今年、最もブレークした歌手といえる米津玄師さんが、日本レコード大賞とNHK紅白歌合戦にどのように絡んでくるのか、大きな注目を集めています。
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米津さんが3月にリリースしたシングル「Lemon」は、1月期放送の石原さとみさん主演ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として注目を集め、瞬く間に大ヒット。
あっという間にYouTubeのMV動画再生回数が1億回を突破するなど数々の記録を更新しましたが、他の楽曲もそれに伴ってMV再生回数を1億回を超えており、もはや社会現象と言っても過言ではないほどのフィーバーぶり。
そのため、年末に控える音楽界最大のイベント「日本レコード大賞」の候補にも当然名前が挙がるはずなのですが、現状で米津さんがレコ大を受賞する可能性はゼロなんだとか。
いったい、それはナゼなのかというと…
[以下引用]
「すでに一部週刊誌の報道で世間の知るところとなっているが、レコ大はある大手芸能プロが私物化している。曲がヒットしても、米津はその芸能プロに何らかの“上納”をしているわけでもない。おまけに、ここ最近のレコ大は大賞受賞歌手の生歌が絶対条件。テレビに出ない方針の米津が受賞できるはずがない。レコ大を取ろうが取るまいが今後の活動にまったく影響がないので、米津としては何の興味もないでしょう」(音楽業界関係者)
[週刊実話]
今どき、レコ大なんてものに権威を認めている人なんているんでしょうか?
何十年も前から「怪しい」と言われ続け、一昨年にはあの事務所による1億円買収事件が”領収書”という決定的証拠とともに週刊文春に報じられた以上、もはやなんの価値もないどころか、受賞したら「怪しい歌手」というレッテルを貼られてしまうことは必至。
万が一、米津さんに声が掛かったとしても、間違いなく「丁重にお断り」されることは間違いないでしょう。
◆1億円買収計画の詳細
事務所は痕跡を消したいようですが…→ ranking reading
事務所は痕跡を消したいようですが…→ reading ranking
さて、それよりも気になるのは大晦日の紅白歌合戦。
NHK広報局は「今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出の3つの要素を中心に総合的に選考しています」と、米津さんの出演要請を否定はしていません。
現状、活躍と世論の支持については文句のつけようがなく、さらには重要な基準とされる「NHKに対する貢献度」についてもクリアしています。
なぜかというと、米津さんは「東京五輪に向けて頑張っている全ての人たちを応援する」という趣旨でスタートしたNHKのプロジェクトで使用される楽曲を制作し、小学生ユニットのプロデュースを手がけることが決まっているから。
これによって、もはや米津さんが首を縦に振りさえすれば出場は当確になることは間違いないと思われますが、その裏にはいろいろと大人の事情も絡んでいるため、そうすんなりとは行かないようで…
[以下引用]
「米津は10代、20代からの支持が非常に高く影響力があります。今や星野源に次ぐレベル。NHKとしては若い視聴者を獲得するために是が非でも出場してもらいたいので、むしろラブコールを送っています。あとは、米津サイドが出るか、出ないか決めるだけです。カリスマ性、アーティストとしてのイメージを大切にしているのでテレビではあまり見かけませんが、ラジオやCMに出るなどファンとの接点を大切にしています。米津にとっても国民的スターになるチャンスなので、演出方法によっては出演する可能性は十分あると思います」(米津に近しい音楽メディア編集者)
一方、NHKにも米津をどうしても出演させたい思惑がある。
「NHKは番組とインターネットの同時配信を来年から行います。狙いは、若者からの受信料の徴収です。10代後半~20代の若者はテレビよりネット利用時間のほうが長く、6人に1人の割合でテレビを視聴しません。将来の受信料収入の減少に危機感をもったNHKが、ネットで影響力がある米津に白羽の矢を立てたのでしょう」(紅白に詳しい芸能研究家の岡野誠氏)
[日刊ゲンダイ]
ということですが、米津さんはテレビを始めとしたメディアには積極的に出てこないことでも有名ですからね。
本人は「歌がヘタだから、生歌はムリ」なんてことも言ってますが、ミステリアスな部分が若い世代から支持を得ている理由でもありますし、生放送のテレビで素の部分が明らかにされることはどうなんでしょう?
まあ、今のスタイルでも十分やっていけることが証明されているわけですから、今さらノコノコと出てくるのはイメージ戦略的にもメリットはないと思います。
しかも、日本中から大反対を受けている受信料徴収強化の広告塔として使われたのでは、イメージ崩落どころか”裏切り者”的な扱いを受ける恐れもあるかと。
やはり、紅白に出ることは米津さんにとっては危険なことだと思いますが…
果たしてどのような決断をするのか、注目です。
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