東京ディズニーランドのアトラクション「美女と野獣」で2歳児が怪我をした件で、親御さんがSNSで裏事情を発信、削除した内容が話題になっています。
親御さんが主張した事故の経緯とは。
ディズニーランド「美女と野獣」で起きた2歳児の事故
千葉県浦安市の東京ディズニーランドのアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」で21日午後、安全ベルトが首にかかり、子どもがけがをする事故があったことが、運営するオリエンタルランドや消防への取材で23日、分かった。消防によると、子どもは救急搬送され入院が必要だった。
21日午後2時半ごろ、来園者から「2歳男子がアトラクション乗車時に、安全ベルトが首にかかったようで苦しがっている」と119番があった。
オリエンタルランドによると、保護者が膝の上に乗せた子どもの上から安全ベルトを装着して乗車した。何らかの理由で子どもの体勢がずれ、ベルトが首にかかったため緊急停止して救助したという。
共同通信
元いたところからズレていって、安全装置が作動して、そういう事故につながったよう。
居合わせてスタッフにトラブルを伝え119番したという方が撮影していた動画で、事故当時のものと思われる音声もあります。
おそらく事故が起きたと思われる終わりの方の音声は恐怖を感じます。
2歳児の親の主張
事故の当事者の親御さんと思われる方がSNSで裏事情を発信していました。
簡単にまとめると以下の通り。
- 2025年10月21日14時半頃 美女と野獣アトラクション乗車、事故発生、約2時間後に救急搬送。翌日も入院中。
- 子供は3歳医ケア児。障害児
- 1人座りはできず、補助で座れるくらいの発達・背這い移動も可
- 膝の上で同じ方向を向いて座っていられれば乗車可能と言われ、膝に乗せて乗車。安全確認もしてもらった
- 開始数秒でベルトが締まりはじめ子供が泣き出した
- 内臓疾患があることもあり引っ張り出そうとした
- 隙間ができるとそれだけどんどん締まっていくシートベルトだった
- 最終的に首のところに来てしまい、ロックがかかった
- 必死でシートベルトがこれ以上締まらないように引き上げながら、助けてと叫び続けていました
- 子供が前に滑り落ちて親のシートベルトと首が引っかかった
- しかしベルトがしまり抜け出せず首のところで止まってしまった
- 緊急停止ボタンも無く、他にどうすることもできませんでした
引っ張り上げていたはずが首にベルトが来てるって?
とか、
ニュースでは無傷ということだったけど入院?
など疑問はありますが、そういう内容でした。
主張が二転三転してることを責める声もあるものの、親御さんも混乱していたのかもしれません。
最終的にはアカウントごと削除されていますがスクショが拡散しています。
元ポスト ※現在はアカウントごと削除 https://t.co/DBCSGGI0yg pic.twitter.com/j4PfJg7DRP
— x (@x0u0x_zz) October 23, 2025
「謝罪なし」の怒りに、謝罪するのはどっちだの声も
親御さんが、ディズニーから連絡すると言っていたのに連絡が来たのは翌日だった、謝罪はありませんでした、等々コメントしていることについて、
「謝罪するのはどっち?」
とか、
「損害賠償ものじゃない?」
と言った声もあります。
が、謝罪…
事故にあった方からすれば、あんな締まっていくベルトなんて!叫んでも呼んでも反応してくれないなんて!!というところなのでしょうが。
オリエンタルランドからすれば、ずっと座っていられるのであればという条件をつけていたのが不測の事態が起きてしまって、これを謝罪すれば賠償、となって、そうなると今後悪意の模倣が出てくるかもしれないし、難しいところですよね。
ただ、今後は膝に乗せて、はダメになるかもしれませんし、緊急停止ボタンはともかく、管理室に直通できるシステムは作られるかもしれません。
SNSでは、楽しみに何時間も並んで待っていて、いざ乗れそうというときにアトラクションが中止になった人の気持ちを考えろという声もあります。
が、それはお子さんが大丈夫だったから言えることですよね。
なにしろ、お子さんは入院ということですがひとまず無事でよかった。

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