2年で27人辞めた！「からくりテレビ」は実はブラック番組で、打ち切りは横行するパワハラが原因だった！

「からくりテレビ」が9月で打ち切りとなることがわかり、その理由は「鉄腕ダッシュ」に視聴率を食われたためと言われています。しかし、実際には番組制作現場で横行するパワハラが打ち切りの理由だったという情報があるようです。

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「からくりテレビ」打ち切りの第一報はこちら。

　打ち切り決定で明石家さんま激怒！からくりテレビが視聴率低迷で22年の歴史を閉じる

最近は視聴率低迷が続いていたこともあって、打ち切りも仕方がないとの論調も多いようですが、さんまさん自身の話術や人気はまだまだ健在。

他の冠番組の視聴率を見てみても、「さんま御殿!!」は11～13%台、「ホンマでっか!?TV」も10～14%台とまずまずの数字で、「行列のできる法律相談所」などはさんまさんが司会に起用された週は飛躍的に数字が上がり、20%超えも珍しくないといいます。

TBSは打ち切り理由のひとつに「制作費削減」を挙げていましたが、出演者を見る限り「さんま御殿」や「ホンマでっかTV」と較べても、そんなに制作費がかかっているとは思えません。

そんな中、非常にショッキングな情報が…

[以下引用]

「このままだと過労とストレスで体調を崩して死んでしまうかもしれない。そう思い、番組制作スタッフをやめました」

TBS『さんまのスーパーからくりTV』の元スタッフA氏の叫びだ。この番組は22年以上も続いている、いわゆる看板番組だ。それが、9月に打ち切られることになった。TBSはその理由を「総合的な判断」としか明かしていない。

「視聴率の低下が原因とも囁かれていますが、“真相”は違います。『からくり』の現場はもう限界だったんです。制作スタッフは精神的、肉体的にギリギリの状態で、この2年間でディレクター、AD、APなどが少なくとも27人やめているんです。うち、3分の2は新人ではなく、中堅、ベテランです。制作スタッフは常時30人強ですから、いかに多いかがわかるでしょう」（A氏）

[フライデー]

テレビの世界はよくわかりませんが、2年で27人って多すぎますよね、どう考えても。

そして、現場に慣れない新人が辞めるならまだしも、中堅・ベテランが多い上に、30人強のうち27人が入れ替わるって…

本人vol.11 –

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いったいどうしてこんな事態になったのでしょうか。

[以下引用]

「ふつうの番組なら、やめるのは1年にせいぜい1～2人ですよ。仲間内では『からくり』が“ブラック番組”というのは有名です。あそこのスタッフはTBS社員が2～3人で、その他は下請けの制作会社の人間。頂点に立つ社員プロデューサー、Oさんのやりたい放題なんです」

[フライデー]

このOさんが「からくり」を担当したのが約2年前。それから人材の流出が始まったといいます。

元は「からくりビデオレター」など名物コーナーもありましたが、Oさんになってから、毎週のように企画をコロコロ変えるようになり、それがスタッフの大きな負担となったんだとか。

企画以外にも、例えばOさんがロケ地Aを指定し準備をしていたのに、前日になり「やっぱりBでロケ」と言い出したために関係各所に謝りつつBでの準備をする、すると当日になって「やっぱりA！」と言ったり、深夜4時から会議すると言われて待機していたのに、Oさんは帰ってしまっていたりと、日々が理不尽でうめつくされていたよう。

さらには、会議では誰かひとりを徹底的に罵倒され、「オマエは使えない。だから数字が上がらないんだ」「オマエの企画は面白くないんだから廊下の真ん中を歩くな」といったことは日常茶飯事で、ベテランディレクターに「一番下っ端のADに戻るか、番組の仕事をやめるかしろ」と言い放ったこともあるそうで。

視聴率が悪いことがプレッシャーだったのかもしれませんが、それなら会議くらいきちんと出ろという感じ。Oさんイヤなひとですね。

※パワハラにもほどがある