反町隆史・松嶋菜々子夫妻が訴訟沙汰に巻き込まれていますが、その詳細が今週発売の女性セブンに掲載されています。
元は反町家の愛犬・ドーベルマンが引き起こしたご近所トラブルが、相手家族ではなく、管理していた不動産仲介業者により提訴されたこの騒動の賠償請求額は5000万円以上。
反町家にどのような過失があったのでしょうか。
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<以下引用>
昨年の6月中旬、松嶋・反町夫妻も住むマンションから、世界的にも有名なデザイナー・A氏が引っ越していった。同マンションには、妻と息子の3人で6年間住んでおり、さらにむこう2年間の契約まで済ませていた。それにもかかわらずA氏は突然の引っ越しをしたのだ。その引き金となったのが、松嶋と反町の愛犬だったといわれている。
というのも、その直前にこんな事件があった。引っ越しの1か月ほど前のこと。松嶋たちが飼っているドーベルマンがA氏の妻を咬んでしまったのだ。家族が散歩させようとして玄関から連れ出したところ、ちょうど隣に住んでいたA氏の妻とはち合わせてしまったという。
もともと、このマンションの使用細則によれば「小動物」を除く動物の飼育が禁止されている。しかし、松嶋と反町は部屋のオーナーに相談し、ドーベルマンを飼育することが認められていたという。そのうえで、マンション管理組合に「犬1匹、3万円」の管理費を支払っていた。
松嶋と反町の愛犬は、きちんと調教を受け、日本警察犬協会の訓練試験にも合格している。理由もなく人に襲いかかるようなことはないと思われるのだが…。訴えによれば、松嶋の犬は隣の家の扉が開き、出てきたA氏の息子に驚いて、咬みつこうとした。とっさにA氏の妻がかばったところ、太ももを咬みつかれてしまったという。すぐに救急車を呼び、A氏の妻は病院へと運ばれた。
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松嶋を知る芸能関係者はこう話す。
「病院には松嶋さんも一緒に付き添われたし、その後も、Aさんの奥さんが通院するときに松嶋さんが一緒に行くこともありました。本当に良好な関係だったんですよ。そもそも松嶋さんと反町さんにしてみれば、何のルール違反も犯していない。オーナーさんに犬種を話して飼育許可をもらっているんですから」
この件はその後、反町・松嶋側とA氏側との間で示談が成立した。だが結局、A氏一家はこのマンションを引っ越してしまった。
<女性セブン>
今まで報じられていた内容では「大事には至らなかった」ということで、中には「吠えただけ」というものもありましたが、なんと、噛みついていたんですね。
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そして、今までの報道では、反町家の対応があまりに無責任だったため隣人であるA氏が引っ越してしまったということだったので、どんなにひどい対応をしたのかと思っていたのですが、するべきことはしていたという印象です。
にも関わらず、訴訟沙汰に発展した理由と5000万以上の賠償請求額の根拠は…
<以下引用>
ドーベルマンの一件から4か月後の昨年10月28日、A氏夫妻が住んでいた部屋の不動産仲介業者が反町・松嶋夫妻を訴えた。A氏は昨年7月1日から来年の9月30日まで、トラブルの起きたマンションに住む契約をしていた。しかしA氏が引っ越したため、不動産仲介業者にはA氏から払われるはずの賃料などがなくなってしまったという主張だ。
原告側によれば、賠償金の内訳は月175万円の賃料27か月分の4725万円、さらに、部屋を管理維持するために必要とする電気、水道の月額基本料金の27か月分、20万4687円、そして弁護士費用474万5468円の計5220万155円。
さらに主張は続く。
・マンションの使用細則に、室内で飼える小動物を除く動物を飼育してはいけないのに、ドーベルマンを飼っている。
・松嶋が在宅時にもかかわらず、夫妻の子どもが一人で愛犬を連れ出したことが原因で事故が発生した。これはマンション内でドーベルマンを飼育するにあたり、通常払うべき注意義務を怠った。
・A氏の妻は今回のトラブルの恐怖で居住を続けることができなくなった。それ以外に夫妻が引っ越す理由は何もなかった。
これに対し、反町・松嶋側は、ドーベルマンがA氏の妻を咬んだ事実こそ認めつつも、こんな反論をしている。
・マンションのオーナーに事前にドーベルマンを飼うことについて相談し、了承されている。
・夫妻の子どもがドーベルマンを散歩に連れ出した際には、事務所関係者が一緒にいた。
・A氏の妻が病院に運ばれる際に松嶋は同行し、その後の通院にも付き添った。示談も円満に終わり、A氏との関係は良好だった。
裁判は現在も係争中だ。
<女性セブン>
反町さんちはこのマンションでドーベルマンを飼うにあたり、マンション管理組合に月3万円も管理費を支払っていたというのに、今更「ドーベルマンを飼ってはいけないのに飼ってた」と言われてはかわいそうな気も。
怪我をさせた相手方ではなく、不動産仲介業者が訴えた、しかも5000万円以上、という点に違和感を感じますが、一方で、月175万円もの高級物件では、急に空き家になったからとすぐ次が埋まるものでもないでしょうから、不動産やさんが訴えたくなる気持ちも想像はできます。
そして、ペット裁判に詳しい行政書士意見によると、4725万円という家賃収入がすべて認められるとは思えないものの、不動産仲介業者の主張も筋は通っているそうです。
トラブルの後、問題が解決されているか、再発の防止策がとられているかも重要になり、その点からすると、過去の事例と合わせて考えても、今回のケースは高くて数十万円ほどの和解金で終わるとも考えられるとか。
いずれにしろ、ドーベルマンは人を威圧するのに十分な犬種であり、今回のような状況では噛みつくこともあり得るということが明らかになったわけですし、やはり広々としたところでゆったりと暮らしたほうがいいのかもしれません。
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