ジュリー社長、知っていたことを認める。性加害問題で被害者との対談で明かす | 芸能スクープ、今旬ナビ!!

ジュリー社長、知っていたことを認める。性加害問題で被害者との対談で明かす

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故ジャニー喜多川氏によるジャニーズJr.たちへの性加害問題について、「知らなかった」と答えたジュリー社長が、被害者との対談の中で、実は知っていたことを明らかにしました。

 

 

 

 

 

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ジュリー社長、「噂は聞いていた」

 

ジャニーさんによる性加害の被害者であることを実名告発した橋田康さんは5月26日に日本外国特派員協会で記者会見をしましたが、その日の夜にジュリー社長と会い、話をしたそう。

 

その一部がこちらです。

 

[以下引用]

——性加害のことは「知らなかった」というお話だったのでしょうか

 

「本当に知らなかったとはずっと言っていました。『でも、噂も全く聞いたことがないわけじゃないですよね』と尋ねたら『それはそうです』と。おそらく直接見たとか、そういうレベルの『知る』ではないことから『知らなかった』とおっしゃっているのだと想像します。

そういう意味で言えば、知らなかったかもしれないですし、知ろうとしなかったのかもしれないですよね。ですが、このまま有耶無耶にすると、話がどんどん長引いていくのではないか、とは伝えました。現在の所属タレントたちも苦しみ続ける時間が長くなってしまうわけですから」

[弁護士ドットコム]

 

 

噂では知っていたけど直接は見てないから、または確認したわけじゃないから「知らなかった」と言ったんだとしたら、誰だって知らないことだらけです。

 

あの謝罪動画で、ジュリー社長は「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と答えています。

 

それについて同じ弁護士ドットコムの別の記事で、その主張が嘘の場合はもちろんのこと、本当でも許されない。取締役としての任務懈怠で会社法に違反すると指摘しています。

 

ジャニーズ性加害問題、取締役の「知らなかった」は法的に許されない ガバナンスの専門家が斬る(弁護士ドットコムニュース)

 

今回橋田さんとの対談でジュリー社長は噂レベルでは知っていたことを認めたわけですが、結局それも、任務懈怠、会社法違反で今後も経営に携わるのは間違っているということです。

 

そりゃそうですよね。

 

いくら取締役会が開かれることすらなかったとしても、ジュリー社長は当時取締役で、アラフォーのいい大人です。

 

ジャニーさんへの疑惑は昔から暴露本や雑誌で触れられてきて、それこそ一般人である私も噂として知っていました。

 

ただそれが具体的にどう報じられていたとか、文春は訴えられて裁判になったとか、その結果文春が勝ったということは、私はリアルタイムでは知りませんでしたが、それは当時知ろうとするほどの興味がなかったから。

 

昔からこんな風にはっきり報じられていたなんて、先日まで知りませんでした。

 

田原俊彦の真の狙いは流出写真記事への誘導?ジャニーズ性加害問題の最中に合宿所トークの深い理由
一向に収束の気配が見えないジャニーズの性加害問題について、ジャニーズを退所した近藤真彦さんが謝罪した藤島ジュリー景子社長に苦言を呈したことが話題でしたが、今度は田原俊彦さんがジャニーズの合宿所時代の話をして話題になっています。 ※人気ドラマ...

 

ジャニーズの取締役であったジュリーさんがそんな一般人と同じレベルでいいわけがありません。

 

「知らなかった」と言うのではなく、「噂としては知っていたが、ジャニーさん本人に確認することはできなかった。不徳の致すところです」と言っていれば、会社法違反であることは変わりがなくても、もう少し世間の反発を抑えることはできたのでは。

 

 

◆ジュリー社長が「知らなかった」と言ったために起きていること

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「ジャニーさんは良い人」というイメージ戦略をしたのは誰だ

 

裁判でも認められた性加害者であるジャニーさんですが、私がそれを知る前、ジャニーさんの少年趣味というのは単なる噂、なんなら辞めた人の嫌がらせの可能性もあると思っていました。

 

というのも、ジャニーさんについてタレントが語るとき、掃除のおじさんにしか見えない普通の人だったとか、「ユー、やっちゃいなよ!」と面白いことを言うとか、ホタテの貝柱を干したものをくれたとか、そういう話をしていたからです。

 

そんなジャニーさんの良い人エピソードも、もしかすると計画的に話されていたのかもしれない、という指摘があります。

 

[以下引用]

24年前、「週刊文春」がジャニー氏の性加害を報道するも、他のメディアが取り上げることもなく何事もなかったように平穏を取り戻した頃。誰が最初に言い出したかは定かではないが、タレントがテレビでジャニー氏の話をするようになった。芸能関係者によれば「社長の話を公の場で話すのですから、社長自身か事務所の許可を得ていたと思う」という。

 

事務所の社長の話をすることすら珍しいのに、ジャニー氏に関しては面白おかしくエピソードを紹介。タレントを「ユー」と呼び、「ユー、やっちゃいなよ」は最も有名なジャニー氏のフレーズとなった。ちなみにメリー氏の話は一切しない。

 

タレントがテレビで語るジャニー氏の人間像は誰もが好印象を持ったはず。アイドルを目指す少年とその親も「優しくてみんなに愛されている社長なら安心して任せられる」と思っても不思議はない。

 

実際、「ジャニーズに入りたい」「うちの子をジャニーズに入れたい」という人たちが一気に増えた。ジャニー氏=いい人が定着していく一方で、性加害は繰り返されていた可能性も否定できない。

[ゲンダイネット]

 

 

つまり、会社としてジャニーさんはいい人だと告知するキャンペーンをしていた可能性があるということですよね。

 

それも、ジュリーさんは知らなかったんでしょうかねえ。

 

この辺のことを知る人が話をしてくれると、会社としての責任を問えるのでは。

 

あのジャニーさんの面白いエピソード自体は本当にあったんだとは思います。

 

でもそれを表に流すようにした背景に、裁判で負けてしまった事務所が生き残るための戦略があったんだとしたら。

 

そしてその結果、新しい被害者を呼び込むことになってしまっていたなら。

 

隠した事務所の罪深さはもちろんですが、協力してしまったジャニタレは何重もの苦しさがありますね。

 

被害者の方々のコメントを見ると、被害を受けた人が盛んに「ジャニーさんはいい人」と言うのは、自分を守るためというのもあるのかなと。

 

ジャニーさんはいい人だから、自分もジャニーさんのことが好きだから、だからこういうことをされているのは、おかしいことじゃない、男同士ではあるけど、好きなんだから間違ってない。

 

と思いこまないと耐えられなかったのかなと。

 

とにかく今後同じ思いをする人が増えないよう、法改正がなされることを望みます。

 

◆あの元Hey!Say!JUMPも被害者だった?

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