椎名桔平さんが参加したサッカー大会の事実上の主催者が、世界基督教統一神霊協会(統一教会)であったと話題になっています。
統一教会は、霊感商法で社会問題になっている宗教団体です。
椎名さんはこの事実を承知の上で参加したのでしょうか。
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椎名桔平はサッカー本格派
椎名桔平さんは高校時代にはサッカー三重県代表として国体にも出場経験のある本格派です。
芸能界に入った後も明石家さんまさんらが発起人となって結成された芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」に所属しサッカーを楽しんでいます。
そんな「ザ・ミイラ」は今月6日、兵庫県の神戸総合運動公園陸上競技場で開催されたサッカー大会「ONE KOREA CUP 2011 in JAPAN」に参加。
椎名は知人を観戦に誘うなど気合十分で、白熱した試合を繰り広げたようです。
しかしその後、この大会の事実上の主催者が統一教会であることが判明したため大変なことに。
芸能人・椎名桔平に求められる説明責任
[以下引用]
統一教会といえば1992年、女優の桜田淳子(53)ら信者3万人が参加した合同結婚式で有名になったが、近年は「先祖の因縁を解放するため」などと称し、市民に高額の壷や印鑑などを売りつける、いわゆる霊感商法で問題となっている。それだけに、椎名が率先して大会に参加していたとなれば問題だ。霊感商法被害の救済と根絶を目指す「全国霊感商法――」は13日、マスコミ各社に椎名の所属事務所や大会実施を許可した「社団法人 兵庫県サッカー協会」に事情説明を求める「申し入れ書」を送付したことを公表。資料によると、所属事務所を通じて椎名に以下、3つの質問を投げかけている。
①統一教会主催の大会であることを認識した上で参加したのか?
②「ザ・ミイラ」の大会への参加経緯。コーディネーターはいたのか?
③同様のイベントへの参加依頼があった場合、今後はどう対処するか?
これに椎名の所属事務所は「椎名は一選手として大会に参加しただけで、主催者がどのような団体かは把握していない。チームが大会出場を決めた経緯もわからない。本人も当惑している」。大会にはオフの日の趣味という位置付けで参加し、ノーギャラだ
また「全国霊感商法――」が〝送った〟と主張する申し入れ書は所属事務所に届いておらず、電話連絡もないという。
一方、統一教会問題に詳しい紀藤正樹弁護士(50)は「全く知らなかったでは済まされない。椎名さんは参加経緯を説明し『統一教会が絡んでいることを事前に知っていたら出なかった』と発言すべき。それが教団に打撃を与える。著名人は社会的責任を果たさなければダメだ」と強調する。
<東スポ>
なるほど、知らなかったなら仕方ないのかと納得しかけましたが、著名人ともなると、その先が必要なんですね。
椎名桔平さんと統一教会の関連性は今のところ報じられていません。
椎名さんも「ザ・ミイラ」の一員でしかないようなので、試合の決定権はなかったのではないかと思います。
が、椎名さんが何も知らなかったとしても、こういったときの写真が密かに勧誘に使われたりする可能性も否定できません。
趣味のスポーツで、大きな試合に出られる!と喜び勇んで参加しただけなのかもしれませんが、なんとも残念な結果です。
※統一教会のなにがダメか解説しています