4月から放送予定のオダギリジョーさん主演のフジテレビ系ドラマ『家族のうた』に盗作騒動が浮上しネットで話題になっています。
元となるドラマは1987年1月から3月までTBS系で放送されていた、田村正和さん主演のドラマ『パパはニュースキャスター』であり、脚本を書いた伴一彦さん自身が呆れとも怒りとも言えるツイートをして発覚しました。伴さんは過去に無断使用で提訴したこともあり、徹底的に闘うものとみられています。
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※かなりの人気シリーズでした[amazon]
<以下引用>
「家族のうた」は、オダジョー演じる早川正義が主人公。早川は人気ロックグループ「out of justice」メンバーだったが、13年前に喧嘩が原因でバンドを解散。細々と芸能活動を続けていたが、ある日、中学1年の娘3人が現れる。早川は、所属事務所に娘の存在を隠しながら生活を始める…
一方の「パパはニュースキャスター」は、田村正和演じる独身主義のニュースキャスター・鏡竜太郎が主人公。ある日、鏡の前に12年前、酒の席で口説いた3人の女との間にもうけた娘が現れ、突然3人の娘の父親になってしまう…
※田村正和「こんばんは、鏡竜太郎です」浅野温子「こんばんは、米崎みゆきです」で始まるコメディでした。[amazon]
突如として中学生の娘3人の子持ちになってしまうという設定をはじめ、主人公が酒飲みだったり、飼っているペットの犬の種類など、酷似しているポイントがいくつもあるという。
これについて「パパはニュースキャスター」の脚本を書いた伴氏が、自身のツイッターで具体的な酷似ポイントをあげながら「呆れてます。恥ずかしくないのかなあ、と。偶然の一致というのかな?」などと猛批判を展開。
ほかにも
「この件について。当該スタッフは誰も知りませんが、フジテレビには知人がたくさんいます。しかし私からはアクションを起こしてません。TBS八木プロデューサーに連絡しました。八木さんも知らなかったのですが、憤り、抗議するとのこと」
「パパはニュースキャスター」は局内含めリメイク話がありますが、田村さんの気持ちや諸事情を考え、八木さんも私も慎重に対応してました。それなのにこういう形でドラマになるとは。再度書きますが、これは法律以前に創り手のプライドとモラルの問題です」
「局の体質にしてはいけません。信頼する仕事仲間もたくさんいますし。しかし、確信犯かな?覚悟なくやってるんじゃないよな(-.-#)」
「はい(^-^; 戦う時は戦いますよ。」
などと、怒り心頭の様子だ。
<芸能裏チャンネル>
伴さんの最新のツイートを見ると、犬については「『マルモのおきて』とごっちゃになっててて、それがそのまままかり通っているのをみるとなんだかなあ、と思ってしまいます」と話しています。なんせ1987年の作品なので詳細確認とれませんでしたが、犬は違う、ということでしょうか?
※こちらも同じく、フジの日曜9時でした[関連商品]
薫と友樹、たまにムック。 /マル・マル・モリ・モリ! :TVドラマ『マルモのおきて』主題歌<2011/5/25>
伴さんがツイートした「似ているポイント」は次のとおりです。
<以下引用>
「さっき気づいたんですが、こういうドラマやるんですね。どうなの?最も”家族”というものから縁遠い、落ちめのミュージシャンがある日突然3人娘のパパに!!! ……だって。(もちろん? 私が書くわけじゃありません)」
と、伴氏はフジテレビウェブサイトにおける『家族のうた』の番組情報ページへのリンクとともにつぶやいた。その後、この『家族のうた』は別のドラマにも似た点があるのではないか、という趣旨の問いかけをしたユーザーに対し「秘密を抱える主人公、というのはありがちです。しかし、酔って口説く。突然三人の女の子が押しかけてくる。 それを秘密にしなければならない、っていうのは”類似”じゃ済まないでしょう。」ともコメント。「呆れてます。恥ずかしくないのかなあ、と。偶然の一致というのかな?」と失望も見せている。
確かに、この2つのドラマには伴氏が指摘する通りの似ている点がある。さらに、『パパはニュースキャスター』の主人公がニュースキャスターという仕事をしており、仕事に対する情熱はあるが周りからの評価はイマイチ、というのに対し、『家族のうた』の主人公はかつて一世を風靡した超人気ロックグループのメンバーとして活躍していたが、解散後は世間から忘れられている……など、ともにメディアに顔を知られた存在であることや、仕事への情熱はあるが世間からの評価は……といった哀愁あるキャラクターであることなども気にかかる点である。
<メンズサイゾー>
なんでこんなにそっくりにしてしまったんでしょうね。
1987年のドラマということで誰も覚えていないとでも?
ただ、これだけの騒ぎになっても、おそらくフジがパクリを認めたり謝罪することはないだろう、とみられています。
<以下引用>
「4月スタートのドラマということは、すでに制作は進んでしまっているでしょうし、第一話の軌道変更は難しい。当然、ドラマ自体をストップさせることはありえません。そういう事情もあり、おそらくフジとしてはこれに対して”パクりました”と公に認め謝罪することはないでしょう。ただ、今後この騒ぎが大きくなる事はフジにとってはイメージダウンでしかありませんし、可能な限り『パパはニュースキャスター』の内容に似ないように意識しながらドラマ作りを進めていくのではないでしょうか。しかし、今回の騒動でドラマが注目され、結果として視聴率に結びついてしまうようなことになれば、皮肉なんですけどね」(芸能ライター)
<メンズサイゾー>
ここからいくら似ないようにしても、もう無理な気が^^;
芸能裏チャンネルによると、伴一彦さんは05年8月、短編小説集「ラヴ・コール」が、俳優養成学校公演の脚本に無断使用されたとして、脚本家と学校の経営者を相手どり550万円の損害賠償や謝罪広告の掲載を求め提訴したことがあるそうです。翌年和解が成立したということですが、うやむやに済ませるような方ではなさそう。
現在はTBSのプロヂューサーに対応を任せている状態のようですが、フジの対応次第では提訴もありえるのでは?
いまのところは「家族のうた」に放送開始前から大きな注目が集まってしまっていますが、4月クールのTBS日曜ドラマは中居正広さんが自閉症を演じる『ATARU』が放送されます。
昨年の4月クールで繰り広げられた、『JIN―仁―』VS『マルモのおきて』の視聴率競争とはまた別な形で注目を集めているのが残念です。
貴重なオダギリジョーの仮面ライダー時代の画像アリ!
芸能人の黒歴史→ geinou reading geinou ranking
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