先日婚約が発表された、尾上菊之助さんと中村吉右衛門さんの四女である波野瓔子さん。
おめでたいこの二人の結婚の裏には、松本幸四郎さんへの意趣返しがあると女性セブンが報じています。
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「音羽屋」の屋号を持つ尾上家は、歌舞伎の世界では名門中の名門で、特に“菊五郎”は市川團十郎と並ぶ大名跡です。
将来、その“菊五郎”を継ぐ菊之助さんは、市川海老蔵さんと並ぶ歌舞伎界の超プリンスです。
菊之助さんはこれまで江角マキコさん、知花くららさんなど芸能人との交際が伝えられたことがありましたが、最終的に結婚を決めたのは中村吉右衛門さんの四女である瓔子さんでした。
これは、お父さんの尾上菊五郎さんの妻・富司純子さんへの複雑な思いがあったからだといいます。
<以下引用>
東映の看板女優だった富司は、菊五郎と結婚した際、女優業を封印して家庭に入り、舞台裏から夫を支えた。しかし、結婚生活も10年が過ぎ、子供たちも大きくなると芸能界復帰を果たした。
「菊五郎さんは富司さんが表舞台に出ることを快く思っていません。芸能界の女性というのは、家に入っても自分のキャリアを完全には捨てられないかたが多いんです。それを間近で見ることになった菊五郎さんだからこそ、菊之助さんには常々、“結婚相手は一般人にしろ”と口酸っぱく言ってきたそうです」(前出・菊五郎の知人)
<女性セブン>
梨園の妻の仕事というのは片手間でできるものではなく、和服の作法をマスター、全国にいる贔屓筋へのチケット販売、後援会への挨拶回り、関係者への礼状書き、夫の体調管理や一門のお金の管理などなど、一から学ぶにはかなり大変な内容です。
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瓔子さんは梨園で育っていますからいろいろなしきたりは既に知っているし、吉右衛門さんの娘たちの中でも最も演劇好きで、社交的なタイプということで、「歌舞伎界のプリンス」を支えるにはうってつけな女性のようです。
そして、もう一方で、歌舞伎関係者の間では、この結婚の背景には松本幸四郎さんの高麗屋と、音羽屋、播磨屋(吉右衛門家)の長年に渡る確執があると囁かれているそうです。
<以下引用>
菊五郎と幸四郎は同い年であり、幼い頃から芸の道を競い合うライバル同志だった。
「音羽屋は高麗屋には負けないという自負がありますが、テレビ等の露出で松本家の方が知名度が高く、両家には半目があると言われていました」(歌舞伎関係者)
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さらに、菊五郎の娘である寺島しのぶはかつて幸四郎の長男・市川染五郎と交際していた。しかし、染五郎は寺島と交際中に、資産家令嬢との婚約を発表し、寺島は自殺を考えるほど大きなショックを受けた。娘を捨てた染五郎の仕打ちに激怒したのが父・菊五郎だった。
<女性セブン>
同じ梨園の女性と交際中に別の女性と結婚を発表だなんて、驚きますね。
当時、菊五郎さんは松本家に直談判する勢いでしたが、富司純子さんが「あんな男、別の女性と結婚してくれてよかったのよ」となんとかなだめたとのこと。
そういった経緯があり、染五郎さんの披露宴に菊五郎さんは出席しませんでした。
また、吉右衛門さんと幸四郎さんの間にも因縁があります。
二人は実の兄弟ですが、めったに一緒の舞台には立たないほど不仲です。
<以下引用>
「兄弟が不仲になったのは、母親の家の問題が関係しています。初代吉右衛門の一人娘だった母親は、松本家に嫁ぎ、そこで生まれた息子を後継者として中村家に養子に出さなければならなかったんです。それで次男である吉右衛門さんが養子に出されて、厳しい環境の中で育てられました。
一方で幸四郎さんは天才ともてはやされて育てられました。そんな生い立ちの違いがふたりの不仲を読んだといわれています。
ここで菊五郎さんと吉右衛門さんが手を組めば、もともと大きな勢力が、さらに強大な勢力となります。歌舞伎界で大きな力を持った両家ならば、その影響力で松本家を孤立させることも可能なんです。だから、幸四郎さんは両家の結婚に焦ってると思いますよ。尾上家と中村家にしてみれば、結婚によって松本家への“意趣を晴らす”ことになりますよね」(中村家の知人)
<女性セブン>
いろいろ複雑ですが、中村吉右衛門さんの家も娘さんが4人ということで、菊之助さん夫婦にはそちらの跡取りを生むことも期待されているとか。
そうなると、結局幸四郎さん・吉右衛門さん兄弟と同じ運命の子供が誕生することが、既にもう決まっているということで。
瓔子さんにしても、男の子を二人生むというプレッシャーは大変なものがあると思います。
近頃は多少門戸が開かれているといいますが、そうは言っても基本的には「血」が優先されるのが歌舞伎の世界です。
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結婚が発表されたばかりの若い二人が背負うものは大きいですね。
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