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正式に放送中止が決定された日テレ4月期のドラマ「たーたん」について、とてもまともとは思えない原作改変箇所があったと報じられています。
放送中止となった実写版「たーたん」の裏側
[以下引用]
ドラマは正式な制作発表はされていなかったが、クランクインに向けて準備が進められていた。同局は「小学館と協議の結果、4月期としての制作を見送ることに致しました」とコメント。空いた枠は別のドラマを放送予定という。
同局関係者は「企画がなくなったわけではない。あくまで4月期としての制作が見送りになった」と強調。出演予定だったキャストの事務所関係者は「局からは延期との説明を受けました。ギリギリまで小学館との協議が続いたようです」と経緯を説明。「このタイミングで急に言われて、こちらもスケジュールを調整しなければいけない。問題視されることは分かっていたはず。もっと早く手を打てなかったのか」と苦言を呈した。
別の民放関係者は「“延期”という表現には、事態が落ち着けばすぐに制作するつもりという甘さも見え隠れする」と指摘。別ドラマの制作についても「あと1カ月ほどで十分な準備ができるのか。急ピッチになり、簡単なものではない」と厳しい状況を説明した。
[スポニチアネックス]
やめることにした詳細には触れていませんが、まずは「セクシー田中さん」の原作者芦原妃名子さんが亡くなったこと。
そして、4月放送予定だったドラマ「たーたん」は小学館の漫画が原作であり、制作の責任者であるプロデューサーがドラマ「セクシー田中さん」のプロデューサーと同じであったこと。
まずこういったことが原因で、日テレや小学館は芦原さんの死に対して不自然なほどに沈黙していたと言われています。
そして日テレと小学館の協議の結果、「今は」放送しないという結論が出たようですが、それを関係者に伝える場面での日テレ関係者の言葉が他人事すぎて驚きました。
[以下引用]
「昨今の状況で、漫画原作の小学館さんと日本テレビでお話をしてまいりましたが、結論として、『このタイミングでのドラマ化映像化というところは今回見送りたい』という判断をいたしました。
我々からしても、普通じゃない状況のことを出版社の小学館さんに言われて。ここまで準備してきて。本も作り、日々、ロケハン、美打ち(美術打ち合わせ)も進めてクランクインに向けて邁進してきた皆さんに、本当に……日本テレビがどうということではなく、まず、この場を借りてお詫びをさせていただきたいなと思ってお集まりいただきました。本当にこのたびはすみません、申し訳ございませんでした」
[週刊文春]
ふつうじゃない状況を作り出した原因がわからないまま、チーフプロデューサーそのままで漫画原作の実写化をする、それが世間は受け入れられないことだとなぜ思わないんでしょうね。
何より他責の言葉ばかりで、今日テレが立たされている状況を理解できていないことにびっくりです。
ちなみにこの大事な会議に問題のチーフプロデューサー三上さんはいなかったとのこと。
そしてさらに、「たーたん」にも原作改変があり、その内容がまずかったという話が電子版の文春で報じられていました。
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「たーたん」脚本の改変箇所が異常
「たーたん」は、刑務所に入ることになった友人の子ども「鈴」を預かり育てている「上田」を描いた漫画で、現在6巻まで出ています。
その「たーたん」の2巻で「鈴」の母を名乗る女性が現れるのですが、嘘がバレたときときにその女性は歩道橋から飛び降りようとする、そういうシーンがあります。
原作ではこの女性は女優志望ですが、ドラマ版の「たーたん」の脚本では漫画家という設定に変わっていたそう。
ネタバレになりますが、この女性が「鈴」の母を名乗ったのは、街頭インタビューで「母を探しています!」と言った鈴を見て、ここで自分が母だと名乗り出れば、女優として芽が出るのではと思った、というのが理由です。
それで、テレビクルーを連れて鈴の家にやってくる、という、派手な展開だったのですが、この女性の職業を敢えて脚本で漫画家にする意味って、何かありますかね?
わざわざテレビを連れてくるとかニセの母の演技をする意味でも女優の方がピッタリな気が。
というか、ストーリー的に女優じゃないなら他のなんの仕事でもいいのに、なぜ敢えて漫画家にしたのか。
このタイミングで敢えて漫画家を飛び降りさせようとする設定に変えていたとなると、どうしても芦原さん絡みで想像してしまいます。
「たーたん」の脚本家は不明とのことですが、さてどなただったんでしょう。
ネットでは、芦原さん絡みの嫌味で漫画家に変更したんじゃないの?底意地が悪い、という声が多くあります。
脚本をいつ書いていたのかにもよりますが、なんせ「セクシー田中さん」も、10月放送なのに芦原さんが了承したのはその年の6月だといいます。
「たーたん」も同じく4か月前に確定したとしても不思議はありませんが、そこまででないにしても、「セクシー田中さん」で原作者が何度も脚本を書き直しさせているという話が局内で知られていても不思議はなく、その流れで「漫画家にしちゃえ」となったんじゃないの?と。
日テレはおそらく何も説明する気はないと思われますが、黙っていると想像が暴走するものです。
この問題を誠意ある態度で解決しないまま、夏になったからとチャリティー番組やっても募金は集まらないのではないでしょうか。
◆ここまで読んで頂きありがとうございます◆
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