ASKAさんや清原和博さんなど、有名人が逮捕されるとすぐに噂されるのが、次に逮捕される芸能人のイニシャルと、芋づる式逮捕です。

今回もいくつのイニシャルが飛び交ったかわからないくらいですが、そんな中、週刊新潮は長渕剛さんの名前を実名報道しました。それにはきちんと理由があるといいます。

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[以下引用]

そんななか、関係者の注目を特に集めているのが大物歌手N(59)だ。Nといえば、1995年に警視庁の家宅捜索を受けて大麻所持で逮捕されたことがあるものの、覚せい剤の使用については否認していた。だが、ここに来て新たな疑いが浮上。2月10日発売の『週刊新潮』が「清原は、Nのために、覚せい剤の調達役を担ったこともあった」などと実名で報道したためである。

「有名人の薬物疑惑に関する報道は、たとえ確証があったとしても名誉毀損で訴えられるリスクを考慮して、名前を伏せるケースが一般的でした。また、名前を出すことで本人が警戒し、逮捕が遠のく可能性もあります。それなのに大物歌手を実名報道したということは、『週刊新潮』はたとえ裁判に発展しても“完封”できるような証拠を掴んでいるということでしょう」(前出の週刊誌記者)

記事内容によれば、清原容疑者のガラケーにはNと共に「シャブでぶっ飛び、焦点の定まらない、うつろな目」をした写真があったのを見た人物がいるといい、また清原容疑者は過去に薬物使用疑惑を報じられた際、Nに相談を持ちかけていたとも。しかし、警戒心の強いNはあっけなく清原容疑者を突き放し、関わらないようにしていたと伝えている。

「この記事が出ることを知ったNサイドは『まったくの事実無根』とし、同誌発行前に内容証明を送って記事化を阻止しようとしました。しかし、それはNなりの精一杯の抵抗であり、この件が裁判沙汰に発展する可能性は限りなく低いでしょうね。これは、2014年に『週刊文春』(文藝春秋)によって薬物使用疑惑を実名報道された清原容疑者が、裁判を断念したことと同一のパターンと言われています。そして清原は2年後、警察の賢明な捜査の末に逮捕という結末を迎えましたが、果たしてNはどうなることか」(芸能関係者)

[デイリーニュースオンライン]



ここへ来て「N」と敢えてイニシャル表記なんですね。

実際、週刊新潮が報じたのは長渕剛さんなわけですが。

 「長渕剛は覚醒剤仲間」清原和博が周囲に暴露していたことが発覚!まさかの逮捕も?

TOCANAの今回の報道に関する長渕さんの激怒ぶりを報じる記事には「『新潮』が発売される前に、編集部に内容証明が届きました。ほぼ間違いなく、これから名誉毀損などで裁判を起こすことになりそう」というレコード会社関係者のコメントが掲載されていました。

名誉毀損について調べたところ、名誉毀損には刑事事件と民事事件があり、刑事事件の場合は証拠と共に警察署、検察庁に告訴、民事事件の場合は名誉毀損した相手に損害賠償請求を裁判所に申し立てする必要があるとのこと。

そして、以下の3点が満たされれば名誉毀損にはならないそうです。

(1)公共の利害に関する事実であること

(2)もっぱら公益を図る目的に出た場合であること

(3)摘示した事実が真実であると証明されること

週刊新潮はこの(3)について自信があり、訴訟を起こすであろう長渕さんもそんな証拠はないと自信があるということなんですね。

その決着は長渕さんが裁判を起こした結果を待つしかないわけですが…。

ただ、ASKAさんや清原さんの時も思ったのですが、証拠に自信があるから実名報道する、で、マスコミはいいのでしょうけど、それで報じられた人がクスリを止めてしまう可能性もあるのに、警察との兼ね合いはいいのでしょうかね。

※ネットで読めます

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たとえ報道され危ないとわかっていても、手を出さずにいられなくなるのが覚醒剤、なのでしょうか。

清原さんは10年ほど前、タニマチと巨人のチームメイトが相次いで覚醒剤所持で逮捕された時に、いきなり丸坊主にしたことから警察に目をつけられたという報道もあります。

 追い詰められた清原和博!薬物使用疑惑は球界全体へ波及か

警察は10年間マークを続け、最終的には「親友」がタレコミして所持逮捕に至りました。

また、清原さんの事件では既に清原さんの売人が逮捕されており、清原本人でなくとも、この売人が容疑を認めると、本当の「芋づる式」が実現する可能性が高くなると言われています。

ただ、逮捕秒読みと言われても、ASKAさんも清原さんも実名報道から1,2年後の逮捕でした。

覚醒剤の事件は、長い目で見る必要があるのかもしれません。

※ちゃんと更生した人もいます。

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