12月17日19時からフジテレビで放送される『THE MANZAI 2011』。

本来は島田紳助さんが大会審査委員長を務める予定でしたが、自らの黒い交際を理由に8月末に芸能界を引退したため白紙になりました。

開催が危ぶまれたものの、最終的には予定通り実施されることになり、司会も島田紳助さんの指名により決定していた通りナインティナインの岡村隆史さんと矢部浩之さんで開催されます。

そこでフジが心配しているのが、岡村隆史さんの暴走だというのです。

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<以下引用>

10日に生放送された「THE MANZAI 2011」決勝大会の組み合わせ抽選会では、冒頭でフジ・佐野瑞樹アナ(40)が「いよいよ決勝まであと1週間となりました」と話したのを受け、岡村は「ホントにスッタモンダございまして。まあ一番はねえ、トップの引退問題というのが、ありましてですねえ。開催自体が危ぶまれるということがありました」と言い出した。

岡村の言う「トップ」とは、もちろん紳助のことを指す。「THE MANZAI」の発案者でもある紳助は当初、審査委員長を務めることが決まっていた。7月24日に行われた開催発表会見では概要について、紳助自らが発表している。

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だが周知の通り、紳助は「暴力団と密接に交際していた」として8月23日にいきなり記者会見を開き、芸能界を電撃引退。当然「THE MANZAI」の審査委員長も降りた。

いきなり岡村が紳助のことをしゃべり出し、慌てたのが相方の矢部浩之(40)。「岡村さん、生放送やからねえ」とたしなめたが、岡村は話をやめない。カメラ目線で「何とか開催、こぎつけましたよ~」と、まるで報告でもするように笑顔で話した。

続いて口を開いた佐野アナは、岡村の「紳助話」に乗らず「さあそれでは、さっそくまいりましょう」と、何事もなかったかのように番組を進行した。

テレビ関係者は「岡村が『何とか開催、こぎつけましたよ~』とカメラ目線で言ったのは、明らかに紳助さんへの報告。確信犯でしょう」と指摘した。

<東スポ>



まあ岡村さんのキャラならこう言うだろうなという感じです。

ただ、「島田紳助」という言葉はテレビ界ではNGワードだとか。

吉本興業も嫌がるし、暴力団を連想させてスポンサーが敬遠するようですね。

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10日のこの放送は生放送なので編集することもできず、関係者は凍りついたようです。

こういう「実績」があるので、年末の特番シーズンを控え、テレビ局側が戦々恐々となっているとか。

<以下引用>

「岡村は本番である17日の生放送でも紳助について触れるでしょう。『THE MANZAI』は紳助さんの番組、という思いがありますからね。ただ抽選会と違い本番はゴールデンの生放送。そこで紳助について話すことは〝爆弾〟のようなもの。話す内容にもよりますが、もしスイッチが入って暴走し出したら…。フジは周囲が考えている以上にマジで恐れています」(制作会社スタッフ)

<東スポ>



17日も、もちろん何かしら触れるでしょうね。無視したらそれはそれで驚きです。

その時もきっと、周りは何もなかったかのように進行するんでしょうね。

とはいえ紳助さんの件は、岡村さんが関係なくとも、年末を迎え一年のまとめに入ったテレビ局にとって共通の悩みだったようです。

それがここへきて救世主が現れたとか。

<以下引用>

「年末にかけて【今年あった重大事件ベスト10】などを特番向けに制作している。そんな中で、芸能ではぶっちぎりに話題をさらった島田紳助問題が未だに正式に片付いていないし、最近も講談社を訴えたりしているのでデリケートに扱えと局から指示が来ている。でも、紳助騒動が大震災の次に大ニュースなのは変わらないので、本来なら時間を割きたいところなのに、うまく作り込めない。そこに、内柴の事件が入ってきたので、紳助騒動以上に取り扱える。金メダリストの準強姦事件ですから、紳助騒動よりも話題性としては上に位置できますからね。これで、紳助事件を【短めに編集】することができるので、制作サイドもほっとしています。(制作プロダクション関係者談)」

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ということで、テレビ各局には逃げ道ができたようですね。

年末は内柴さんの件が多く取り上げられるのでしょうか。

紳助さんの件は確かに扱いにくいでしょうが、ここで話題から避けるのも不自然ですし、しっかり報道してほしいものです。

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