木村拓哉さんと共演した『ロングバケーション』以降、ほとんど引退状態だった山口智子さんが16年振りに連続ドラマ『ゴーイングマイホーム』に出演します。

その裏には視聴率が取れなかった場合の逃げ道まであるという、至れり尽くせりの待遇があったようです。

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※1996年放送、全話平均視聴率が29.6%でした。

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(   結婚式当日に相手に逃げられた南(山口智子)と、年下のピアニスト瀬名(木村拓哉)の同居生活をコミカルに描いた、1996年にTV放映の大ヒット恋愛ドラマ。略称の「ロンバケ」は当時の流行語にもなった。 <br>   本編では、日常のページをめくるようにゆるやかなラブ・ストーリーが展開される。北川悦吏子脚本による何気ないセリフのひとつひとつが心に響く。また、山口智子、木村拓哉が演じるキャラクターがとにかく自然体で生き生きしており、そこがこのドラマ最大の魅力となっている。 <br>   共演には後に連ドラの顔となる竹野内豊、稲森いずみ、松たか子といった顔ぶれ。人気モデルりょうが女優デビューを果たした作品であり、広末涼子までもが出演している。また、久保田利伸とナオミ・キャンベルが歌う主題歌も話題になった。あらゆる意味で魅力的な作品である。(井上新八))

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1990年代に“連ドラの女王”と呼ばれた山口智子さんですが、唐沢寿明さんと結婚した1995年からは徐々に女優業を縮小し、翌年放送された木村拓哉さんとの共演作『ロングバケーション』を最後にCMを中心に仕事してきました。

その理由は様々噂されていましたが、

<以下引用>

「子供が欲しかったようで、不妊治療も重ねていたみたい。諦めるというより気分転換のつもりで、この仕事を受けたのではないか」(芸能ジャーナリスト・石山裕氏)

<週刊新潮>



ということで、事実ならなんとも切ないのですが、非常にデリケートな部分ですし、この石山さんの「みたい」とか「ではないか」みたいな言い方で言われたくなかったでしょうね。

「気分転換」という点に含みがありますが、今回『ゴーイングマイホーム』に出演を決めたのは、松嶋菜々子さんの『家政婦のミタ』が大きなきっかけだったようです。

※昨年の10月クールで最終話視聴率40%を獲得

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<以下引用>

「山口は松嶋菜々子が『家政婦のミタ』で復帰したのを見て、“次は自分が出てもいい”と自ら日本テレビに申し入れたんです。ところがフジテレビで今年6月、トレンディドラマの元プロデューサーの大多亮氏が常務になり、山口はそちらに接近。大多さんも“山口に賭けるか”となりました」(芸能デスク)

<週刊新潮>



確かにずっと連ドラに出なかった山口さんの復帰作なら注目を集めますし、視聴率不振のフジですからこういうところは押さえたいでしょう。

ひらめきこれで慌てなければおかしい!

フジのゴールデンの視聴率がヤバイ→ geinou ranking geinou reading

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ということでフジテレビは、山口さんを最大限持ち上げています。

<以下引用>

「山口を至れり尽せりで迎えていますね。今、男の俳優の中では人気ダントツの阿部寛、主役を張れる宮崎あおいや西田敏行、そのうえ売れっ子映画監督の是枝裕和さんが脚本から手掛ける。映画が1本撮れるくらいの豪華な顔ぶれです」(芸能評論家・肥留間正明氏)

「みな山口に優しく気遣いができる人ばかり。彼女を口説くとき、カムバックしやすいキャスティングをすると約束したのでしょう」(前出・石山氏)

これなら失敗しても、阿部の責任みたいにできるという計算も、山口にはあったのではないでしょうか」(前出・芸能デスク)

<週刊新潮>



失敗を阿部寛さんに押し付けられるとまで考えたかはともかくとして、久々の連ドラ復帰でいきなり単独主役はさすがにきついですしね。あまり負担のない役を選んだのかもしれません。

そんな山口さんが16年で変わったところと変わらなかったところとは。

<以下引用>

かつて山口は誰としゃべるのもタメ口で、現場でも態度が大きかったのに、今回はきちんと敬語を使い、“成長”が感じられます。だから現場は和やかですよ。ただ、カメラやマイクの精度も16年前に比べて格段に良く、戸惑いもあるようです。

※近年の「タメ口女優」上野樹里さん

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また、映画監督が演出しているのでいつもと勝手が違い、出演者が少しピリピリしていますが、山口は“台本がおかしいと思ったら夜中でもすぐに監督に電話します”と発言。監督を役者仲間と勘違いしている失礼な話で、女王様気分が抜けていないなあとも思います」(民放の制作関係者)

<週刊新潮>



是枝監督に夜中でも連絡する、というのは山口さん自身も「せっかちで一秒でも早く結果を求めたくなるので、台本で分からないと監督に電話やメール出さないと気が済まない」と話していて、是枝監督は「夜中にメール来るんです」と笑顔で返していたとのこと(スポーツ報知より)。

ここまで至れり尽せり、周囲にも恵まれて迎えられた山口さんには、その代償として「視聴率」という重圧があります。

<以下引用>

初回の視聴率が最低でも16~17%、できれば20%いかないとダメでしょう。ところが、局内からも“今の山口では無理だろうな”という声が聞こえてきます。“そんな女優知らない。いつの人よ?”という若い視聴者も増えているし、F2と言われる35歳以上の女性の間では、2児を育てた松嶋に比べ、育児もないのに優雅に休んでいた山口への反発が強いのです」(前出・芸能デスク)

<週刊新潮>



いろんなことを経験している35歳以上の女性がそういう意味で反発、しますかねえ。

ただ、山口さんが活躍したのは1990年代ですから、山口さんを知らない人が多いのは当然でしょうね。

このところの傾向を見ても、結局ドラマはストーリーが大事で、プラスアルファが出演者などの要素だと思うのですが、そういう意味では、山口さんも宮崎あおいさんも、映画監督の是枝裕和さんが監督だというところも興味を引きますから、多少有利かなとは思います。

そして大事なストーリーは、「阿部寛演じる『体は大きいのに(人間が)小っちゃい』CMプロデューサーが、病に倒れた父を尋ねた長野で出会う人々や、クーナという小人伝説を巡るドラマ」で、「世界は見えるものだけでできてるんじゃないんだよ」というのがキーワードのハートウォーミングな話のようです。

※主題歌は槇原敬之さんの「四つ葉のクローバー」

槇原敬之/四つ葉のクローバー

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ドラマの公式サイトには「今週のお料理レシピ」というコーナーが用意されているので、フードスタイリストを演じ、私生活でも料理上手と言われる山口さんが、毎回なにかキーになるような料理を披露するんでしょうね。

なかなか興味深いですが、「今の山口智子」に興味がある人も確実に見たければ録画に回すかもしれませんし、そもそも関東地方で言えばたった600世帯の人が何を見たかを調べた結果が視聴率なのに、16%だの20%だの言っても仕方ない気はします。

それでも一番指標にされているのが視聴率ですから、良ければ当たった、悪ければコケた、という評価になるのはやむを得ません。

同時に、松嶋菜々子さんを第一線に復活させた日テレに対し、フジテレビの力量が問われるドラマになりそうです。

是枝裕和さんのツイッターはこちらから

※ものすごい展開の早さで「ジェットコースタードラマ」と言われました。

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