タレントのラサール石井さんが女子フィギュアスケート、浅田真央選手についてツイッターで「表現力をつけるために彼氏を作るべきだ」といった主旨の内容を投稿し、炎上状態となったようです。
しかし、この背景にはマスコミの本音もチラリと見え隠れしているような・・・
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ラサール石井が暴言!浅田真央よ、彼氏を作れ
ロシア・モスクワで開かれたフィギュアスケート世界選手権。1位は安藤美姫、2位はキム・ヨナ選手となり、2010年優勝の浅田真央選手はジャンプの失敗もあり6位と、世界選手権では自己最低の結果に終わりました。
これについてラサールさんが、「ちょっと暴言吐きます」と前置きした上で次のように投稿。
「浅田真央ちゃんは早く彼氏を作るべき。でなきゃミキティやキムヨナには勝てないよ。棒っ切れが滑ってるみたい。女になって表現力を身に付けて欲しい。オリンピックまでにガッツリとことん!これは大事」
[ラサール石井さんのTwitterより]
確かに浅田真央さんのライバルであるキム・ヨナ選手や安藤美姫選手は表現力が高いとされています。
石井さんからすると、この二人に対抗するには、恋愛経験を積んで大人の女性にならなければいけないというのでしょう。
でも正直キモチワルイ。
ネットでも、
「女性アスリートに対して最低で下品で幼稚な発言です」
「普通にセクハラですね」
といった非難が殺到し、炎上状態となりました。
ラサール石井は言い訳し、削除
(以下引用)
これを受け、ラサールさんは再びツイッターで発言の意図を説明。女子スポーツでは、少女から女性に成長する際、身体や精神が変化することでタイムが落ちたり、一方で表現力が増したりと、マイナスにもプラスにも変化することがあるとし、以下のように釈明した。
「その時点で個に集中してストイックに練習に打ち込み乗り切るか、日常は日常で切り離し普通の生活を送ることで乗り切るか、二つに別れるとすれば、私は後者を支持したい。恋愛も交友も人間には欠くべからざる行為だ。そういった日常の発露としてアートやスポーツもあるものだと私は思っているからだ」
(J-CASTニュース)
結局ラサール石井さんは、5/2午後に「どうしても呟かなければいけない事ではありませんでした」と謝罪し、浅田選手に関する発言も削除されているようです。
Twitterユーザーからは「きわめて低俗な発言」「率直に、下品」とのリプライもあったようですが、確かにどうかと思いますね。
ツイートは基本的に自由ではありますが、影響の大きい芸能人として、選手の気持ちを考慮したほうが良かったとも思います。
大きな期待を背負っている浅田真央。その意味は。
ただ、今回の浅田真央選手の残念な結果については、いろんな意味でマスコミは落胆しているようです。
(以下引用)
安藤美姫の逆転で幕を閉じ感動を呼んだフィギュアスケート世界選手権。ただ、テレビ局側は浮かない表情だとか。
「確かに技術力もダイナミックさもあり安藤美姫は素晴らしい選手です。ただ、一時期の浅田真央ブームまではいかなそう。視聴率は急落することはないけれど、選手絡みでイベントをしたり番組を組むとなると、どうしても安藤美姫では弱い。特に、モロゾフコーチとの熱愛疑惑もフィギュアスケートのメイン顧客の中年女性にはウケが悪い。やはり、浅田真央に大復活をしてもらえないと、テレビ局としては痛い。特に、フィギュアを全面にバックアップするフジテレビは頭が痛い所のようです。(民放関係者談)」
(芸能ナックルズ)
まー要するに、テレビを観てほしい、お金を落としてほしい、それには浅田真央ちゃんが最適。そういうことですよね。
ラサール石井さんの発言に、こんなTV業界の本音を感じてしまうのは、勘ぐり過ぎでしょうか?