作家の万城目学さんが無礼過ぎるフジテレビに絶縁宣言したといいます。「原作使用禁止!」を言い渡されるのは「海猿」の佐藤秀峰さん、「ようこそ、わが家へ」の池井戸潤さんに続いて3人目となるため、フジテレビのドラマ制作班はかなり意気消沈しているようです。
※こちら直木賞作品。
プリンセス・トヨトミ [ 万城目学 ]
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[以下引用]
綾瀬はるかと堤真一のW主演で公開中の映画『本能寺ホテル』。鈴木雅之監督で、綾瀬が主演して興行収入16.2億円を記録した『プリンセス トヨトミ』のキャスト・スタッフが集結したことで話題性も高かった。
「それが昨年末、作家の万城目学先生がTwitterで『映画のために苦労して書いたオリジナル脚本を全ボツにされたと思ったら、その内容が完成された映画でパクられていた』などとツイートしたんです。作品名は出していませんが、これが『本能寺ホテル』なのは間違いありません。その後、『週刊文春』(週刊文春)など各メディアが後追いしましたが、万城目先生はフジテレビに対して『もう自分の原作を使うな!』と“絶縁宣言”したそうです」(芸能事務所関係者)
実際、撮影中も台本がなかなか仕上がらず、綾瀬や堤をヤキモキさせたという。
「もともと、2人とも万城目さんの脚本ということで出演を決めたんです。それが、フタを開けてみたら先生が途中で降りるわ、本は出てこないわで、現場は騒然となっていたそうです。口には出していませんでしたが、役者さんはみんな、不満そうな顔をしてましたよ」(映画スタッフ)
フジテレビは08年にも、ドラマ『鹿男あをによし』で万城目学の原作を使用するなど、関係は良好だったのだが――。
「一部の人間が礼儀を欠いて、自分たちに都合のいいように話を進めるものですから、原作者が怒るんです。佐藤先生の『海猿』も、先生に相談なく関連書籍を出したことで怒られて、池井戸先生にも『ようこそ、わが家へ』の主人公を勝手に父親から息子に替えたことで怒られて……。フジテレビは本当に反省しない局だと、業界で話題になってますよ」(芸能事務所関係者)
[日刊サイゾー]
あらら、また怒らせちゃいましたか。
万城目学さんといえば、以前から「世にも奇妙な物語」のファンを公言していて、2010年に放送された「20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜」では原作を書き下ろし、自身もエキストラ出演をするなど、フジテレビとは良好な関係だったんですけどね。
なんとももったいないというか。
世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜
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それにしても、フジが万城目さんに脚本を依頼して、必死に書き上げたその作品を全ボツにしておきながら、勝手に他の映画に盗用するなんて、にわかには信じられません。
実際、「本能寺ホテル」には万城目さんの名前はクレジットされていませんが、こんなこと、法的にも道徳的にも決して許されることではないのでは?
万城目さんが訴訟を起こしたら、それこそ莫大な損害賠償が発生すると思うのですが、どうなんでしょうか。
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一部報道によると、フジテレビはこれまで散々コネ採用を繰り返してきたことで、上に立つ人間が無能な人ばかりになってしまっているといいます。
そのため、現在のような会社存続の危機に陥っても有効な見出だせないどころか、こんな状況下でも上層部の人間は保身ばかりを考え、リスクのあるオリジナル脚本を避け、無難な「原作付き」の作品しか許可しないんだとか。
確かに原作付きであれば、なんとなく責任の所在が曖昧にはなりますし、自分の経歴にも✕は付かないんでしょう。
でも、ここまで落ちぶれてしまった現在、失敗を恐れずどんどん新しいことに挑戦していかないと、道は切り拓けないと思うんですけどね。
意識だけは昔のフジ全盛期の頃のまま尊大だから、こうやって人気作家の方たちから総スカンを喰らってしまうんでしょう。
もう、どこかちゃんとした日本企業に身売りしたほうが良いのでは…?
※エリートカップル誕生まで秒読み段階!
※ボクからパパに進言しとこうか?
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