常田大希さんが主催するバンドMILLENNIUM PARADE(ミレニアム・パレード。ミレパ)世界ツアーが全公演中止となることが発表されました。
その理由は「目指す演出ならびにクオリティーを全公演で再現できない」ということですが、なにかあったのでしょうか。
常田大希が発表した世界ツアー中止の理由
欧米レーベル2社と契約し世界進出を本格化したミレパ
2024年5月、MILLENNIUM PARADEは欧米レーベル2社と契約したことを発表。
5月10日には第一弾シングル『GOLDENWEEK』を配信リリースしました。
GOLDENWEEK – MILLENNIUM PARADE
そして2024年6月18日に世界9都市を回るツアーを行うことを発表。
2024年11月2日(土)メキシコシティ・Lunario del Auditorio Nacional
2024年11月4日(月) ロサンゼルス・The Fonda Theater
2024年11月7日(木) ニューヨーク・Irving Plaza
2024年11月9日(土) トロント・Danforth Music Hall
2024年11月14日(木) ベルリン・Festsaal Kreuzberg
2024年11月16日(土) パリ・Le Trianon
2024年11月18日(月) ロンドン・HERE at Outernet
2024年11月20日(水) ユトレヒト・TivoliVredenburg Ronda
2024年12月19日(木) 東京・東京ガーデンシアター
2024年12月20日(金) 東京・東京ガーデンシアター
結構タイトなスケジュールですね。
世界ツアー中止の理由
昨日発表されたMILLENNIUM PARADEの世界ツアー中止のお知らせです。
このなかで理由として挙げられているこちら。
世界9都市を巡る今回のツアーの準備を進めていく中、MILLENNIUM PARADEとして目指す演出ならびにクオリティーを全公演で再現できないことが判明し、諸般の事情を鑑みてアーティストとスタッフで協議を重ねた結果、全公演を中止せざるを得ないという判断に至りました。
これが一体何を意味しているのかが話題になっています。
「目指す演出ならびにクオリティーを全公演で再現できない」とは?
ネットの推測
ネットで言われているのは、まとめるとこんな感じです。
- 思ったよりチケットが売れなかったから
- 海外だと費用がかかりすぎて赤字になるから
- 円安ドル高ユーロ高だから
要するに採算がとれないんじゃ、ということですね。
でも海外でツアーをやろうと思ったら為替の変動も考慮して予算を組むと思います。
それに、2024年5月は1ドル155円くらい、2024年8月末の現在は145円くらいで、今の方が円が強くなっているのに。
これは、チケットが思ったより売れなかったのかな、どの会場も1200人くらいの規模だし、アニメとタイアップしたヒット曲があるわけでもないし、と思ったのですが、常田大希さんがすでに正解を出していました。
常田大希による「正解」
常田大希さんが深夜のうちにポストした内容によると、理由は公表した文章そのまんま、演出とクオリティーの問題のようです。
うーん、これも、ツアーを発表する前に調べられなかったんでしょうか。
代案はなかったのでしょうか。
海外公演を日本から予約していた人にしたら、航空券やホテル、休みの確保など、いろいろとあったと思います。
そういったファンの事情よりも、チケット払い戻しの手間や費用よりも、この演出が再現できない、そっちが重要だったんですね。。
…MILLENNIUM PARADE世界ツアーの売れ行きは?
正直なところ、この演出が再現できるかどうかなんて、チケットを販売したあとに真面目に考えることじゃないと思います。
大きなお金と人が動くことが、こんないい加減でいいわけがありません。
そんなに優先したいことならば、絶対できると確定してからチケット販売したらよかったのに。
だから結局、海外でのチケットの売れ行きが良くなかったんじゃないかと邪推します。
要するに、技術的にこの演出がムリだったんじゃなくて、金銭的に金がかかりすぎて、その割に集客できなかったんじゃないかと。
少し前にYOSHIKIさんが海外ツアーを中止したときには、空席が目立つ座席表画像が出てチケットが全然売れてなかったんだね、という検証がなされていました。
ミレパについては海外での売れ行きがどうだったのかは確認できていませんが、逆に「売れてたよ!満席だよ!!」という証拠のようなものが出回らないと、きっとずっと言われますね。
あっという間に完売した東京公演分だけでもやれなかったかなあと、残念です。
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