力が強く刈り取りに耐え、種子は数年生存するために根絶が難しいとして日本生態学会が「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれています。

外来種が日本の生態系を狂わすというのは大きな問題ですし、熊野古道から500メートルも近いような気もしますし、たしかに、あの熊野古道に黄色い花が咲き乱れては、風情が台無しです。

地名入りポストカード「世界遺産 熊野古道」絵葉書ハガキpostcard-photo by 絶景.com

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が、この『スッキリ』の報じ方にはいろいろ問題があったようで…

[以下引用]

強引とも思えるスッキリスタッフの取材方法も明らかにされた。

「クルーから『今、向かっているので取材させてほしい』と突然連絡があり、担当者が『世界遺産の区域にオオキンケイギクは生息していません』と説明したようなのですが…。6月5日付の中日新聞の『世界遺産・熊野古道に外来植物』という記事を見て来たそうです。クルーはその日(6月6日)のうちにトンボ返りで、翌日の放送を見たら『世界遺産がピンチ』と出ていてビックリしました」

中日新聞は「横垣峠の東側神木に生息しているのは確認したが、世界遺産の指定区域の境界線はあいまいで、オオキンケイギクを発見した場所は世界遺産のコアゾーン(核心地帯)ではない」としている。地元記者でもエリア判別が難しい熊野古道で、在京のテレビクルーが取材を進めて、地元民の怒りを買ってしまったようだ。

放送を見た視聴者からは熊野古道の関係施設に「オオキンケイギクを抜きに行きたい」などとボランティアを買って出る問い合わせの電話がかかっているという。

日テレ総合広報部に「取材クルーは、関係者から世界遺産区域にオオキンケイギクが生えていない旨の説明を受けているはずだが…」と問い合わせると「視聴者の皆様に特定外来種への理解をしてもらい警鐘を鳴らすため、熊野古道周辺でのオオキンケイギクを中心に取材を行い、専門家の見解もふまえて放送した」との回答だった。

まったく生えていない花を「生えていた」と報じれば“やらせ”だが、今回は微妙な周辺区域に生えているため、一概に番組の責任を断罪はできない。とはいえ、関係者からこれだけ批判が上がっているのだから、何らかの対処が必要だろう。

[東スポ]



重なりますが、外来種が日本の生態系を狂わすことは問題ですし、500メートルという距離も大して遠いとは思えません。

熊野古道の環境ではオオキンケイギクは育たないと言われても、ウィキにはオオキンケイギクは「低木林や高木林など自然度の高い環境にも侵入・定着が可能」とあるので、素人的には本当に大丈夫?と思ってしまいます。

が、世界遺産は登録されるまでの審査も厳しいですが、一度登録されたら安泰というわけではなく、条件に合わなくなったら取り消しということもあり得ます。

※「危機にさらされている遺産」

世界遺産ガイド 危機遺産編〈2013改訂版〉 (世界遺産シリーズ) [単行本] / 古田 陽久, 古田 真美 (著); 世界遺産総合研究所 (編集); シンクタンクせとうち総合研究機構 (刊)

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実際には世界遺産の区域には問題がないのにまさに危機が迫ってるように報じられては、風評被害にもつながりかねませんし地域の人には迷惑でしょうね。

『スッキリ』では先月、詐欺被害の特集で被害者としてインタビューに応じた男女が実は無関係の人物だったことが発覚して謝罪したばかりです。

また、日テレでは志村どうぶつ園でも地方紙を元に取材し、事実と違う番組作りをしたと報じられたばかり。

今回の件は、もしかすると昨年の24時間テレビで世界遺産を尊重しなかった罪滅ぼしなんですかね。

 24時間テレビで自然破壊!世界遺産・屋久島よりも番組を優先

ひらめきこの件をレポートしたのは…

あの失言レポーターだった!→ ranking

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