間寛平、明石家さんまも巻き添えに！島田紳助の引退の陰にはまだまだ裏がある

投稿 2011/09/08更新 2017/08/09
お笑い芸人

島田紳助さんの引退の陰で、吉本興業が暴力団との関係を問いただすため、大物芸人たちを事情聴取していたと週刊文春が報じています。

この度名前が出たのは、間寛平さんと明石家さんまさん。

紳助さんは、この長年付き合いのある二人までも巻き込んでいたのです。

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今まで報じられた島田紳助さんと渡辺二郎氏の間で取り交わされた106通のメールの中で、紳助さんが渡辺氏にチケットを融通したイベントがあるという情報がありました。

これまでは伏字となっていたそのイベントは間寛平さんの「寛平まつり　2006」だったことがこの度明らかになりました。

この「寛平まつり」は、寛平さんがアースマラソンに出場するため一時休止した2008年まで毎年行われた人気イベントです。

主役はあくまで寛平さんですが、さんまさんや村上ショージさんといった常連のほか、人気タレントが多数出演するため、チケットの入手はかなり困難となるそうです。

問題の2006年も、9月3日にチケットが発売され、開始10分でソールドアウト、立見席まで作られたとのこと。

紳助さんと渡辺氏のメールからは、このチケット確保に苦労した様子が伝わります。

＜以下引用＞

紳助さん→渡辺氏

「090 xxxx寛平さんの番号です。　おわって10分で　電話くださいとのことです」（06年9月5日）

「来週月曜　寛平祭のチケット私に手に入ります！入ったらすぐおくります」（9月7日）

渡辺氏→紳助さん

「色々無理を言ってごめんね会長も親分の子供だけに、なんとかして上げたいと思っているし、高山さんからの頼みなのでかっこを付けなくてはいけなかったと思います。寛平さんにも会える用（原文ママ）だし良かったです。当日は僕が行って楽屋まで連れて入ります」

紳助さん→渡辺氏

「めちゃめちゃ　頑張ってくれて　もってた人　身内でいたみたいで　前から9列目の人と　チケット交換してもらったみたいです。前から9列目です。ホッ」（9月12日）

＜週刊文春＞

こうしたチケットの融通は利益供与にあたり、これだけでもコンプライアンス上大問題ですが、吉本が心配したのはそれだけではなかったとのこと。

＜以下引用＞

「メールのやりとりからもわかるように、ひとつは、寛平さんの携帯番号が暴力団関係者に伝えられ、すでに何度か通話していると推測されること。

そして、暴力団関係者が楽屋で寛平さんと面会していた可能性があることでした。

会場となった『なんばグランド花月』は、楽屋がものすごく狭い。だから楽屋に通されれば、ほとんどの出演者と顔を合わせていたはずなのです。

そうすると、暴力団関係者が寛平さんのみならず、さんまさんとツーショット写真を撮っていた可能性も出てくる。そんなものが表に出れば、紳助さんの引退だけでは済まなくなります」（吉本興業関係者）

＜週刊文春＞

「寛平まつり　2006」には友近さんや山田花子さん、たむらけんじさんなどなど当時の売れっ子がたくさん参加していたとか。

こういった面々は大丈夫だったのでしょうか。

週刊文春は、さんまさんと寛平さんにもこの件につき取材しています。

＜以下引用＞

仕事帰りのさんまを直撃したところ、温和だった表情が一転、眉間にシワを寄せて引きつった表情となった。

―06年の寛平まつりで、暴力団関係者と写真を撮った記憶はあるか？

「オレは全く知らんよ」

―暴力団と面識は？

「ないない。オレはね」

それでは間寛平はどのように答えるのか。

―寛平まつりで紳助に頼まれてチケットを手配したことはなかったか。

「紳助のマネージャーが僕のマネージャーにチケットを頼んだのは聞いたよ。でも僕は全然関わってない」

―楽屋で暴力団関係者と写真を撮った記憶は？

「写真は覚えないで。ただ、撮ってくれといわれて断るわけいかんでしょ」

―紳助と暴力団の関係は知っていた？

「いや、全く知らなくて」

＜週刊文春＞

吉本興業によると、寛平さんは当日は多くの方の訪問を受け、誰が来たか覚えていないと答えているようです。

確かに、毎年行っていたイベントですし、いきなり「2006年に誰が来た？」と言われても覚えてなくとも無理はないのかも。

ただ、暴力団の人と会ったのであれば、さすがに覚えていそうな気もしますが…

それにしても紳助さん、なぜここまで吉本の芸人さんを巻き込んでしまったのでしょうか。

紳助さんと寛平さんは37年もの付き合いなんだそうです。

引退した時、寛平さんは「残念やなあ｡すごく僕はお世話になりましたから…」としみじみと答えていたとか。

さんまさんにしても、紳助さんは「親友」とまで言っていた仲のはず。

「親友」明石家さんまは…

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暴力団の歓心を買うために芸人仲間を利用していた紳助さんに対して、吉本社内にはかばう声はまったくないようです。

金銭関係は否定していた紳助さんですが、紳助さんは極心会に会費を払っていた、という暴力団関係者の証言も、文春には紹介されていました。

そして、トラブルを抱えた知人に暴力団を紹介したこともあるとのこと。

テレビで観せていたあの笑いの裏が、ここまで黒かったとは…

会見で紳助さんが「これからは一般人、ウソを書かれたら提訴する」と言い切ったにも関わらずここまで次々と報じられ、また紳助さんからの動きが感じられないのは、紳助さんが本当に提訴し裁判になると、紳助さんが心酔している極心会の面々にも迷惑がかかるため、という話もあります。

また、ここまで週刊誌が次々と報じるのは、「今までウソばかり書かれてきた」と言った点に週刊誌が怒ったとか。

とはいえ、ここまで黒い話は正直疲れてきました。

そろそろ明るい話題がほしいですね。