フジテレビ『わたしのバカせまい史』の公式HPに掲載された「グラビア評論家」徳重龍徳さんへの肩書いじり謝罪文に対し、ネットでは同情や違和感の声が上がっています。
しかし、徳重龍徳さんの経歴を見ると、この謝罪は適切だったのでは…
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フジが謝罪した肩書いじり
6月14日、フジテレビの深夜バラエティ『私のバカせまい史』の公式HPに以下のような謝罪文が掲載されました。
「5月16日の当番組の放送で、取材にご協力いただいたグラビア評論家・徳重龍徳氏の紹介部分において徳重様ならびに関係者の皆様に不快な感情を抱かせる表現がございましたことをお詫び申し上げます」
この日の放送では、「さらば青春の光」の森田哲矢さんが
「グラビアアイドルの『わがままボディ』 意味わからないのにみんな使い続けてる史」
をプレゼンし、その中で、“グラビア評論家”として、徳重龍徳氏の見解が紹介されました。
その際、森田さんは「グラビア評論家。だいぶ覚悟のある…親にも“俺はグラビア評論家や”と言っております」、バカリズムさんは「肩書きなんだ」とコメント。
「グラビア評論家」徳重さんはXで
「当然事前にこんな話されるとも、される可能性あるとも言われてないんだけど訴えたりできるものなんだろうか」
と不快感を示していました。
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「グラビア評論家」に案外厳しい声が飛ぶ
ヤフコメでは、
「グラビア評論家と本人が名乗ってるなら、勝手に名乗ってる訳です。名乗ってる以上、ある程度のイジりはしょうがないのでは。フジテレビが勝手に名付けたなら不満をぶつけるのは分かる」
「正直言うとこの程度で傷ついて言った側やテレビ局側に対して肩書を傷つけられたと謝罪させるのなら出演するなと言いたい」
「まあ番組に協力してもらってる、という考えが足りないとも思うが
そもそもグラビア評論家という肩書きならいじられる可能性は考えておかないと
しかもMCがバカリズム、研究員がさらばの森田さん
絶対茶化すでしょ」
「これで『訴える』ってどんだけ」
等々、徳重さんをたしなめるようなコメントが多いです。
個人的にも、そこは笑って流そうよと思ったのですが、徳重さんは違うかも?
徳重龍徳氏の経歴から怒りを考察
森田さんのいじり方だと、グラビア好きな人は誰でも「グラビア評論家」を名乗れる、という感じがしました。
私も記事を読んだときはそう思いました。
でも、徳重さんのプロフィールやXを見たら、徳重さんの「グラビア評論家」の入り口はそっちじゃないんだろうなと思いました。
ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、声優、アイドルなどのインタビューを担当。現在は退社し雑誌、ウェブで記事を執筆。
Xやnoteにまとめられた徳重さんの経歴や書いた記事を見るに、「グラビア評論家」は完全に仕事ですね。
もしかするとグラビアは好きかもしれません。
でも単なるグラビア好きではなく、東スポに入社したら配属がグラビアだった、それを極めた、その結果今は独立してそれで食べている、そういう自負があるのかなと。
それを、「グラビア好きは誰でも評論家名乗れる」みたいな感じで言われたら、やっぱり腹立つと思います。
フジテレビの謝罪は正解
まあそれでもやっぱり「グラビア評論家」はいじりたくはなるかなと思います。
徳重龍徳さんにとっては想定外だったようですが、むしろバラエティならいじって当然でしょう。
その後にちゃんと「この方はこれを生業にしている」「単なる趣味じゃない」と、笑い交じりでもフォローするか、ちゃんと説明しておけばよかったのにと思います。
リスペクトってそういうことですよね。
徳重龍徳さんのXのプロフィールからは、フリーで仕事する人の本気が感じられました。
これは揶揄していい「グラビア評論家」ではないと、読めば分かります。
フジテレビがなんで徳重さんに「わがままボディ」についてコメントを求めたかというと、それが答えられる人だし、その答えに対し権威付けもできる、専門家だと判断したからなんでしょう。
やはりそんな人を揶揄したまま終えたなら、謝罪は妥当だったかなと思いました。
ちなみに徳重龍徳さんは昨日のうちに、フジテレビの謝罪対応に感謝を表明しています。
今後はいじられても余裕で返せるといいですね。
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